不確実な未来を生き抜くための「経済史」(SB新書) [新書]

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不確実な未来を生き抜くための「経済史」(SB新書) [新書]

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出版社:SBクリエイティブ
販売開始日: 2015/06/17
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不確実な未来を生き抜くための「経済史」(SB新書) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    「官製相場」と言われる株高の一方で、一般家庭の家計は物価上昇で苦境に陥っている。やせ細る一方の実体経済と活況を呈する金融市場とのかい離―。こうしたアンバランスな経済状況は、日本がいま非常に不確実性の高い時期に差しかかっていることを示す。目一杯大きな視野から世界と日本の経済史を振り返ることで見えてくる経済の原理、資本主義のカラクリ。経済史をひもとけば、日本の進むべき道と私たちが今後生き残る術も見えてくる!
  • 目次

    はじめに――歴史を知ることでこれからの経済の流れがわかる!

    【第1章 経済史の黎明期】
    ・大航海時代、インドの植民地化とイギリス――イギリスが親分として君臨した時代
    ・資本主義を開花させた産業革命は、なぜイギリスで起こったか
    ・イギリスは「世界の工場」からいつの間にか「世界の銀行」へとシフトチェンジ
    ・欧米列強が資源・労働力の豊富な途上国を植民地に――国盗りゲームの過熱

    【第2章 16世紀以降は戦争というキーワードで経済史を総括できる ~インフレとデフレの法則】
    インフレ・デフレと戦争・平和には、密接な関わりがある。戦争が起きると国家は資金を必要とするため、お金を借りてインフレになる。その結果、殺伐とした雰囲気になってくる。逆に平和な時代はデフレになりやすいので、ある意味、平和を象徴しているともいえる。過去の戦争(第一次大戦、第二次大戦、冷戦など)の事例と照らし合わせて紹介する。
    ・平和な時代には経済がデフレになるという法則
    ・戦争で金を借りすぎてインフレになるのも避けられない宿命
    ・中国が資源を買いあさり、世界がインフレ化してきた時代
    ・きなくさい今後の戦争リスクを市場は察知し、織り込んでいく
    ・新冷戦(米中関係)の構図と中国で起きているバブルの着地点

    【第3章 ケインズからピケティまで ~経済思想家は各時代にどのような影響を与えてきたか】
    20世紀にはケインズ、マネタリストなど、さまざまな経済思想が登場したが、果たしてこれらの思想は経済を正しく導けたのか? それぞれの思想を紹介しながら、検証する。
    ・ケインズ理論とマネタリストとは
    ・ケインズ派は財政政策(財政出動、公共事業など)によって解決しようとするが、その欠点とは?
    ・マネタリストは金融政策(ゼロ金利、金融緩和など)によって解決しようとするが、その欠点とは?
    ・経済思想にある共通の欠陥とは

    【第4章 日本の経済史を点検する】
    20世紀の日本経済がどのように推移し、現代へと至っているのか? バブル経済、規制緩和とグローバリズム、増税など、過去の事例を照らし合わせながら、これからの経済の流れがわかるような内容にする。
    ・繰り返される「バブル経済」とその反動
    ・円高/円安――為替に振り回され続けてきた日本
    ・世界で起きる経済の規制緩和「グローバリズム化」とその対処法

    【第5章 アベノミクスは日本経済を救わない】
    「アベノミクス」ではデフレからの脱却を何より目指し、マイルドなインフレを促しているが、必ずしもそれが今後の日本経済を良くする要因になるわけではない。増田氏による大胆な経済予想とともに、アベノミクスの問題点についても迫る。
    ・小泉改革とアベノミクスは実はまるきり違う
    ・アベノミクスの「マイルドなインフレ」は実現不可能!?
    ・日銀の国債買い入れ、GPIFによる日本株の買い支え――「官製市場」といわれる不健全な市場はいつまでもつか

