郊外・原発・家族―万博がプロパガンダした消費社会 [単行本]
    • 郊外・原発・家族―万博がプロパガンダした消費社会 [単行本]

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郊外・原発・家族―万博がプロパガンダした消費社会 [単行本]

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出版社:勁草書房
販売開始日: 2015/08/10
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郊外・原発・家族―万博がプロパガンダした消費社会 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    1933年シカゴ万博、1939年ニューヨーク万博、1958年ブリュッセル万博などにおいてプロパガンダされ、女性の解放とも結びつけられた中流向け郊外住宅とキッチン。自動車のように大量生産される住宅を夢見た建築家たち。核戦争を回避するためのアメリカの必死の画策。豊かさを求めたソヴィエトの団地建設ラッシュ。20世紀のドラマを描く。消費は原子力の平和利用のためにあった!郊外住宅と、それを普及させる博覧会。20世紀が冷戦の中で編み出した戦略とは?
  • 目次

    第一章 ブリュッセル万博、冷戦、原子力
     1 ナイロン戦争勃発
     2 原子力平和利用とキッチン
     3 ヨーロッパを消費社会化する
     4 デザイン戦略
     5 西宮のアメリカ博覧会
     6 日本における原子力平和利用博覧会
     7 電力とメディア
     8 アトム展
     9 原子力の民営化
     10 ブリュッセル万博前後のベルギー社会
     11 ブリュッセル万博における原子力
     12 ソ連の展示
     13 アメリカはどういう展示を企図したか
     14 核と戦う家族
     15 物質主義と原子力
     16 ル・コルビュジエの「電子の詩」の中の原爆
     17 原子力をコントロールするという思想

    第二章 シカゴ万博、郊外、明日の家
     1 近代資本主義都市シカゴ
     2 大火が生んだ摩天楼と最初の田園郊外リバーサイド
     3 オルムステッドのイングランド体験
     4 すべての階級の人びとに等しく公園を
     5 アメリカにおける田園都市思想の広がり
     6 ラドバーンの誕生
     7 人間には世界をよくする能力はなく、その役割は消費に限られる──シカゴ万博の構想
     8 色と光による欲望喚起
     9 「明日の家」の時代
     10 フォードと工場と住宅
     11 シカゴ万博における「明日の家」
     12 うまくいかなかったプレハブ住宅
     13 「明日の家」から「昨日の家」へ
     14 ノイトラはレヴィットタウンのモデルハウスをつくったが……

    第三章 ニューヨーク万博、家族、消費
     1 自動車のような大量生産住宅
     2 アメリカに注目されたコルビュジエ
     3 社会性よりも見栄え
     4 ニューヨーク万博
     5 労働者を消費者に変える
     6 電気の力
     7 中流家庭と自動車の街
     8 人々(ピープル)のための万博
     9 「平均的」の時代
     10 デモクラシティという田園都市
     11 フューチャラーマ、郊外、明日の街、電気の家
     12 電気と郊外

    第四章 アメリカ博、ソヴィエト、キッチン
     1 郊外という新・巨大市場
     2 同質化と「アメリカ人」の形成
     3 核戦争と郊外
     4 ブリュッセル万博の失敗を挽回する
     5 イームズ夫妻のつくった映像
     6 ネットワークの中の私のキッチン
     7 なぜレヴィットタウンではないか?
     8 台所論争とソヴィエトの反応
     9 核時代の核家族とキッチン
     10 様々な展示によるプロパガンダ
     11 ソヴィエトにもあった住宅への夢
     12 フルシチョフの訪米とその後の改革
     13 すべての家族にアパートを!
     14 フルシチョフのスラム
     15 平均的家族、プライバシー、働く女性
     16 なぜ日本の団地はソヴィエト的か?

    第五章 エコロジー、コミュニティ、脱消費社会
     1 都心再開発と郊外スプロール化への疑問
     2 郊外の諸問題
     3 ニュー・アーバニズムの特徴
     4 農村と融合したヴィレッジ・ホームズ
     5 コミュニティを醸成する住宅配置
     6 食べられる風景
     7 ヴィレッジ・ホームズの開発思想
     8 コミュニティの自主的運営
     9 古い住宅地のリノベーション

    あとがき
    参考文献
    索 引
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    三浦 展(ミウラ アツシ)
    1958年生まれ。1982年一橋大学社会学部卒業。現在、株式会社カルチャースタディーズ研究所代表
  • 出版社からのコメント

    消費は原子力の平和利用のためにあった! 郊外住宅と、それを普及させる博覧会。20世紀が冷戦の中で編み出した戦略とは?
  • 内容紹介

    1933年シカゴ万博、1939年ニューヨーク万博、1958年ブリュッセル万博などにおいてプロパガンダされ、女性の解放とも結びつけられた中流向け郊外住宅とキッチン。自動車のように大量生産される住宅を夢見た建築家たち。核戦争を回避するためのアメリカの必死の画策。豊かさを求めたソヴィエトの団地建設ラッシュ。20世紀のドラマを描く。
  • 著者について

    三浦 展 (ミウラ アツシ)
    三浦展(みうら あつし)  1958年生まれ  1982年 一橋大学社会学部卒業  現在 株式会社カルチャースタディーズ研究所代表  主著 『「家族」と「幸福」の戦後史』(講談社、1999)、『ファスト風土化する日本』(洋泉社、2004)、『下流社会』(光文社、2005)、『郊外はこれからどうなる?』(中央公論新社、2011)、『東京は郊外から消えていく!』(光文社、2012)、『現在知 Vol.1 郊外その危機と再生』(共編著、NHK出版、2013)、『新東京風景論─箱化する都市、衰退する街』(NHK出版、2014)、『昭和「娯楽の殿堂」の時代』(柏書房、2015)

郊外・原発・家族―万博がプロパガンダした消費社会 の商品スペック

商品仕様
出版社名:勁草書房
著者名:三浦 展(著)
発行年月日:2015/08/06
ISBN-10:4326653957
ISBN-13:9784326653959
判型:B6
対象:専門
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:308ページ ※291,17P
縦:20cm
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