改善活動のマネジメント―問題発見・解決能力を組織に蓄積する [単行本]
    • 改善活動のマネジメント―問題発見・解決能力を組織に蓄積する [単行本]

    • ¥2,97090 ゴールドポイント(3%還元)
    • 在庫あり2025年7月28日月曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届け
100000009002410326

改善活動のマネジメント―問題発見・解決能力を組織に蓄積する [単行本]

価格:¥2,970(税込)
ゴールドポイント:90 ゴールドポイント(3%還元)(¥90相当)
お届け日:在庫あり今すぐのご注文で、2025年7月28日月曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届けします。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:慶応義塾大学出版会
販売開始日: 2015/09/25
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可
店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

改善活動のマネジメント―問題発見・解決能力を組織に蓄積する の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    “改善”を組織の“文化”にする。問題を発見・解決し続け、業績を向上させている企業は、何が違うのか?本書は、改善サイクルを組織の日常業務に埋め込み、企業文化として涵養するための、長期的視野にもとづく改善活動のマネジメントを提言する。日本の「ものづくり」の極意を凝縮した、マネジャー必読の書!
  • 目次

    第1章 改善とは何か?
     1 はじめに
     2 改善もイノベーションも構造的には変わらない
     3 改善の利点・効果
     4 管理と改善
     5 本書の構成

    第2章 日本企業における改善活動の実態
     1 はじめに
     2 改善活動の進捗状況
      2.1 改善進捗度の高い企業の特徴
      2.2 改善進捗度の低い企業の課題
     3 国内工場と海外工場の改善マネジメントの違い
      3.1 改善アプローチの違い
      3.2 経営トップが重要と考える要因の違い
      3.3 改善活動における課題の違い
     4 まとめ:調査結果から導かれた6つの知見

     第Ⅰ部 基礎編
     問題を発見するための着眼点
     
    第3章 目的手段関係に着目する
     1 ボールペンのキャップ締め作業
      1.1 付加価値作業を明らかにする
      1.2 目的物の不自然な動きに着目する
      1.3 付加価値作業以外のムダな作業をすべてなくせないか
        (第1の改善アプローチ)
      1.4 付加価値作業自体をもっと効率的に行えないか
        (第2の改善アプローチ)
     2 預金払い出し作業
      2.1 付加価値作業を明らかにする
      2.2 付加価値作業以外のムダな作業をすべてなくせないか
        (第1の改善アプローチ)
      2.3 付加価値作業自体をもっと効率的に行えないか
        (第2の改善アプローチ)
     3 おわりに

    第4章 因果関係に着目する
     1 はじめに
     2 因果関係とは何か
     3 因果関係図を描く意義
     4 因果関係図を用いた改善実施
      4.1 仮説・検証サイクルに通じた因果律の蓄積
      4.2 ループ構造に着目した改善案の著想方法
     5 おわりに

     第Ⅱ部 実践編
     改善を困難にするコンフリクトの克服

    第5章 供給プロセス全体の改善
    ―― トータル・リードタイムの短縮
     1 はじめに
     2 トータル・リードタイム短縮の基本的な考え方
      2.1 トータル・リードタイム短縮の経営効果
      2.2 トータル・リードタイムの構成要素
      2.3 「双方向化」と「多段階化」
     3 事例に見るトータル・リードタイム長期化の要因
      3.1 事例の概要
      3.2 A社における長期化要因の分析
      3.3 B社における長期化要因の分析
     4 「双方向化」を解消するための着眼点
     5 「多段階化」を解消するための着眼点
      5.1 品目別分業化
      5.2 自己完結化
     6 おわりに

    第6章 情報処理プロセスの改善
    ―― 部門間の認識差異の解消
     1 はじめに
     2 分析の視点
      2.1 改善の対象となる問題の捉え方
      2.2 部門間の認識差異
      2.3 2つの情報プロセス図
     3 認識差異に着目した改善アプローチ
      3.1 制約条件としての事実を変更する
      3.2 情報プロセスに関する事実認識を変更する
      3.3 外部環境に関する事実認識を変更する
     4 C社の事例への適用
      4.1 事例の概要
      4.2 各部門が認識する情報処理プロセスの内容
      4.3 問題点の発生原因に関する分析
      4.4 改善アプローチの適用
     5 おわりに

    第7章 情報システム導入の失敗原因分析
     1 はじめに
     2 先行研究
      2.1 情報システム導入の失敗に関する先行研究
      2.2 利害関係者間のコンフリクトに関する先行研究
     3 失敗原因の分析モデル
      3.1 コンフリクトが顕在化しているケース
      3.2 コンフリクトが潜在化しているケース
     4 事例研究
      4.1 D社の概要
      4.2 失敗原因の分析モデルの事例適用
     5 考察
      5.1 コンフリクト解消の基本方策
      5.2 解決方策のモデル
      5.3 解決方策のモデルの事例適用
     6 おわりに

     第Ⅲ部 マネジメント編
     組織の改善文化を涵養する

    第8章 2つの改善アプローチ
    ―― ターゲット追求型とオープン・エンド型
     1 はじめに
     2 分析の視点
     3 事例の概要
     4 改善活動を通じた組織学習過程
      4.1 改善活動開始前:危機意識の向上(1986年)
      4.2 トップダウンによる改善活動の開始(1987年)
      4.3 ライン・スタッフが協同で改善を実施(1988~91年)
      4.4 新たな改善活動の開始(1991~94年)
      4.5 自己完結生産ライン・生産管理システムの構築(1995~98
         年)
     5 事例に見る改善活動の成功要因
      5.1 事後合理性
      5.2 事後合理性を追求する推進力の源泉
     6 考察
      6.1 事例における課題
      6.2 改善活動における2つのアプローチ
     7 おわりに

