認知症高齢者の心理劇「感ドラマ」―動作理論にもとづく支援 [単行本]

認知症高齢者の心理劇「感ドラマ」―動作理論にもとづく支援 の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  無意識領域における体験の仕方の基本パターンを変えて“人生というドラマの主人公”として生きることを促す心理劇の理論と技法および実践例を紹介する。実践のための新しい視点と枠組み、ケアの手法を示す。

• 目次

  はじめに
  
  　第Ⅰ部　理論編
  第１章　認知症高齢者と心理劇
  　１ 認知症とは
  　２ 認知症の心理学的捉え方
  　３ 認知症の人への心理劇の適用
  
  第２章　感ドラマの理論と技法
  　１ 動作理論の心理劇への適用
  　２ 感ドラマとは──動作理論と主人公理論にもとづく心理劇
  　３ 感ドラマの技法
  
  　第Ⅱ部　実践編
  第３章　感ドラマの実際
  　１ 開始前の状況と監督の心情
  　２ ドラマの流れと監督の心情
  
  第４章　エピソード集
  　１ 娘が彼氏を連れてきた‼
  　２ 焼き芋会社設立！
  　３ 餅，焼けました！
  　４ 元恋人に花束を
  　５ 娘が彼氏を連れてきた‼：パート２
  　６ 車窓から見える景色は
  　７ ノリノリだったけど
  　８ 娘になります
  　９ オリンピックを目指して，白球を追いかける‼
  　10 園児が先生をマッサージする⁉
  　11 夫婦でたこ焼き屋
  　12 喜んでお嫁に行きます！
  　13 プレッシャーに負けずに
  　14 水泳を教える
  　15 猫とネズミ
  　16 秋の大運動会
  　17 スタッフ研修例：先斗町のナイトパブ
  
  第５章　参加者の時系列的変化
  　１ 第１期：表面的なやりとりはできるが，ドラマに入りづらい時期
  　２ 第２期：少しずつ，感ドラマの世界へ
  　３ 第３期：感ドラマの世界を自由に楽しむ
  　４ 考　　察
  
  第６章　感ドラマの実施にあたって（Ｑ＆Ａ）
  　１ 参加者について
  　２ 監督・サポーターについて
  　３ 構成について
  　４ テーマについて
  　５ 進行上の課題について
  　６ 実施環境について
  　７ 他の心理劇との違い等について
  
  おわりに
  参考文献
  

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  中島 健一(ナカシマ ケンイチ)
  九州大学大学院教育学研究科博士後期課程教育心理学専攻修了。社会福祉学博士。九州大学教育学部附属障害児臨床センター助手、日本社会事業大学社会事業研究所専任講師、厚生省老人保健福祉局老人福祉専門官、日本社会事業大学教授（２００２年４月～２００４年３月までは高齢者痴呆介護研究・研修東京センター副センター長も併任）を経て、愛知学院大学心身科学部心理学科教授

• 出版社からのコメント

  認知症高齢者の無意識領域にある「体験の仕方」を変えていく「感ドラマ」の理論と技法および実践例を紹介

• 著者について

  中島　健一 (ナカシマ ケンイチ)
  2015年7月現在愛知学院大学心身科学部心理学科　教授日本臨床動作学会　理事日本リハビリテイション心理学会　理事

認知症高齢者の心理劇「感ドラマ」―動作理論にもとづく支援 の商品スペック