精神科のくすりを語ろう〈その2〉患者による官能的評価の新たな展開 [単行本]
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出版社:日本評論社
販売開始日: 2015/09/14
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精神科のくすりを語ろう〈その2〉患者による官能的評価の新たな展開 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    「患者さんと精神科医、双方の身体感覚を拓く」薬物治療とは…
  • 目次


    序章 官能的評価の臨床経過報告――あれから8年経ちました

    「薬物は〈構造〉に効く」/「官能的評価」とは何か/官能的評価が生みだす双方向性のダイナミズム/精神医学と漢方医学のあわいで/「体質学」とは何か/「身体力動学」とは何か/体質学と身体力動学を活かす官能的評価/ナラティブの抽出、編集、そしてまた新たな価値の創出/「風通しのいい診療室」を目指して

    本書活用に際しての注意点ーー「嗜薬」という現象について

    ジェイゾロフト

    緩やかな意欲上昇/双極II型障害のうつ状態に微量を用いる/不安の兆候をかき消すのに効果的か
    /対人不安を軽減/パニック障害の予期不安をほどく/かえって無気力になるという副作用/セロトニン症候群・賦活症候群/瞬間的な離脱による副作用/「薬圧」の小さい薬/ずっと服み続けていける

    サインバルタカプセル

    ノルアドレナリン・セロトニン・ドパミンを上昇させる薬/スピーディな効果発現/吐き気・手足の震え・傾眠・口渇などの副作用/「そう言えば効いているのかも……」/過食が抑えられる、欲が減る/強迫に基づく書痙に効く/線維筋痛症に効果あり/痛みがかえって強まる場合も

    リフレックス、レメロン

    単純な不眠症はそう多くない/激しい眠気が時として仇になる/「いい塩梅の重石」/重くても、不快ではない/MARTAに似た食欲増進・傾眠/「カリフォルニアロケット燃料処方」とは/デジレルとリフレックス、似ているようで違う/セロトニン賦活による副作用/「何もせずまったりとしている状態に痛痒を覚えない人」にとっての安楽/性機能障害が出ない/「切れたスイッチが入らないようになる」眠気

    レクサプロ

    秋晴れのような穏やかで晴れやかな心地/脱力・傾眠傾向もある/吐き気・下痢・腹部不快感/不安・強迫に効く可能性/感情調整作用があるのか/プライマリケア現場での第一選択薬か

    セパゾン

    何が何でも服薬中止しようと足掻く方へ/悪夢をほどく/就寝中の歯ぎしりについて/いわゆる「マイナー酔い」について/パニック発作抑止の効果/軽い断薬症状について

    セロクエル

    コントミンとよく似た薬/不快な眠気をもたらさないために、少量から開始を/双極II型障害のうつ病相における第一選択薬/不安やイライラにただちに抗不安薬がいいのか/振動しながら次第に持ちあがっていく/恐怖・不快さの軽減/意外にも過食嘔吐を抑制する/強迫・嘔吐恐怖に効く/下痢型過敏性腸症候群に奏功する

    ジプレキサ

    急な躁転・うつ転を防ぐための安全弁/過食症を作りだす薬? それとも止める薬?/口渇などの抗コリン作用が出現することも/効果発現が早い薬/痛みの官能的評価収集の難しさ/胸部圧迫感の解消/自己省察が可能な統合失調症患者さんにのびやかな思考を

    エビリファイ

    ドパミン・セロトニンシステムスタビライザー/入眠にも効果あり/無気力になっても、苦しくない/過食症治療の主役の一つ/アカシジア・むずむず脚症候群などの副作用/効果発現早く、薬圧も少ない/治療者・患者さん相互の官能に鋭く訴えかける薬

    コントミン、ウインタミン

    微細量のさじ加減がわかるコントミンのポテンシャル/“不安”“イライラ”という言葉を咀嚼し腑分けする/傾眠・動作緩慢などの副作用/MARTAときわめて似た薬/二次的に、安楽をもたらし、疲れを解く/みぞおちの痛みに効く/適量を探りあてられたときにみられる現象/ボヤで火を消し止めた、理想的展開/薬物のポテンシャルを計るための漸増

    リリカカプセル

    疼痛の治療では、痛みのみに注目しない/眠気・めまいなどの副作用が頻出/ロキソニンの連用が引き起こす問題/すべての症状を消し去らないと気が済まぬ人へ

    リボトリール、ランドセン

    睡眠作用の陰と陽/衝動性のみならず、強迫性の緩和も/パニック発作の抑止・予期不安の解消という2つの効果/むずむず脚症候群によく効く/舌痛症に効果あり/妊娠とリボトリール/穏やかで冷静な思考を保てる薬/自身の内省力を高める作用があるか/病態をドラスティックに変える薬は「作為体験」のように認識される/「なくてはならない命綱のような薬」

    終章 精神科薬物治療を成功に導くために
       ――精神科医・患者さん双方が知っておくとよいだろうこと


  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    熊木 徹夫(クマキ テツオ)
    1969年、京都市に生まれる。1995年、名古屋市立大学医学部医学科卒業。名古屋市立大学病院精神神経科、豊橋市民病院精神神経科、愛知医科大学付属病院精神神経科、矢作川病院などの勤務を経て、2007年7月より、あいち熊木クリニック院長。専門:精神病理学・漢方医学・思春期精神医学
  • 出版社からのコメント

    官能的評価(主観的服薬・投薬体験)によって「薬物を介した精神療法」が浮かび上がる。新たに11剤を取り上げた、待望の続編!
  • 著者について

    熊木徹夫 (クマキ テツオ)
    あいち熊木クリニック院長

精神科のくすりを語ろう〈その2〉患者による官能的評価の新たな展開 の商品スペック

商品仕様
出版社名:日本評論社
著者名:熊木 徹夫(著)
発行年月日:2015/09/25
ISBN-10:4535984301
ISBN-13:9784535984301
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:医学・薬学・歯学
言語:日本語
ページ数:189ページ
縦:21cm
その他:患者による官能的評価の新たな展開
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