アインシュタイン、神を語る―宇宙・科学・宗教・平和 [単行本]

アインシュタイン、神を語る―宇宙・科学・宗教・平和 の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  光量子説や相対性理論により、宇宙をニュートン力学から解放した物理学者は、ユダヤ系ドイツ人として、ヒトラー率いるナチに脅かされ、米国亡命を余儀なくされた。２０世紀、もっとも広く知られる人物アインシュタイン。その科学精神を支えた信仰とは、そして神とは何だったのか。社会学者であり詩人でもある著者との対話が、アインシュタインのこころを浮かび上がらせる。

• 目次

  対話1 アインシュタインとの出会い 1930年
  序◎ヒトラーとナチの跳梁下で
  相対性理論は両刃の剣／あわやテロの犠牲に／
  迫り来るファシズムの足音
  
  対話2 宇宙的宗教 1943年
  序◎米国亡命と新たな信仰との出会い
  現実的平和主義への転向／物質は実在するのか／
  自然法則と神／宇宙的宗教の意義
  
  対話3 アインシュタインの宗教観 1948年
  序◎またもシンクロニシティの兆し
  相対性理論をめぐる科学者たち／宇宙・神・宗教／
  ヒトラーの反ユダヤ主義／宇宙的宗教の確立のために
  
  対話4 世界平和と科学者の責務　1954年
  ユダヤの聖母／ドイツ知識人たちの運命／
  知性よさらば／聖なる好奇心をもつこと

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  ヘルマンス,ウィリアム(ヘルマンス,ウィリアム／Hermanns,William)
  １８９５‐１９９０。ドイツ生まれの詩人。フランクフルト大学でフランツ・オッペンハイマーに師事し、社会学で博士号を取得。渡米後、合衆国戦略事務局（ＣＩＡの前身）を経て、ハーヴァード大学、州立サンノゼ大学、スタンフォード大学にて教鞭をとる。スタンフォード大学フーヴァー研究所名誉教授・客員研究員
  
  神保 圭志(ジンボ ケイシ)
  雑賀紀彦。１９５３年、和歌山県生まれ。エネルギー開発関連事業のシンクタンク研究員を経て、２００２年に出身地の熊野に戻り、地域振興策の問題に取り組む

• 出版社からのコメント

  アインシュタインの科学精神を支えた信仰、神とは？詩人との対話の中で、物理学や戦争を論じ、争いを超克するための思想を打ち出す

• 内容紹介

  宗教対立によるテロが後を絶たない、戦後７０年の節目。第二次世界大戦下、アインシュタインは、ナチスの脅威に米国亡命を余儀なくされた。彼の科学精神を支えた信仰、神とは何だったのか？詩人との対話のなかで、物理学や戦争を論じ、神を語り、対立を超克するための「宇宙的宗教（コズミック・リリジョン）」の思想を打ち出す。初版刊行後、たちまち評判を呼び重版となった話題書の、待望の新装版。

• 著者について

  ウィリアム・ヘルマンス (ウィリアムヘルマンス)
  ドイツ生まれの詩人。フランクフルト大学にて社会学博士号取得。渡米後、合衆国戦略事務局（ＣＩＡの前身）を経て、ハーヴァード大学や州立サンノゼ大学などにて教鞭をとる。スタンフォード大学フーバー研究所名誉教授・客員研究員。
  
  神保圭志 (ジンボケイシ)
  1953年、和歌山県生まれ。エネルギー開発関連事業のシンクタンク研究員を経て、地域振興問題に取り組む。

アインシュタイン、神を語る―宇宙・科学・宗教・平和 の商品スペック