人間(ひと)とは何ぞ―酔翁東西古典詩話(叢書・知を究める〈6〉) [全集叢書]
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人間(ひと)とは何ぞ―酔翁東西古典詩話(叢書・知を究める〈6〉) [全集叢書]

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出版社:ミネルヴァ書房
販売開始日: 2015/06/27
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人間(ひと)とは何ぞ―酔翁東西古典詩話(叢書・知を究める〈6〉) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    五十余年気の向くままに東西の古典詩、文学に親しんだ著者が、「人間が生きること」とは何かを問う。サッフォーにはじまり、ヘシオドス、ヴァレリー、韓愈、蜀山人、西行、芭蕉。性愛、そして喜びと悲しみの美しき世界を逍遙する。ギリシア・ローマにはじまる東西の古典を巡る珠玉の旅。
  • 目次

     第Ⅰ部 藪睨み古典詩垣覗き
    第1章 自由気ままに垣覗き
     1 ギリシアの墓碑銘
     2 中国古典詩における月
     3 サッフォーの詠う月
     4 詩的ならざる詩
     5 江戸狂詩の鬼才の自嘲
     6 中世ラテンの飲酒詩

    第2章 古今東西垣覗き
     1 槍を横たえて詩を賦す
     2 人生はこれ夢
     3 閨怨あるいは女のひとり寝の歌
     4 艶なる印度古詩
     5 芭蕉俳句の漢訳

    第3章 男と女、富と貧を垣覗き
     1 素朴なるアルバ
     2 洒脱なる漢詩和訳
     3 催馬楽に見るおおらかな性表現
     4 異教徒詩人の女性諷刺
     5 「儒侠」の豪放な飲酒詩
     6 良寛和尚の貧の歌
     7 乞食(こつじき)詩人の歌

    第4章 苦しみ、悲しみ、そして喜び垣覗き
     1 中世を生きる才媛の哀しみ
     2 中世歌謡に見る無常観
     3 学者先生の退屈な詩
     4 一休和尚の図形詩
     5 中世ユダヤ詩人の「ハルチャ」三篇
     6 幕末志士高杉晋作の詩二首
     7 ルネサンス女流詩人の悲恋の詩
     8 蜀山人大田南畝の狂詩二首
     9 江戸文人の戯れの「姦詩」

    第5章 漫歩しながら垣覗き
     1 ビザンティンの民衆歌謡
     2 詩人と貧
     3 泥棒詩人の悔悟の詩
     4 貧を嘆く学者詩人の詩
     5 「詩経」の素朴な愛の詩
     6 画家・彫刻家の詩
     7 文人画家の詩

    第6章 狂詩の愉しみ
     1 衰退する漢文とラテン語教育
     2 寝惚先生と銅脈先生

     第Ⅱ部 ギリシア・ローマ文学閑話
    第7章 詩と哲学の相克
     1 客観的真理と虚
     2 西行・マラルメ・ルクレティウス

    第8章 ホメロスと海
     1 海を知らなかったギリシア人
     2 「海の叙事詩」としての『オデュッセイア』

    第9章 ヘシオドスの描いた楽園
     1 楽園への憧れ
     2 ギリシア人の楽園

    第10章 歌と詩のあいだ
     1 縁遠い合唱抒情詩
     2 失われた音楽の面影

    第11章 近代的なエウリピデス
     1 頂点に立つ三大悲劇詩人
     2 巨人の筆──アイスキュロス
     3 千古不朽の傑作──ソポクレス
     4 ギリシア悲劇の変革者──エウリピデス

    第12章 アリストパネス的笑い
     1 古代アテナイの政治でも
     2 今ほしい痛快批判精神
     3 豊饒な笑いの世界へ

    第13章 牧歌の伝統
     1 牧歌というもの
     2 牧歌の創始者としてのテオクリトス
     3 ウェルギリウスとローマの牧歌
     4 ルネサンス以後の牧歌

    第14章 ヴァレリーによる『牧歌』の翻訳
     1 ヨーロッパの教養人とラテン語
     2 ラテン語とフランス語の言語空間の違い
     3 消えるウェルギリウスの面影

    第15章 ギリシア歳時記
     1 ギリシアの四季
     2 春されば 天つ乙女が
     3 萌黄の頸の 春の鳥が
     4 陽が肌を焦がす
     5 やかましく鳴く蟬よ
     6 秋山の 木の葉を見ては
     7 あらゝげる 寒あらし
     8 霧氷に覆われた森

    第16章 『さかしま』の呪縛
     1 ラテン語散文の黄金時代
     2 『さかしま』の主人公のラテン語観
     3 キケロへの接近

    あとがき即ち贅言
    索  引
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    沓掛 良彦(クツカケ ヨシヒコ)
    1941年生まれ。早稲田大学露文科卒業。東京大学大学院博士課程修了。狂詩・戯文作家。戯号、枯骨閑人
  • 出版社からのコメント

    サッフォー、ヘシオドス、韓愈、蜀山人、芭蕉…時代を超えて受け継がれた古典からの智恵
  • 著者について

    沓掛 良彦 (クツカケ ヨシヒコ)
    西洋古典学者、比較文学者。東京外国語大学名誉教授。

人間(ひと)とは何ぞ―酔翁東西古典詩話(叢書・知を究める〈6〉) の商品スペック

商品仕様
出版社名:ミネルヴァ書房 ※出版地:京都
著者名:沓掛 良彦(著)
発行年月日:2015/06/25
ISBN-10:4623074102
ISBN-13:9784623074105
判型:B6
対象:一般
発行形態:全集叢書
内容:哲学
言語:日本語
ページ数:237ページ ※232,5P
縦:20cm
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