色彩のメッセージ―三原色と補色の絵画史 [単行本]
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色彩のメッセージ―三原色と補色の絵画史 [単行本]

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出版社:青弓社
販売開始日: 2015/07/20
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色彩のメッセージ―三原色と補色の絵画史 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    三原色と補色による色遣いは、絵画の歴史をかたちづくってきた。特に、モネ、スーラ、ゴッホ、ゴーギャン、マティスなど近代の画家たちの「色」の選択を、色彩理論との関係を通じて解析し、その表現法の秘密をさぐる。絵画を全点カラーで所収して解説する。
  • 目次

    はじめに――絵画とは特定の「色」と「色」が紡ぐメッセージである

    第1章 光を色彩に変えた近代絵画
     1 一対の補色だけで描かれた『印象 日の出』
     2 補色と三原色による筆触の描法
     3 モノクロームの写真、補色の絵画

    第2章 伝統絵画における三原色
     1 遠近法の原理と色遣い
     2 三原色の色遣いはステンドグラスから
     3 三原色としての赤・青・黄をめぐる長い歴史

    第3章 拡張する赤・青・黄の三原色の世界
     1 黄が橋渡す青とシアン、赤とマゼンタ
     2 赤・青・黄に集約されるバロックの色
     3 写真の発明と絵画の色彩の変化

    第4章 ポータブル化する絵の具と主題の変容
     1 描かれる「場」として、室内優位の十七、十八世紀
     2 油絵の具が変革された十九世紀前半
     3 十九世紀半ば、画家たちは戸外へ

    第5章 補色対比から三原色に向かう画面構成
     1 ゲーテの補色理論とモネの実践
     2 補色を視覚で混交させるスーラの試み
     3 スーラ作品に結実したルードの色彩理論

    第6章 光を捉えた色彩による絵画の変革
     1 現代アートの起点となる点描表現
     2 補色並置が普遍化した一八八〇年代
     3 三原色による新しい表現スタイルの広がり

    第7章 写真と絵画の相互性
     1 光のハーモニーと絵画の色、写真のモノクローム
     2 写真の「動き」から絵画の「揺らぎ」へ
     3 共有化される三原色による色彩効果

    第8章 光を究め、色に顕す
     1 深い青の闇にうねる黄の円弧
     2 室内を光の色として表出したゴッホ
     3 黄の強いはたらきによる表象性

    第9章 光の表象としての黄による新しい表現
     1 「色料」の三原色がもたらす水辺の光景
     2 ゴッホの黄の躍動感は二十世紀絵画へ
     3 街の光へと黄を活性化させる

    第10章 三原色の色遣いと色彩の自立化
     1 補色の印象派から三原色のフォーヴィスムへ
     2 色の名が画題になる近代絵画
     3 色彩が構築する新たな「かたち」

    第11章 室内の光への回帰と色遣いの拡張
     1 電灯の登場
     2 理想の光の探究と表現の場
     3 絵画の変革者たちのパレット

    第12章 映像時代の絵画における「動き」の表現
     1 単一視座と固有色の伝統の解体
     2 「かたち」から「色」へ、ピカソの「動き」
     3 立体造形と三原色の絵画との分化

    第13章 抽象化・平面化と三原色
     1 三原色によって構成される図像の躍動感
     2 抽象絵画の登場と三種類の三原色
     3 マンセルの「配色調和」とマティスの平面性

    第14章 わが国近代絵画の三原色
     1 外光派の補色活用
     2 「ぶっつけがき」と呼ばれたわが国の点描派
     3 普遍化する三原色の色遣い
     4 絵の具セットの三原色

    第15章 現代絵画の三原色
     1 第二次世界大戦後のアートはニューヨークへ
     2 花束の色は三原色
     3 十九世紀のモネから現代の「アフター・モネ」派へ
     4 オールオーヴァ化する絵画と三原色



    図版一覧

    あとがき

    絵画作品索引(所蔵先など)

    人名索引
  • 内容紹介

    三原色と補色の変遷を基本に、モネ、ルノワール、ゴッホ、ゴーギャン、カンディンスキー、マティス、そしてアメリカンポップのウォーホルらの作品を解析し、色彩の選択と組み合わせでどのように表現してきたのかをたどる。絵画を全点カラーで所収して解説する。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    小田 茂一(オダ シゲカズ)
    1949年、石川県生まれ。東京大学文学部(美術史)卒業、広島大学大学院社会科学研究科博士課程前期(マネジメント)修了。NHKの教育・教養系番組ディレクターおよびプロデューサーを務め、現在、愛知淑徳大学メディアプロデュース学部(メディアコミュニケーション専修)教授
  • 著者について

    小田 茂一 (オダ シゲカズ)
    1949年、石川県生まれ。東京大学文学部(美術史)卒業、広島大学大学院社会科学研究科博士課程前期(マネジメント)修了。NHKの教育・教養系番組ディレクターおよびプロデューサーを務め、現在、愛知淑徳大学メディアプロデュース学部(メディアコミュニケーション専修)教授。主なアート関連番組は『NHKスペシャル 立花隆のシベリア鎮魂歌 抑留画家・香月泰男』『白を育む日々 人間国宝・三輪休雪の世界』『ETV特集 文学、恋そして艶やかに 作家 宇野千代の世界』の制作、『日曜美術館 漂白のフォービスト 小泉清』の構成などがある。著書に『流用アート論』『絵画の「進化論」』(ともに青弓社)。

色彩のメッセージ―三原色と補色の絵画史 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:青弓社
著者名:小田 茂一(著)
発行年月日:2015/07/24
ISBN-10:4787273809
ISBN-13:9784787273802
判型:A5
対象:一般
発行形態:単行本
内容:芸術総記
言語:日本語
ページ数:220ページ
縦:21cm
横:15cm
厚さ:2cm
重量:381g
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