江ノ電 10kmの奇跡―人々はなぜ引きつけられるのか? [単行本]
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江ノ電 10kmの奇跡―人々はなぜ引きつけられるのか? [単行本]

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出版社:東洋経済新報社
販売開始日: 2015/06/27
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江ノ電 10kmの奇跡―人々はなぜ引きつけられるのか? の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    全線わずか10kmに、年間乗客1700万人超!かつての廃線の危機を乗り越え“ローカル鉄道の雄”として異彩を放つ背景には、効率化・収益重視の風潮に流されない「昭和の鉄道屋の心」や、「変わらないこと」を大事にする戦略などがあった!!
  • 目次

    はじめに

    第一章 10㎞の線路を歩くトップ
     ○「鉄道は生き物」
     ○線路の外も鉄道の現場
     ○道路の変化が鉄道の安全に影響する
     ○箱根登山鉄道とイノシシ
     ○極楽寺の歴史的なトンネル
     ○トンネルの保守と補修
     ○極楽寺駅の土留め壁
     ○歴史と安全の矛盾、私的横断場
     ○潮風と錆び
     ○大震災と計画停電
     ○路面電車時代の名残、日本一の急カーブ
     ○腰越の伸縮継目
     ○道路の真ん中を走る鉄道
     ○踏切と鉄道経営の葛藤
     ○鉄道は人が動かす
     ○「江ノ電は頭から腐っている」

    第二章 鉄道が心をつなぐ
     ○鉄道屋二代
     ○保線区時代
     ○大規模工事は人脈が大切
     ○鉄道屋には二代目、三代目が多い
     ○鉄道は人間的な仕事で走る
     ○鉄道は街を元気にする
     ○観光地をサポートする鉄道
     ○江ノ電の街に憧れて
     ○首都圏リゾート地の鉄道で、江ノ電だけが質を変えなかった
     ○廃線の危機を救ったのは街の魅力だった
     ○古い車両の味わいを守る努力
     
    第三章 昭和の鉄道屋の心
     ○昭和の職人気質には使命感があった
     ○昭和の鉄道では安全はサービスではなかった
     ○組織の風通しの悪さから、安全が揺らぐ
     ○マニュアルよりプロ意識
     ○あくまで大事なのは人間
     ○マニュアルを超えた所に使命感はある
     ○快適な風景と安全の両立
     ○安全確認の手抜き
     ○マニアを超えて、プロになる
     ○鉄道への愛情
     ○点検の職人芸
     ○運転士が指導者を「師匠」と呼ぶ職人の世界
     ○マニュアルを守り、破り、離れる
     
    第四章 変わるのに変わらない風景
     ○利便の裏のリスクを忘れがちな時代
     ○ICカードの意外なマイナス面
     ○鉄道の公共性はどこへ?
     ○電車そのものがエンターテインメントになる
     ○「江ノ電はブランド」と自分で言ってはならない
     ○変えるべきもの、変えてはいけないもの
     ○アジアのお客様への対応
     ○江ノ電を支える地元住民
     ○ニットを着た小鳥たちと江ノ電カレンダー
     ○ファンの心を忘れない

    おわりに
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    深谷 研二(フカヤ ケンジ)
    江ノ島電鉄株式会社(江ノ電)前社長。1949年2月、東京生まれ。父は国鉄職員。1971年4月、日本大学理工学部土木工学科卒業後、小田急電鉄(株)入社。経堂保線区長、大和駅改良工事事務所長を経て、1988年工務部施設計画課長で大規模建設工事を担当。1997年運輸部長、1999年工務部長、2001年執行役員運転車両部長。2003年箱根登山鉄道(株)出向後、小田急グループ箱根再編事業を担当。2005年箱根登山鉄道(株)代表取締役社長。2008年江ノ島電鉄(株)代表取締役社長。2014年同社相談役。2015年6月退任
  • 出版社からのコメント

    わずか10kmの路線に年間1700万人(観光1200万人)超を引きつける「変わらないことの魅力」や「昭和の鉄道屋の心」など。
  • 内容紹介

    ◆前帯コピー

    全線わずか10kmのローカル鉄道に
    年間乗客1700万人超!

    かつての廃線の危機を乗り越え“ローカル鉄道の雄”として異彩を放つ背景には、
    効率化・収益重視の風潮に流されない「昭和の鉄道屋の心」や、
    「変わらないこと」を大事にする戦略があった!!


    ◆本書の内容

    廃線の危機を乗り越え、ローカル鉄道の雄として異彩を放つ江ノ電(江ノ島電鉄)前社長の初著書。テレビなどでも注目度の高い江ノ電についてのマネジメント側からの初めての出版物となる。

    全区間わずか10km15駅のローカル私鉄でありながら、年間乗客1700万人(うち1200万人超が観光客と推定される)以上を引きつけるのはなぜか? 
    その背景には、地域の魅力もさることながら、効率化の風潮に流されずあくまで「安全」を第一に考える「昭和の鉄道屋の心」や、「変わらないことの魅力」を打ち出す戦略があると著者はいう。
    具体的には、トップが自らの脚で全線を歩く年末の総点検や、手間をかけても古い車両や駅舎を使い続けるエピソードなどが語られる。

    米国流の収益重視の経営が全盛の中、あえて日本の良き精神文化を見直すことが重要だという思いが伝わってくる。
    今後、量的な拡大が図れない中で、いかに「質」で企業価値を高めるか――という経営哲学としても大きな示唆を与えてくれる。

    鉄道、観光、町おこしなどの関係者はもちろん、一般のビジネスマン、経営者にも新たな視点を与えてくれる1冊。


    ◆著者の言葉

    江ノ電に昭和の良き姿を見出すことで、今の経済が置き忘れている大切な日本の精神文化を復権すれば、日本社会の再生の一助となるのではないか。
    鉄道屋として生きてきた男の言葉も、今の時代にお役に立てるのではないか。
    ――おこがましいですが、そう考えて、鉄道のことを語る本を出させていただきました。
  • 著者について

    深谷 研二 (フカヤ ケンジ)
    深谷 研二(フカヤ ケンジ)
    江ノ島電鉄㈱前社長
    江ノ島電鉄株式会社(江ノ電)前社長。
    1949年2月、東京生まれ。父は国鉄職員。
    1971年4月、日本大学理工学部土木工学科卒業後、小田急電鉄㈱入社。経堂保線区長、大和駅改良工事事務所長を経て、1988年工務部施設計画課長で大規模建設工事を担当。
    1997年運輸部長、1999年工務部長、2001年執行役員運転車両部長。
    2003年箱根登山鉄道㈱出向後、小田急グループ箱根再編事業を担当。2005年箱根登山鉄道㈱代表取締役社長。
    2008年江ノ島電鉄㈱代表取締役社長。地方鉄道および観光事業の活性化に他社・地域と連携して取り組む。2014年同社相談役。2015年6月退任。

江ノ電 10kmの奇跡―人々はなぜ引きつけられるのか? の商品スペック

商品仕様
出版社名:東洋経済新報社
著者名:深谷 研二(著)
発行年月日:2015/07/09
ISBN-10:4492502769
ISBN-13:9784492502761
判型:B6
対象:一般
発行形態:単行本
内容:経営
言語:日本語
ページ数:190ページ
縦:19cm
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