    第9章 3Sの徹底を通じたオープン・エンド型改善
     1 はじめに
     2 3S活動とは何か
     3 3Sの間接効果
     4 なぜ3Sの徹底は問題発見・活動継続に結びつくのか
      4.1 整理が問題発見・活動継続に結びつく論理
      4.2 清掃が問題発見・活動継続に結びつく論理
      4.3 整頓が問題発見・活動継続に結びつく論理
      4.4 3S活動全体が継続する論理
     5 3Sの徹底を通じた工場文化の形成
     6 「遊び」が文化創造を促進する
     7 習慣的行為が文化を創造する

    第10章 改善活動を推進するミドル・マネジャの役割
     1 はじめに
     2 先行研究
      2.1 改善活動に対する従業員の参加メリット・デメリット
      2.2 改善活動を推進するミドル・マネジャの役割
     3 作業仮説の構築
     4 事例研究の方法
     5 事例研究の結果
      5.1 調査事例の概要
      5.2 改善活動を推進するミドル・マネジャの役割
     6 事例研究を通じたインプリケーション
     7 おわりに

    第11章 あらためて「ものづくり」を問う
     1 「ものづくり」という概念装置
     2 3Sは「ものづくり」の根幹
     3 海外工場における改善活動
     4 海外工場におけるオープン・エンド型改善実施のポイント
     5 おわりに

     あとがき
     初出一覧
     参考文献
     索引
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    坂爪 裕(サカズメ ユウ)
    慶應義塾大学大学院経営管理研究科教授、博士(経営学)。1989年慶應義塾大学文学部人間関係学科人間科学専攻卒業、アンダーセン・コンサルティング(現:アクセンチュア)、(株)さくら総合研究所(現:日本総合研究所)を経て、2001年京都産業大学経営学部専任講師、2004年慶應義塾大学大学院経営管理研究科専任講師、2006年同助教授、2012年より現職。主要業績に、「3Sの徹底を通じた発見型改善のすすめ」(『IEレビュー』第53巻第3号、2012(第42回日本IE文献賞(貢献賞)受賞))、「セル生産方式と分業の新展開―導入企業8社の事例研究」(『日本経営学会誌』第16号、2006(平成18年度日本経営学会賞(論文部門)受賞))他多数
  • 出版社からのコメント

    本書は、勘や経験だけに頼らない合理的な思考法と、日常業務の中に改善活動を組み込むノウハウを伝授する。
  • 内容紹介

    ▼<改善>を組織の<文化>にする

    問題を発見・解決し続け、業績を向上させている企業は、何が違うのか?
    本書は、改善サイクルを組織の日常業務に埋め込み、企業文化として涵養するための、長期的視野にもとづく改善活動のマネジメントを提言する。
    日本の「ものづくり」の極意を凝縮した、マネジャー必読の書!

    ▼イノベーションは日々の<改善>から始まる!

    イノベーションの創出も日常業務の改善も、その構造は同じ。無数の小さな<改善>のなかで、大きな社会的価値や意義へと結びついたものが<イノベーション>と呼ばれるようになるのだ。
    本書は「基礎編」では簡単な思考実験で「ムダ」を見つけるコツを紹介、続く「実践編」で複雑な現場の状況整理・問題発見方法を解説、最後に「マネジメント編」で日常的・継続的に問題発見→問題解決し続ける組織作りの方法を提案。
     勘や経験だけに頼らない合理的な思考法と、日常業務の中に改善活動を組み込むノウハウを伝授する。
  • 著者について

    坂爪 裕 (サカヅメ ユウ)
    坂爪 裕
    慶應義塾大学大学院経営管理研究科教授、博士(経営学)
    1989年慶應義塾大学文学部人間関係学科人間科学専攻卒業、アンダーセン・コンサルティング(現:アクセンチュア)、(株)さくら総合研究所(現:日本総合研究所)を経て、2001年京都産業大学経営学部専任講師、2004年慶應義塾大学大学院経営管理研究科専任講師、2006年同助教授、2012年より現職。

    主要業績に、『セル生産方式の編成原理』(慶應義塾大学出版会、2012)、『「ものづくり」経営革新 ―― 顧客価値創造プロセスの構築』(共著、生産性出版、1998)、「改善活動のマネジメントに関する実態調査」(慶應義塾経営管理学会リサーチペーパー・シリーズ、No.106、 2013)、「3Sの徹底を通じた発見型改善のすすめ」(『IEレビュー』第53巻第3号、2012(第42回日本IE文献賞(貢献賞)受賞))、「改善活動を推進するミドル・マネジャの役割」(『工場管理』第57巻第8号、2011)、「セル生産方式と分業の新展開――導入企業8社の事例研究」(『日本経営学会誌』第…

改善活動のマネジメント―問題発見・解決能力を組織に蓄積する の商品スペック

商品仕様
出版社名:慶應義塾大学出版会
著者名:坂爪 裕(著)
発行年月日:2015/09/30
ISBN-10:4766422465
ISBN-13:9784766422467
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:経営
言語:日本語
ページ数:225ページ
縦:22cm
他の慶応義塾大学出版会の書籍を探す

    慶応義塾大学出版会 改善活動のマネジメント―問題発見・解決能力を組織に蓄積する [単行本] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!