女性画家たちの戦争(平凡社新書) [新書]

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女性画家たちの戦争(平凡社新書) [新書]

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出版社:平凡社
販売開始日: 2015/07/17
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女性画家たちの戦争(平凡社新書) [新書] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    第二次世界大戦中、女性画家たちは戦争を描いた。長谷川春子、桂ゆき、三岸節子、そして女性画家集団・女流美術家奉公隊らによる数々の作品は激動の時代を生き抜いた女性たちの証であり、後世に語り継ぐべきものである。これまで語られることのなかった、「もうひとつの美術史」―。
  • 目次

    はじめに

    第1章 昭和の画壇事情

    1、大正末期から昭和初期の画壇
    文展VS在野団体/新しい潮流/帝国美術院改組と国家統制
    2、女性画家と画壇
    女性画家グループの結成/朱葉会/日本画の女性グループ/女艸会/七彩会/彼女たの「励まし合い」/文学におけるネットワーク/女性画家の「均質性」/プロレタリア美術運動と女性/画家と経済的自立/女性画家と前衛美術
    3、美術教育
    東京美術学校と女子美術学校/教育内容における「差異化」
    4、女性画家と画題
    「ふさわしい」画題/あまり描かなかったもの
    5、社会は女性画家をどう見ていたか
    「洋画」を学ぶことの困難/彼女らへの関心と批評/作品と「女性らしさ」
    /「女性特有」への期待/評価の変化


    第2章 開戦、女性画家たちの行動
     
    1、 戦争と画家
    日中戦争から太平洋戦争へ/洋画家の危機感/戦争と画家団体/「銃後」の図像/「祈る女性」と「闘う兵士=男性」
    2、 女性と戦争
    女性文化人の動き/労働への参加
    3、 女流美術家奉公隊
    女流美術家奉公隊の結成/「戦ふ少年兵」展/母たちへのアピール
    戦時の評価/勤労奉仕も行なう奉公隊
    4《大東亜戦皇国婦女皆働之図》
    《大東亜戦皇国婦女皆働之図》とは/前衛手法の取り入れ/描かれたモティーフ
    描かれた職業と描かれなかった職業/イメージソース/描かれた四十二の労働
    「銃後」に囲い込まれた女性画家/男性不在の世界観

    第3章 彼女らの足跡

    1、長谷川春子
    恵まれた環境と長姉時雨の協力/『女人芸術』での活躍/特派員として中国へ
    女流美術家奉公隊の結成/画壇から身を引く/《皆働之図》を守るという信念
    コラム:元奉公隊員の証言1:木下寿々子さん
    2、桂ゆき(ユキ子)
    洋画と前衛美術/コラージュ技法/「笑い」とアイロニカルな視点/
    奉公隊との関わり/社会的なテーマに取り組んだ戦後
    コラム:元奉公隊員の証言2:高木(渋谷)静子さん
    3、三岸節子
    反骨精神のめばえ/「ガラスの天井」/「女性らしさ」への反発/パートナーとの相克/三人の子を持つシングルマザー/分かれ道/連帯からの離脱
    コラム:元奉公隊員の証言3:石村五十子さん

    第4章 敗戦、画家たちのその後

    1、「戦争と美術」論争
    2、戦争画の戦後
    戦争画の接収と「発見」/《皆働之図》の戦後
    3、 女流画家協会と女流美術家協会
    4、 女性画家と戦後
    戦後改革と女性/法的な「平等」と見えづらくなったもの

    おわりに 
    主要参考文献
    関連年表
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    吉良 智子(キラ トモコ)
    1974年東京都生まれ。98年日本女子大学人間社会学部卒業。2000年学習院大学大学院人文科学研究科修了。05~08年神奈川県立近代美術館非常勤学芸員。10年千葉大学大学院社会文化科学研究科修了。博士(文学)。現在、千葉大学大学院人文社会科学研究科特別研究員、東洋英和女学院大学、京都造形芸術大学、実践女子大学非常勤講師。『戦争と女性画家―もうひとつの近代「美術」』(ブリュッケ)で第29回(2014年度)女性史青山なを賞受賞
  • 出版社からのコメント

    第二次世界大戦中、女性画家は男性画家と同様に戦争の光景を描いた。当時を生きた長谷川春子、桂ゆき、三岸節子などの足跡を紹介。
  • 著者について

    吉良 智子 (キラ トモコ)
    1974年東京都生まれ。98年日本女子大学人間社会学部卒業。2000年学習院大学大学院人文科学研究科修了。05~08年神奈川県立近代美術館非常勤学芸員。10年千葉大学大学院社会文化科学研究科修了。博士(文学)。現在、千葉大学大学院人文社会科学研究科特別研究員、東洋英和女学院大学、京都造形芸術大学、実践女子大学非常勤講師。『戦争と女性画家 もうひとつの近代「美術」』(ブリュッケ)で第29回(2014年度)女性史青山なを賞受賞。共著に『昭和期美術展覧会の研究 戦前篇』(中央公論美術出版)など。

女性画家たちの戦争(平凡社新書) [新書] の商品スペック

商品仕様
出版社名:平凡社
著者名:吉良 智子(著)
発行年月日:2015/07/15
ISBN-10:4582857809
ISBN-13:9784582857801
判型:新書
対象:一般
発行形態:新書
内容:絵画・彫刻
言語:日本語
ページ数:215ページ
縦:18cm
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