中国考古学のてびき [単行本]

中国考古学のてびき [単行本] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  中国の考古学は、鬱蒼たる樹海のなかを行くがごとく資料の海のただ中にあります。それゆえ簡潔かつ明晰な手引き書を生み出すのは並大抵のことではありません。本書の著者はその難行に取り組み、本書を書き上げました。中国の考古学をイチから学びたい入門者にぜひ手にとってほしい一書です。

• 目次

  まえがき
  
  序　章　中国の考古学を学ぶための基礎知識
  　第１節　中国の人文地理
  　第２節　歴史のあらすじ
  　第３節　考古学からみた中華文明史の流れ
  　
  第１章　中国の石器時代
  　第１節　旧石器文化
  　第２節　新石器文化
  
  第２章　夏・殷時代―青銅器時代Ⅰ―
  　第１節　夏王朝の考古学
  　第２節　殷王朝の考古学
  
  第３章　西周時代―青銅器時代Ⅱ―
  　第１節　西周時代の都城
  　第２節　西周時代の墓
  　第３節　西周時代の土器
  　第４節　西周時代の青銅器
  　第５節　西周時代の窖蔵
  
  第４章　春秋戦国時代―青銅器時代Ⅲ・鉄器時代Ⅰ―
  　第１節　春秋戦国時代（東周時代）の考古学と年代
  　第２節　春秋戦国時代の都城
  　第３節　春秋戦国時代の墓
  　第４節　春秋戦国時代の土器・陶器
  　第５節　春秋戦国時代の瓦當
  　第６節　春秋戦国時代の青銅器
  　第７節　春秋戦国時代の鉄器
  　第８節　戦国時代の漆器
  　第９節　考古学から見た春秋戦国時代の歴史的意味
  
  第５章　秦・漢時代―鉄器時代Ⅱ―
  　第１節　秦漢帝国の出現とその文化
  　第２節　秦咸陽城と前漢長安城・後漢洛陽城
  　第３節　秦の始皇陵と兵馬俑坑
  　第４節　漢の皇帝陵と大型墓
  　第５節　秦漢時代の遺物と文化
  　第６節　秦漢帝国とその文化拡大
  
  第６章　魏晋南北朝時代―鉄器時代Ⅲ―
  　第１節　魏晋南北朝時代の都城
  　第２節　魏晋南北朝時代の墓
  　第３節　魏晋南北朝時代の仏教遺跡と石窟
  　第４節　魏晋南北朝時代の経済・文化
  　第５節　北魏南北朝時代における中華文明
  
  第７章　隋・唐時代―鉄器時代Ⅳ―
  　第１節　唐の長安城
  　第２節　隋唐の洛陽城
  　第３節　隋唐時代の墓
  第４節　隋唐時代の窯業遺構と遺物
  　第５節　隋唐時代の金銀器
  　第６節　隋唐時代の考古学
  
  ＜付　録＞
  Ⅰ　用語解説
  　１．しばしば用いられる用語
  　２．器物の名称
  　　①青銅器
  　　②玉　器（図82）
  　　③土　器　
  Ⅱ　参考文献
  
  　あとがき

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  飯島 武次(イイジマ タケツグ)
  １９４３年東京に生まれる。１９６６年駒澤大学文学部地理歴史学科卒業。１９７２年東京大学大学院人文科学研究科博士課程満期退学。東京大学助手、駒澤大学専任講師を経て１９９４年～２０１４年駒澤大学文学部教授。現在、駒澤大学名誉教授

• 出版社からのコメント

  旧石器時代から唐代までの中国の歴史を追いながら、それぞれの時代の考古学的意義を簡潔に語り主要な遺跡や代表的遺物について概説。

• 著者について

  飯島 武次 (イイジマ タケツグ)
  駒澤大学名誉教授

中国考古学のてびき [単行本] の商品スペック