右傾化する日本政治(岩波新書) [新書]
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右傾化する日本政治(岩波新書) [新書]

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出版社:岩波書店
販売開始日: 2015/07/24
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右傾化する日本政治(岩波新書) [新書] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    日本は右傾化しているのか、それとも「普通の国」になろうとしているだけなのか。いったい、どちらなのか?―政治主導のもと、寄せては返す波のように時間をかけて、日本社会の座標軸は右へ右へと推し進められていった。そのプロセスを丹念にたどりつつ、新しい右派連合とその「勝利」に直面した私たちの現在を描き出す。
  • 目次

    序 章 自由化の果てに
     1 現在を生んだ新右派転換
     日本政治は「右傾化」したのか/寄せては返す新右派転換の「波」/世界のなかの新右派転換/日本の新右派連合(一)──新自由主義/日本の新右派連合(二)──国家主義
     2 なぜ「反自由の政治」へ向かったのか
     新右派連合をつなぐのは/さまざまな自由主義/新右派連合の変容

    第一章 五五年体制とは何だったのか──旧右派連合の政治
     1 二つの歯車──開発主義と恩顧主義
     世界的な「国民政党」の時代のなかの五五年体制/吉田ドクトリンと旧右派連合の形成/旧右派連合とは(一)──開発主義/旧右派連合とは(二)──恩顧主義/旧右派連合の保守性
     2 革新勢力──「三分の一」の役割と限界
     冷戦のなかの保革対立/革新自治体と伯仲国会/中道の成立と保革対立構図の揺らぎ
     3 なぜ旧右派連合は破綻したのか
     成功の代償/旧右派連合の「コスト」/自由化と包括性

    第二章 冷戦の終わり──新右派転換へ
     1 新自由主義の時代へ
     冷戦末期の国際政治経済/国際協調主義の展開/ 「ツケの政治」からの脱却/中曽根個人の復古的な国家主義/日米安保のなかの自衛力増強/新自由主義改革の幕開け/ 「大統領型」の政治手法と行政改革/民営化と労働組合再編/守勢に立たされた革新勢力/新自由主義化する都市中間層/旧右派連合への揺り戻し
     2 自由化・多様化する日本政治
     一党優位制の終わりの始まり/激動の一九八九年/ 「山が動いた」/複数政党制のなかの代替政権党づくりという難題/冷戦の終焉と国際協調主義の変化/新右派転換の旗手としての小沢一郎/ 『日本改造計画』/国連を中心とした「積極的・能動的平和主義」の提唱/百花繚乱の自由主義的改革論議/細川連立内閣と新右派転換
     3 国家主義──新右派連合を支えるもう一つの柱
     限定的な揺り戻しとしての自社さ政権/国際協調主義の最後の輝きとしての村山談話/橋本龍太郎への政権禅譲と新右派転換の再開/橋本行革/日米同盟の強化と国際協調主義のかげり/歴史修正主義バックラッシュの始まり/揺り戻しとしての一九九八年参議院選挙/ 「真空総理」小渕と「ゆ党」民主党/自自公連立から自公連立へ/世代交代と保守本流の分裂

    第三章 「自由」と「民主」の危機──新右派連合の勝利
     1 小泉政権──「政治の新自由主義化」の時代
     パフォーマンスの政治へ/新右派転換の蓄積/聖域なき構造改革と郵政民営化改革/靖国参拝、排外主義、ジェンダー・バックラッシュ/同時多発テロと対米追随/民由合併──オルタナティブ形成への険しい道
     2 安倍政権──そして「反自由の政治」が現出した
     ポスト冷戦時代の復古的国家主義プリンス/グローバル化時代の国家主義の特性/二〇〇七年参議院選挙に始まった揺り戻し/民主党による「政権党交代」とその崩壊/ 「日本を、取り戻す。」/民主党の総崩れの帰結/衛星政党の誕生と「反自由の政治」
     3 寡頭支配時代へ──立憲主義破壊の企て
     新右派転換の終着点としての寡頭(少数派)支配/メディア統制とアベノミクス/立憲主義破壊の企てと特定秘密保護法/集団的自衛権──対米追随の寡頭制下の「安全保障」/復古的国家主義の暴走と海外展開/新右派連合の勝利と変質
     4 日本政治は右傾化したのか
     グローバルな寡頭支配の拡散/雇用劣化と格差社会/国家権力の集中強化と反自由の政治/戦争のできる国へ/歴史修正主義と排外主義/ 「まだ改革が足りない」か

    終 章 オルタナティブは可能か
     1 民主党の成功と挫折
     結実したかに見えた「政治の自由化」/民衆なき「民主革命」/自由主義政党/パンケーキ政党/未完の「政権党交代」/民主党の分裂と崩壊
     2 「リベラル左派連合」再生の条件
     とめどない右傾化の危機/小選挙区制の廃止/新自由主義との訣別/同一性にもとづく団結から他者性を前提とした連帯へ

    あとがき
    参考文献
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    中野 晃一(ナカノ コウイチ)
    1970年生まれ。東京大学文学部哲学科および英国オックスフォード大学哲学・政治コース卒業、米国プリンストン大学で博士号(政治学)を取得。現在、上智大学国際教養学部教授。専門は比較政治学、日本政治、政治思想
  • 著者について

    中野 晃一 (ナカノ コウイチ)
    中野晃一 (なかのこういち)
    1970年生まれ.東京大学文学部哲学科および英国オックスフォード大学哲学・政治コース卒業,米国プリンストン大学で博士号(政治学)を取得.現在,上智大学国際教養学部教授.専門は比較政治学,日本政治,政治思想.
    著書に『戦後日本の国家保守主義──内務・自治官僚の軌跡』(岩波書店,2013年),Party Politics and Decentralization in Japan and France: When the Opposition Governs , Routledge,2010,『グローバルな規範/ローカルな政治──民主主義のゆくえ』(共編,上智大学出版,2008年),『ヤスクニとむきあう』(共編,めこん,2006年)など.

右傾化する日本政治(岩波新書) [新書] の商品スペック

商品仕様
出版社名:岩波書店
著者名:中野 晃一(著)
発行年月日:2015/07/22
ISBN-10:4004315530
ISBN-13:9784004315537
判型:新書
対象:一般
発行形態:新書
内容:政治含む国防軍事
言語:日本語
ページ数:228ページ
縦:18cm
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