たすけて、おとうさん [単行本]

たすけて、おとうさん [単行本] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  こわい。でも逃げられない。古典的名作から紡がれた１２の実験的な創作。これは、現代への痛烈な警告！？満を持して著者１３年ぶりの小説！

• 内容（「BOOK」データベースより）

  たすけて、おとうさん―カルロ・コッローディ『ピノッキオの冒険』；ちんちんかゆかゆ―太宰治『トカトントン』；蒔く人―サン＝テグジュペリ『星の王子さま』；悪魔はだれだ？―トルストイ『イワンのばか』；淫らと筋トレ―モーム『月と六ペンス』；もちづきのかけたることも―紫式部『源氏物語』；負けるようには創られていない―ヘミングウェイ『老人と海』；うそつきは何の始まり？―トーマス・マン『詐欺師フェーリクス・クルルの告白』；硬くてきれいで無慈悲で―カフカ『変身』；男の子じゃなくても―ガルシア＝マルケス『エレンディラ』；食べる？食べられる？―魯迅『狂人日記』；ブドリとネネム―宮澤賢治『グスコ－ブドリの伝記』『ペンネンネンネンネン・ネネムの伝記』

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  大岡 玲(オオオカ アキラ)
  １９５８年、東京生まれ。作家、東京経済大学教授。主な著作は『黄昏のストーム・シーディング』（三島由紀夫賞）、『表層生活』（芥川賞）など

• 出版社からのコメント

  古今東西の名作から今を切り取る実験的な12の創作。柔らかい語りに強烈な毒を含む、痛烈で新鮮な社会への警告。13年ぶりの小説！

• 著者について

  大岡　玲 (オオオカ アキラ)
  作家・東京経済大学教授

たすけて、おとうさん [単行本] の商品スペック