しずかな人 春の海 [単行本]

しずかな人 春の海 [単行本] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  二つの詩型の宇宙を自在に行き交い、新しい“詩”のありかを手探りする。１０年ぶり、待望の新詩集。

• 目次（「BOOK」データベースより）

  しずかな人（裸の木；舗石の底から；枇杷の実；花火；永遠の秋；吊橋；落葉；奇蹟の時間）
  春の海（カタール、ドーハ；波；春；夏；秋；冬／新年／冬；春；手紙）

• 内容紹介

  ポエジーの波
  
  窓の外　裸の木に目をやると
  無性にほんとうのことが話したくなる
  すると　わたくしの中のしずかな人が
  こう　ささやく
  
  むこうへ着いたら　手紙くださいね
  （「裸の木」）
  
  
  自由詩と定型詩、二つの詩型の宇宙を自在に行き交い、新しい〈詩〉のありかを手探りする。10年ぶり、待望の新詩集。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  松本 邦吉(マツモト クニヨシ)
  『発熱頌』（２０００年８月・書肆山田（第四十二回晩翠賞受賞））。俳句は、２００３年より長谷川櫂に師事。現在、「古志」所属

しずかな人 春の海 [単行本] の商品スペック