縁側から庭へ―フランスからの京都回顧録 [単行本]

縁側から庭へ―フランスからの京都回顧録 [単行本] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  「本当に魔法の世界だった。襖が開くと同時にいつも新たな世界が広がっていた。その中で私は、不思議の国のアリスのように次から次へと驚きを味わった。」（本文より）斬新、恍惚、不思議の国。京の庭、未知の美との出逢い。フランス人日本庭園史研究者が過ごした、１０年間の京都。

• 目次（「BOOK」データベースより）

  第１部　庭との出逢い（内と外；縁の話；天下の至楽―夏目漱石の縁側；庭との出逢い；地獄へ；和洋折衷）
  第２部　京の庭（額縁の中―圓通寺の庭；雨の降りける日―重森三玲の庭；腐海にて―植治の庭；不思議の国―小堀遠州の庭；京なつかしや）

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  マレス,エマニュエル(マレス,エマニュエル／Mar｀es,Emmanuel)
  フランス出身。パリのＩＮＡＬＣＯ（フランス国立東洋言語文化学院）で日本語・日本文化を学び、修士を取得。その後、京都工芸繊維大学大学院工芸科学研究科博士後期課程修了、工学博士。専門は日本建築史、日本庭園史。奈良文化財研究所文化遺産部客員研究員。日本庭園学会会員。著書に『縁側から庭へフランスからの京都回顧録』（あいり出版）。共著に『Ｖｏｃａｂｕｌａｉｒｅ　ｄｅ　ｌａ　ｓｐａｔｉａｌｉｔｅ　ｊａｐｏｎａｉｓｅ　日本の生活空間』（ＣＮＲＳ　Ｅｄｉｔｉｏｎｓ）。翻訳に『Ｌ’ａｒｔ　ｃｕｌｉｎａｉｒｅ　ａｕ　Ｊａｐｏｎ（日本の食文化史）』（Ｌｕｃｉｅ　ｅｄｉｔｉｏｎｓ）

縁側から庭へ―フランスからの京都回顧録 [単行本] の商品スペック