法廷に立つ科学―「法と科学」入門 [単行本]
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法廷に立つ科学―「法と科学」入門 [単行本]

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出版社:勁草書房
販売開始日: 2015/07/25
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法廷に立つ科学―「法と科学」入門 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    法が科学をつくり、科学が法をつくる。情報化、生殖医療、新エネルギー…先端科学技術に依存する現代人は、同時にその倫理的・法的問題にも直面している。
  • 目次

    日本語版への序文
    まえがき
    序文

    第1章 科学と法の交わるところ
     1.1 真実か正義か?
     1.2 法的探求と科学的探求の文化
     1.3 裁判とテクノロジー・アセスメント
     1.4 法廷における科学と技術
     1.5 手がかりとなる諸問題

    第2章 変化する知識、変化するルール
     2.1 製造物責任
     2.2 医療過誤
     2.3 環境訴訟
     2.4 連続性と変化

    第3章 法が専門性を構築する
     3.1 専門家証人という文化
     3.2 対抗的科学の脱構築
     3.3 司法の門番機能と専門性の再構築
     3.4 ドーバート判決以後の科学と法
     3.5 これからのために

    第4章 政府は専門性をどう語ってきたのか
     4.1 予防原則的規制の興隆
     4.2 行政の説明責任と科学的論争
     4.3 「ハード・ルック審査 (hard look)」理論
     4.4 科学政策パラダイム
     4.5 リスク評価における自由裁量の縮減
     4.6 敬譲審査への回帰
     4.7 文脈の変化:技術官僚的な裁判官と民主的な専門家
     4.8 政府の言説を民主化する

    第5章 科学のコミュニティにおける法
     5.1 科学における仲間、法における従属者
     5.2 科学を取り締まる:両義的な記録
     5.3 研究の外側の境界
     5.4 宗教に対抗する科学
     5.5 制限された自律

    第6章 有害物質をめぐる不法行為と因果関係の政治
     6.1 法的ジレンマの誕生
     6.2 化学物質と疾患:不確実な結びつき
     6.3 司法の事実認定における経験主義
     6.4 主流の科学を捜して:「臨床環境学」の場合
     6.5 意義ある改革に向けて

    第7章 法廷のなかの遺伝子工学
     7.1 初期の組換えDNA論争
     7.2 自己規律の限界
     7.3 生命の特許化
     7.4 意図的放出をめぐるポリティクス
     7.5 法への訴え
     7.6 対立する解釈
     7.7 紛争からの撤退
     7.8 規律ある議論

    第8章 家族にかかわる問題
     8.1 「プライバシー」の意味を作り出す
     8.2 胎児の権利の領域のマッピング
     8.3 家族を再構築する
     8.4 生物学と社会のネットワークのなかの法

    第9章 生と死のさまざまな定義
     9.1 死の床から法廷へ
     9.2 問題の組み立て方
     9.3 患者を構築すること
     9.4 市民としての患者
     9.5 司法の役割の再検討

    第10章 さらに反照的な協働関係に向けて
     10.1 「主流科学」の神話
     10.2 司法が達成したものの記録
     10.3 政策改革――信頼しつつの批判
     10.4 訴訟社会での対立と合意

    原注

    「法と科学」の相互構築性――解説にかえて 渡辺千原・吉良貴之

    事項索引
    人名索引
    判例索引
    著者・監訳者・訳者プロフィール
  • 出版社からのコメント

    法廷は法と科学が出会う場だ。法が科学を規制するだけでなく、逆に科学も法を変えていく。ダイナミックな相互変容の「現場」。
  • 内容紹介

    生殖医療、情報化、新エネルギー─。先端科学技術に依存する現代人は同時にその倫理的・法的・社会的問題にも直面している。法は科学を一方的に規制する手段ではない。法廷で両者は出会い、問題が明るみに出され、相互に変容していくのだ。本書は「科学裁判」の豊富な事例をもとに、「科学への向き合い方」を私たちに示す。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    ジャサノフ,シーラ(ジャサノフ,シーラ/Jasanoff,Sheila)
    ハーバード大学ケネディスクール教授(科学技術社会論(STS))

    渡辺 千原(ワタナベ チハラ)
    立命館大学法学部教授、法社会学専攻、京都大学大学院法学研究科基礎法学専攻博士後期課程満期退学

    吉良 貴之(キラ タカユキ)
    宇都宮共和大学シティライフ学部専任講師、法哲学専攻。東京大学大学院法学政治学研究科博士課程満期退学
  • 著者について

    シーラ・ジャサノフ (シーラ ジャサノフ)
    シーラ ・ジャサノフ(Sheila Jasanoff)
    ハーバード大学ケネディスクール教授(科学技術社会論(STS))。代表作に Fifth Brach (1990)、Science at the Bar(1995)、近著に Designs on Nature(2005)など。

    渡辺 千原 (ワタナベ チハラ)
    渡辺千原(わたなべ ちはら) 
    立命館大学法学部教授、法社会学専攻、京都大学大学院法学研究科基礎法学専攻博士後期課程満期退学。論文に、「非専門訴訟における専門的知見の利用と評価」和田仁孝ほか編『法の観察』(法律文化社、2014 年)など。

    吉良 貴之 (キラ タカユキ)
    吉良 貴之(きら たかゆき)

    1979年高知市生まれ。東京大学法学部卒業、東京大学大学院法学政治学研究科博士課程満期退学。日本学術振興会特別研究員などを経て、愛知大学法学部准教授。主な研究テーマは世代間正義論、法の時間論、法と科学技術、およびそれらの公法上の含意について。主な論文として「世代間正義論」(『国家学会雑誌』119巻5-6号、2006年)、「将来を適切に切り分けること」(『現代思想』2019年8月号)など。翻訳にシーラ・ジャサノフ『法廷に立つ科学』(監訳、勁草書房、2015年)、キャス・サンスティーン『入門・行動科学と公共政策』(勁草書房、2021年)などがある。

法廷に立つ科学―「法と科学」入門 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:勁草書房
著者名:シーラ ジャサノフ(著)/渡辺 千原(監訳)/吉良 貴之(監訳)
発行年月日:2015/07/20
ISBN-10:4326403047
ISBN-13:9784326403042
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:法律
言語:日本語
ページ数:302ページ
縦:21cm
その他: 原書名: SCIENCE AT THE BAR〈Jasanoff,Sheila〉
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