"小さい交通"が都市を変える―マルチ・モビリティ・シティをめざして [単行本]

"小さい交通"が都市を変える―マルチ・モビリティ・シティをめざして の 商品概要

• 目次

  序　なぜ〈小さい交通〉か?
  　流れを扱わない空間計画者
  　〈大きい流れ〉の功罪
  　小さい交通に対する関心
  　地域は〈小さい流れ〉を必要としている
  
  第1章　〈小さい交通〉の最前線
  　小さい乗り物(事例11)
  　都市に出る小さい乗り物(事例17)
  
  第2章　流れの技術が都市の形態を決める
  　都市の規模は流れの技術で決まる
  　日本中が熱狂した〈大きい交通〉
  　熱狂の後
  
  第3章　新しい価値観の芽生え
  　〈小さい交通〉はカワイイだけではない
  　移動の権利
  　身体観
  　快楽
  　自己認識
  　小さい経済
  
  第4章　マルチ・モビリティ・シティ
  　マルチ・モビリティ・シティの要件
  　小さい乗り物の要件
  　曖昧な境界
  　マルチ・モビリティ・シティを描く
  　マルチ・モビリティ・シティ俯瞰図

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  大野 秀敏(オオノ ヒデトシ)
  建築家・都市計画家、博士（工学）。東京大学名誉教授。１９４９年生まれ。東京大学大学院修士課程修了後、槇総合計画事務所勤務、東京大学で建築設計の教育と都市構想の研究に従事。２０１５年に東大を定年退職。現在は設計活動と著述活動に専念
  
  佐藤 和貴子(サトウ ワキコ)
  １９８９年東京都生まれ。２０１２年法政大学デザイン工学部卒業。同年東京大学大学院新領域創成科学研究科修士課程入学、２０１２年ルーベン・カトリック大学セントルーカス・ゲント校での留学を経て、２０１５年修士課程修了。現在、英国で実務に就く
  
  齊藤 せつな(サイトウ セツナ)
  １９８９年静岡県生まれ。２０１３年東京大学工学部建築学科卒業。２０１５年東京大学大学院新領域創成科学研究科修士課程修了。現在、株式会社アプルデザインワークショップ勤務

• 出版社からのコメント

  買い物難民、交通弱者をなくすために必要なもの

• 内容紹介

  現代社会が直面する、超高齢化、人口減少、環境問題といった問題に対処するためには、高速道路・新幹線・飛行機などの〈大きい交通〉だけでなく、電動カート・自転車タクシーなどの〈小さい交通〉が必要である。現実に、いま〈小さい交通〉はさまざまな場所で萌芽があらわれている。
  本書ではさまざまな事例を取り上げ、〈小さい交通〉の意義と可能性を考える。

• 著者について

  大野 秀敏 (オオノ ヒデトシ)
  1949年生まれ。建築家・都市計画家。東京大学名誉教授。共著書に『新国立競技場、何が問題か』(平凡社)、『シュリンキング・ニッポン』(鹿島出版会)などがある。
  
  佐藤 和貴子 (サトウ ワキコ)
  東京大学大学院修士課程修了。
  
  齋藤せつな (サイトウ セツナ)
  東京大学大学院修士課程修了。

"小さい交通"が都市を変える―マルチ・モビリティ・シティをめざして の商品スペック