海軍の日中戦争―アジア太平洋戦争への自滅のシナリオ [単行本]
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海軍の日中戦争―アジア太平洋戦争への自滅のシナリオ [単行本]

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出版社:平凡社
販売開始日: 2015/06/22
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海軍の日中戦争―アジア太平洋戦争への自滅のシナリオ の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    海軍=善玉の通説を覆す、真珠湾攻撃の知られざる事実。日中戦争を対米英戦の実戦演習ととらえ、南進と大規模な空爆を決行、さらなる泥沼化を進めたのは海軍だった。国の命運より組織的利益を優先させ、ついにはアジア太平洋戦争へ。東京裁判でつくり上げられた「海軍免責論」「海軍神話」に真っ向から挑む力作。
  • 目次

    はじめに
    “知能犯”だった海軍の日中戦争

    第1章 海軍が仕掛けた大山事件
    1 盧溝橋事件と海軍の作戦始動
    2 船津和平工作を破綻させた大山事件
    3 謀略・大山事件の真相
    4 「密命」の証明
    5 第二次上海事変 ── 日中戦争の全面化

    第2章 南京渡洋爆撃──「自滅のシナリオ」の始まり
    1 不首尾だった八月一四日の渡洋爆撃
    2 八月一五日の南京渡洋爆撃
    3 中国空軍「八一四空戦」勝利の記念
    4 山本五十六の涙
    5 「世界戦史空前の渡洋爆撃」
    6 狙いどおりの海軍臨時軍事費獲得

    第3章 海軍はなぜ大海軍主義への道を歩みはじめたのか
    1 海軍軍縮条約に加盟した海軍の時代
    2 「悲劇のロンドン会議」
    3 「海軍良識派」を追放し大海軍主義へ
    4 南進政策を「国策」とする
    5 一九三六年に準備された海軍の日中戦争

    第4章 パナイ号事件── “真珠湾攻撃への序曲”
    1 南京空爆作戦──対米戦航空用兵訓練の開始
    国民精神総動員体制の発足/戦略爆撃の先駆/“南京空襲の壮挙”(一九三七年九月一九日)
    対米航空用兵の実戦訓練/十二試艦上戦闘機(零式戦闘機)の開発へ
    2 日本を世界から孤立させた海軍
    都市爆撃に対する国際連盟の対日非難決議/歯止めなき都市爆撃の拡大
    民間人の生命・財産の被害/ルーズベルト大統領の「隔離演説」
    ブリュッセル会議と海軍の慢心
    3 パナイ号撃沈事件の真相
    南京攻略戦と海軍航空隊/アメリカ砲艦パナイ号を撃沈する
    “Remember the PANAY ! ”/日米「円満解決」という欺瞞
    “真珠湾攻撃への序曲”の証明

    第5章 海軍の海南島占領と基地化──自覚なきアジア太平洋戦争への道 269
    1 長期戦を利用した航空兵力・兵員の拡充
    ゴールのない長期戦へ/海軍航空兵力の大拡張
    2 一九三八年に海軍航空隊が実施した空爆作戦
    最初の海軍航空基地・三灶島
    3 海南島の軍事占領と南進基地化
    海軍の海南島進攻作戦/海軍の治安掃討戦、強制連行・強制労働、「慰安所」
    4 自覚せざるアジア太平洋戦争への道
    日米通商航海条約廃棄/「レインボー計画」の作成
    「太平洋上の九・一八事変」──蒋介石の慧眼

    第6章 決意なきアジア太平洋戦争開戦への道
    1 重慶爆撃
    「五三、五四大空襲」と入佐俊家飛行隊/百一号作戦
    2 対米航空決戦の実戦演習
    「零戦」の登場──大きく傾いた開戦への歯車
    3 重慶爆撃からアジア太平洋戦争へ
    高雄海軍航空隊──南進のための基地部隊
    一〇二号作戦──アジア太平洋戦争開戦に備えた大実戦演習
    4 海軍航空隊の「南洋行動」 ──対米英開戦準備
    第三航空隊──「南洋行動」からフィリピン攻撃作戦へ
    高雄海軍航空隊──重慶爆撃からフィリピン爆撃へ
    第十四航空隊/第十一航空艦隊/千歳海軍航空隊/美幌海軍航空隊
    連合艦隊と海軍戦時編制/海軍の特設根拠地隊
    5 開戦を決定づけた海軍の南部仏印進駐
    6 開戦──「自滅のシナリオ」への突入

    おわりに
    海軍中央の無責任な開戦決定/東京裁判における海軍「免責」工作の成功


    表9 日中戦争期海軍航空隊機主要爆撃箇所一覧

    あとがき
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    笠原 十九司(カサハラ トクシ)
    1944年、群馬県に生まれる。東京教育大学大学院修士課程文学研究科東洋史学専攻中退。都留文科大学名誉教授。学術博士(東京大学)。専門は中国近現代史、日中関係史
  • 出版社からのコメント

    日中戦争から日米開戦に陸軍を引きずり込んだのが実は海軍であった事実を解明し、海軍善玉論の通説を実証的に覆す衝撃作。

海軍の日中戦争―アジア太平洋戦争への自滅のシナリオ の商品スペック

商品仕様
出版社名:平凡社
著者名:笠原 十九司(著)
発行年月日:2015/06/17
ISBN-10:4582454488
ISBN-13:9784582454482
判型:B6
対象:一般
発行形態:単行本
内容:日本歴史
言語:日本語
ページ数:479ページ
縦:20cm
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