    【第6章 アベノミクス後の日本経済はこうなる】
    最悪のシナリオからソフトランディングまで、これからの日本経済の行方を読み解く。
    ・第三の矢、成長戦略はいつまでたっても放たれない
    ・アベノミクスの最悪の結末は、国債価格の暴落、ハイバーインフレ
    ・ハイパーインフレになれば国の債務(財政赤字)は帳消しになるが、しわ寄せは国民に
    ・アベノミクスのソフトランディングは、政権交代か自民反主流派の逆襲による経済政策変更
    ・昔の高度成長期に戻るのは無理なのだから、ある程度のデフレはむしろ国富を守る
    ・デフレを是とした着実な経済運営は可能だ
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    増田 悦佐(マスダ エツスケ)
    1949年、東京都生まれ。1973年一橋大学経済学部卒業。1975年、ジョンズ・ホプキンス大学修士号取得、1981年ジョンズ・ホプキンス大学大学院経済学部・歴史学部博士課程単位取得。ニューヨーク州立大学バッファロー校助教授を経て帰国し、帰国後は証券会社(ユニバーサル証券、ソロモン・ブラザーズ・アジア証券)でアナリストとして活動。建設・住宅・不動産業界を担当する。その後、HSBC証券東京支店調査部シニア・アナリストを経て、2005年からJPモルガン株式調査部シニア・アナリスト(不動産、建設、住宅業界担当)、2007年にJPモルガン退社後、2008年よりジパング入社、2010年より同社経営戦略本部シニアアナリスト
  • 出版社からのコメント

    ポスト・アベノミクスを見据えよう!
  • 内容紹介

    ◆官製相場、株高、格差拡大……
    歴史が物語る「資本主義のカラクリ」!

    ◆「経済史」をひもとくことで見えてくる日本経済の行く末、世界経済の向かうところ。
    ケインズやマネタリストなど時代を先導したさまざまな経済思想から、
    最近のピケティ「21世紀の資本」まで、博覧強記の著者がひも解く!

    ◆ピケティ「21世紀の資本」が巷間話題となっているが、所得・資本格差の拡大は資本主義においてとくに目新しい課題ではない。
    ではなぜこんなにも注目を浴びたのか?
    それは、もともと日本が欧米型パワーエリートが住む社会とは別種の、資本格差も知的格差も世界一小さい国であり、つい最近までそうだったからだ。

    ◆20世紀の日本経済はどのように推移し、現代へと至ったか。バブル経済、規制緩和とグローバリズム、増税など、過去の事例を照らし合わせれば、21世紀の経済の流れはおのずからわかる!

    ・小泉改革とアベノミクスはまるきり違う
    ・地方創生会議は、経済効率が悪いからこそ企業が逃げていく場所に強引に人と資源を縛り付ける愚策
    ・たとえインフレ率を上回る実質成長率があったところで、それは4~5%という威勢のよい水準に戻ることは土台無理
    ・デフレを是とした着実な経済運営は可能だった……
    など、目からウロコの着眼点で、アベノミクスのその先の日本経済がむかえる状況まで大胆に見通す!
  • 著者について

    増田 悦佐 (マスダエツスケ)
    1949年、東京都生まれ。1973年一橋大学経済学部卒業。ニューヨーク州立大学バッファロー校助教授を経て帰国し、帰国後は証券会社でアナリストとして活動。建設・住宅・不動産業界を担当する。その後、HSBC証券東京支店調査部シニア・アナリストを経て、2005年からJPモルガン株式調査部シニア・アナリスト(不動産、建設、住宅業界担当)、2007年6月からプリヴェ ファンド グループ常務執行役員。2009年ジパング入社、2010年より同社経営企画室シニア・アナリスト。評論家としても知られ、証券アナリストの視点からの経済評論のほか、日本文明と欧米文明の比較を主題とした評論にも力を入れている。近著に『城壁なき都市文明 日本の世紀が始まる』(NTT出版)、『3・11に勝つ日本経済』(PHP研究所)、『戦争とインフレが終わり激変する世界経済と日本』(徳間書店)、『危機と金(ゴールド)』などがある。

不確実な未来を生き抜くための「経済史」(SB新書) の商品スペック

商品仕様
出版社名:SBクリエイティブ
著者名:増田 悦佐(著)
発行年月日:2015/06/25
ISBN-10:4797382899
ISBN-13:9784797382891
判型:新書
対象:一般
発行形態:新書
内容:経営
言語:日本語
ページ数:255ページ
縦:18cm
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