本願とは何か―親鸞の捉えた仏教 [単行本]
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本願とは何か―親鸞の捉えた仏教 [単行本]

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出版社:法蔵館
販売開始日: 2015/06/25
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本願とは何か―親鸞の捉えた仏教 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    それは、釈尊の正覚の奥底に見いだされた。親鸞思想の根幹である「本願」思想は、どこに淵源するのか。宗教哲学の碩学が瑞々しく鮮鋭な思索で明らかにする浄土真宗の核心。
  • 目次



    I 釈尊の正覚と弥陀の本願

     親鸞の仏教史観としての浄土真宗 「釈尊が弥陀の本願を説いた」とはどういうことか
      はじめに
      1 「釈尊が弥陀の本願を説いた」とはどういうことか
      2 仏教の最高の法語としての「得阿耨多羅三藐三菩提」
      3 釈尊の正覚と阿弥陀如来のいのち
      4 阿弥陀如来のいのちと本願
      5 本願の信の道と自性唯心もしくは定散自心の道を分かつもの
      6 本願の信と宿業の世界
      おわりに
     本願の思想とその淵源
      1 釈尊とは誰か
      2 本願の淵源としての「阿弥陀如来」(アミターユス)
      3 阿弥陀如来の種子としての本願と、本願のはたらく場としての大地
      4 法蔵菩薩と願往生心
      5 歴史的世界を貫流する弥陀の本願
     弥陀の本願はどこにはたらくのか 宿業の大地と本願
      1 本願のはたらく場所としての大地
      2 感応道交としての宿業本能の世界
      3 本能と本願
      4 本願と法蔵菩薩
      5 願生心と欲生心
       (1)「願往生心」
       (2)「欲生心」
      6 歴史的世界にはたらく本願
     釈尊の正覚に映った弥陀の本願 入涅槃から大般涅槃へ
      1 正覚の秘められた内奥
      2 釈尊の正覚に映った弥陀の本願
      3 本願の思想の淵源 捨命住寿としての大般涅槃
      4 行(サンカーラ)と本願力
       (1)宿業の世界にはたらく本願
       (2)力としての本願

    Ⅱ 本願の信

     本願の信と自信 自己と証しすること
      はじめに
      1 自信としての「機の深信」
      2 自信を可能にするもの
      3 意志の根源にはたらく愛
      4 環境としての浄土
     七地沈空とその超出をめぐって 曽我量深の信と思索
      1 曽我量深の信と思索
      2 「七地沈空」と「魂の闇夜」
      3 七地沈空とその克服(一) 親鸞との出会い
      4 七地沈空とその克服(二) 法蔵菩薩との出会い
      5 「呼びかけ」としての本願
     奥深い存在の「呼び求める促し(das Ereignis)」(ハイデッガー)と「仏の呼び声」(西田幾多郎)としての弥陀の本願
      はじめに
      1 自己を証しするものとしての弥陀の本願 本願はどこで問われるか
      2 証しされるべきものとしての自己 自己とは何か
      3 衆生の根源的要求としての弥陀の本願
      4 宗教的原理としての弥陀の本願
      5 「呼び求める促し」としてのエアアイグニスと弥陀の本願
      6 場所的論理と逆対応 本願のはたらく場所としての世界
      7 対応と逆対応
     自己を「証しする」(attester)ものとしての弥陀の本願
      はじめに
      1 自己を「証しする」(attester)ものとしての本願
      2 清沢、スピノザ、親鸞
      3 本願がはたらく場所としての大地
      4 約束としての本願
      5 回向と場所的論理および逆対応

    Ⅲ 本願と回向の思想

     親鸞の回向の思想 表現としての回向
      1 回向の概念
      2 親鸞の回向の思想とその問題点
      3 表現としての回向
      4 表現の概念
      5 親鸞の仏身論と回向の思想
      6 「一切群生海の心」としての法蔵菩薩
     親鸞と二種回向の問題
      1 親鸞の二種回向論の現状
      2 二種回向の二様の理解
       (1)「往相回向から還相回向へ回入する」ものとしての二種回向
       (2)獲信の構造を示すものとしての第二の理解
      3 二種回向の統合的理解
      4 歴史的世界を感伝するものとしての二種回向と本願の歴史観
      結語

    付録
     付録I 田邊哲学と親鸞の思想 種の論理の挫折とそれの新しい立場からの展開
      はじめに
      1 「種の論理」とは何か
      2 種の論理の挫折とその理由
      3 懺悔道と親鸞との関わり
      4 還相回向と隣人愛
      結語
     付録Ⅱ 高坂正顕著『歴史的世界』解説
      1 本書の成立とその背景
      2 京都学派と歴史の思索
      3 西田幾多郎と歴史的世界
      4 『歴史的世界』の内容
       (1)「歴史的周辺」と「歴史的中心」
       (2)「歴史的基体」(自然)
       (3)「歴史的主体」(国家と文化)
      5 象徴的世界観(逆転的超越)

    初出一覧
    引用・参考文献

    あとがき
  • 内容紹介

    親鸞思想の根幹である本願の思想。それはどこに淵源し、どこにはたらき、われわれ人間とどのように関わるのか。宗教哲学の碩学が瑞々しく鮮鋭な思索によって説き明かす。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    長谷 正當(ハセ ショウトウ)
    1937年富山県に生まれる。1965年京都大学大学院文学研究科博士課程修了(宗教学専攻)。文学博士。京都大学名誉教授
  • 著者について

    長谷 正當 (ハセ ショウトウ)
    1937年富山県に生まれる。1965年京都大学大学院文学研究科博士課程修了(宗教学専攻)。文学博士。現在、大谷大学特任教授、京都大学名誉教授。著書『欲望の哲学』(法蔵館)ほか。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

本願とは何か―親鸞の捉えた仏教 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:法藏館 ※出版地:京都
著者名:長谷 正當(著)
発行年月日:2015/06/25
ISBN-10:4831838438
ISBN-13:9784831838438
判型:A5
発売社名:法藏館
対象:教養
発行形態:単行本
内容:哲学
言語:日本語
ページ数:334ページ
縦:22cm
厚さ:2cm
重量:618g
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