小野小町追跡―「小町集」による小町説話の研究 新装版 [単行本]
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小野小町追跡―「小町集」による小町説話の研究 新装版 [単行本]

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出版社:笠間書院
販売開始日: 2015/07/28
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小野小町追跡―「小町集」による小町説話の研究 新装版 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    小町が、その死後人々の心の中にどのように生き続け、どう変容していったのか。また、変容しながらその底に変らずに生き続けてゆく、小町的なもの、とはいったい何か―。
  • 目次

    1 小野小町の周辺
     一 誰でも知っている小町
     二 業平は小町の恋人であったか
     三 小町の青春と仁明朝文化サロン
     四 小野小町は仁明天皇の更衣か
     五 小町の父小野良実は架空の人物
     六 小野小町と陸奥
     七 「玉造小町子衰壮記」を読む
     八 玉造小町と小野小町
     九 小町数人説をめぐって

    2 「小町集」の生成
     一 平安時代の小町説話を求めて
     二 小町の雨乞い説話
     三 流布本「小町集」の形態
     四 小町の夢の歌―流布本「小町集」の形成(一)―
     五 「あま」と「みるめ」―流布本「小町集」の形成(一)―
     六 「小町集」における小大君の歌
     七 「あなめあなめ」の歌―異本「小町集」の付加部分―
     八 「小町集」の成立は十世紀末か

    3 「小町集」と小町説話
     一 小町説話と謡曲
     二 小町と深草少将の遺跡
     三 こばむ小町―謡曲「通小町」の淵源―
     四 不信―平安女性の恋歌の形―
     五 「伊勢物語」の小町―好色説話の形成―
     六 「うつろひ」の嘆き
     七 秋のけしき―荒寥たる孤愁―
     八 うき身は今や物忘れして
     九 出離と「ほだし」
     一〇 花の色はうつりにけりな―小町説話の原点―
     一一 むすびに代えて

    付録 「小野小町集」二種
    凡例
    一 流布本系「小町集」
    二 異本系「小町集」

    解説◉「小町的なもの」―目に見えぬものを見よ・錦 仁[新潟大学名誉教授]

    小町関係歌初句索引
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    片桐 洋一(カタギリ ヨウイチ)
    1931年9月、大阪市に生まれる。1954年3月、京都大学文学部(国語学国文学専攻)卒業。1959年3月、同大学院博士課程単位修得。1959年10月、大阪女子大学助教授。1974年、同教授。1987年、同学長に就任。1991年5月、同満期退職。1991年10月、関西大学教授、2002年3月、同退職。現在大阪女子大学名誉教授。2011年11月、文化功労者として顕彰される
  • 内容紹介

    小町が、その死後人々の心の中にどのように生き続け、どう変容していったのか。また、変容しながらその底に変らずに生き続けてゆく、小町的なもの、とはいったい何か。小町の虚像と実像にはじめて架け橋をかけた、名著の復刊です。
    解説◉「小町的なもの」―目に見えぬものを見よ・錦 仁[新潟大学名誉教授]。
    【…平安時代、しかも小町の死後百年ほどの間に、小町は既に伝説化されつつあったことになる。そしてそれは、あの「花の色はうつりにけりな……」とか「わびぬれば身を浮草の根を絶えて……」などの小町真作の歌から発し、その残り香や体温をそのままに保持している詠草の編纂・増補という形で形成されていったのである。そして、それはそれぞれの歌を小町真作と信じ、それぞれの事件を小町の事蹟として見る態度から、形づくられていったのである。小町作にあらざることが実証され得る歌でも、小町作と信じられて伝承されて来たのである。客観的には虚像であっても、伝承する人、享受する人にはまさしく実像以外の何物でもない。虚は実であり、実は虚であるゆえに、伝承されたのであり、またそれゆえに、あの小野小町は、今も我々の胸の中に生き続けているのである。小野小町追跡の終着点は、どうやら民族の心の中にあったようである。】…Ⅲ 「小町集」と小町説話、より。
  • 著者について

    片桐 洋一 (カタギリ ヨウイチ)
    片桐 洋一
    1931年9月、大阪市に生まれる。1954年3月、京都大学文学部(国語学国文学専攻)卒業。1959年3月、同大学院博士課程単位修得。1959年10月、大阪女子大学助教授。1974年、同教授。1987年、同学長に就任。1991年5月、同満期退職。1991年10月、関西大学教授、2002年3月、同退職。現在大阪女子大学名誉教授。2011年11月、文化功労者として顕彰される。

    ●主な著書に、『伊勢物語の研究〔研究篇〕』『伊勢物語の研究〔資料篇〕』『伊勢物語の新研究』『古今和歌集の研究』(いずれも明治書院)、『拾遺和歌集の研究〔校本篇・伝本研究篇〕』『拾遺和歌集の研究〔索引篇〕』『拾遺抄―校本と研究―』(いずれも大学堂書店)、『中世古今集注釈書解題一~六』(赤尾照文堂)、『日本の作家5 在原業平・小野小町』『日本の作家7 伊勢』(いずれも新典社)、『歌枕歌ことば辞典』(角川書店のち増訂版笠間書院)、『古今和歌集以後』『源氏物語以前』(いずれも笠間書院)、『新日本古典文学大系 後撰和歌集』(岩波書店)、『古今和歌集全評釈 上・中・…

小野小町追跡―「小町集」による小町説話の研究 新装版 の商品スペック

商品仕様
出版社名:笠間書院
著者名:片桐 洋一(著)
発行年月日:2015/07/30
ISBN-10:4305707810
ISBN-13:9784305707819
判型:B6
対象:一般
発行形態:単行本
内容:日本文学評論・随筆
言語:日本語
ページ数:231ページ
縦:19cm
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