教養のフランス近現代史 [単行本]
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教養のフランス近現代史 [単行本]

杉本 淑彦(編著)竹中 幸史(編著)
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出版社:ミネルヴァ書房
販売開始日: 2015/06/27
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教養のフランス近現代史 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    17~21世紀フランスの政治社会の歴史のみならず、文化史にも目を配った初学者向けテキスト。図版や写真を豊富に掲載し、学ぶべきポイントを整理。教養としてのフランス近現代史を通して、学ぶよろこびを伝える1冊。
  • 目次

    はしがき(杉本淑彦/竹中幸史)

    序 章 フランス近現代史に何を見るか(竹中幸史)
        ――多様にして連接的な共和国
     1 教養のススメ
     2 『モンテ・クリスト伯』
     3 本書の範囲と構成
     4 政治社会と文化
     5 フランスらしい文化とは?

    第1章 ヴェルサイユの光と影(竹中幸史)
     1 先王たちの遺産――ルイ14世を生み出したもの
     2 特権の体系
     3 ルイ14世の治世――特権の再編
     4 ヴェルサイユの輝き
     5 「偉大なる世紀」のひずみ
     6 革命の序曲――ブルジョワジーの成長と「世論」
     7 17世紀の危機,18世紀における拡大と収縮――人口と経済

    第2章 フランス革命の衝撃(竹中幸史)
     1 貴族の革命,地方の熱気
     2 1789年の衝撃――中央と地方の共振
     3 「一にして不可分の共和国」の盛衰
     4 「世論」の独裁とナショナリズムの興隆
     5 習俗の革命
     6 フランス的工業化モデル
     7 革命の長期的影響

    第3章 ナポレオンとその時代(杉本淑彦)
     1 クーデタへの道
     2 イギリスとの覇権争い
     3 正負の遺産

    第4章 ガストロノミー(美食)の誕生(八木尚子)
     1 美食文化前史
     2 レストランの誕生
     3 媒介者としてのガストロノーム
     4 ガストロノミーの確立に向けて
     5 『味覚の生理学』誕生の要因
     6 共有される美食の価値観

    第5章 「モードの国」フランス(角田奈歩)
     1 絹とレースの国
     2 綿織物とフランス
     3 モード都市パリの成立
     4 世界の中のパリ・モード
     
    第6章 よみがえった王政(中山 俊)
     1 王政への回帰――後退か進歩か
     2 フランス革命の遺産
     3 「一にして可分」な文化的統合
     4 威信の回復にむけて

    第7章 民主と元首の相剋(長井伸仁)
     1 「1848年」と「1870年」のはざまで
     2 二月革命と第二共和政の成立
     3 ルイ=ナポレオン・ボナパルト
     4 ボナパルティスム
     5 繁栄の光と影
     6 帝政の栄光と悲惨

    第8章 絵 画(福田美雪)
     1 絵画を飾るふたつのサロン――「官展(Salon)」と「客間(salon)」
     2 絵画における「ピトレスク」――イタリア風景の発見
     3 ロマン派によるオリエントの夢想
     4 「伝統」対「現代性」――クールベとマネの登場
     5 光と色彩のたわむれ――印象派の革命
     6 ベル・エポックから「狂乱の時代」まで――絵画表現の新たな展開

    第9章 近代都市パリのまちなみ(北河大次郎)
     1 世界の中のパリ
     2 19世紀の整備の進展
     3 パリの近代化に対する批判
     4 第二次世界大戦後のパリ

    第10章 「ベル・エポック」から第一次世界大戦へ(岡部造史)
     1 第三共和政の成立
     2 共和政の国民統合
     3 共和政の危機と変容――穏健共和政から急進共和政へ
     4 世紀転換期の社会
     5 対外関係と戦争への道

    第11章 両大戦間期の社会(剣持久木)
     1 大戦の奈落からの再生
     2 相対的安定と平和主義
     3 新たな危機の時代
     4 反ファシズム人民戦線政府へ
     5 フランスファシズム

    第12章 多彩な文学世界(津森圭一)
     1 近代フランス文学の夜明け――ロマン主義とともに
     2 19世紀の中盤の文学――ロマン主義から写実主義へ
     3 19世紀末の文学――象徴主義にむかって
     4 20世紀初頭の文学――「ベル・エポック」を謳歌した作家たち
     5 両大戦間期それ以降のフランス文学

    第13章 移民と外国人(工藤晶人)
     1 移民の大陸
     2 近世のフランスとフランス人
     3 18世紀後半の断絶
     4 国籍法の近代
     5 寄せては返す波

    第14章 第二次世界大戦下のフランス(剣持久木)
     1 奇妙な平和から奇妙な戦争へ
     2 ヴィシー体制の対独協力
     3 国民革命――モーラス主義から反ユダヤ政策へ
     4 レジスタンスの展開
     5 占領期のフランス

    第15章 「現代思想」の系譜(坂本尚志)
     1 「現代思想」ブームと20世紀フランス思想
     2 サルトルの「主体の哲学」
     3 「概念の哲学」の系譜――エピステモロジー
     4 主体と構造――レヴィ=ストロースによるサルトル批判
     5 主体は概念に屈したのか?――主体の問題の再構成
     6 闘争する概念,共闘する主体

    第16章 復興から新時代へ(杉本淑彦)
     1 パクス=アメリカーナの中へ
     2 国内経済改革と福祉国家化
     3 植民地帝国の再建を目指して
     4 西ヨーロッパの統合を目指して

    第17章 知られざる工業大国(北河大次郎)
     1 フランス産業の今
     2 産業近代化の礎――体制と担い手
     3 近代産業のヴィジョンとイノベーション
     4 第二次世界大戦後の新たな展開

    第18章 ドゴールの時代(渡辺和行)
     1 ゴーリズム
     2 アルジェリア危機とドゴールの再登場
     3 アルジェリアの独立
     4 ドゴール外交
     5 繁栄の光と影

    第19章 文化遺産とツーリズム(中山 俊)
     1 文化遺産の保護制度
     2 文化遺産の略奪と返還
     3 旅行のなかの文化遺産
     4 ツーリズムの発展――民主化への道

    第20章 ヨーロッパ統合とフランス(上原良子)
     1 二つの戦後と国民国家の限界
     2 フランスの「栄光の三〇年間」とヨーロッパ
     3 オイルショックとフランスモデルの動揺
     4 冷戦の終焉とEUの発足
     5 グローバリゼーションとEUに反発するフランス

    人名索引/事項索引
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    杉本 淑彦(スギモト ヨシヒコ)
    京都大学大学院文学研究科教授

    竹中 幸史(タケナカ コウジ)
    同志社大学文学部講師
  • 出版社からのコメント

    政治社会の通史だけでなく,「料理」「モード」「絵画」「現代思想」「ツーリズム」など文化史も学べる入門書。
  • 著者について

    杉本 淑彦 (スギモト ヨシヒコ)
    2015年2月現在 京都大学文学部教授

    竹中 幸史 (タケナカ コウジ)
    2015年6月現在 同志社大学文学部講師

教養のフランス近現代史 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:ミネルヴァ書房 ※出版地:京都
著者名:杉本 淑彦(編著)/竹中 幸史(編著)
発行年月日:2015/06/25
ISBN-10:4623072711
ISBN-13:9784623072712
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:外国歴史
言語:日本語
ページ数:347ページ
縦:21cm
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