たった一つを変えるだけ―クラスも教師も自立する「質問づくり」 [単行本]
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たった一つを変えるだけ―クラスも教師も自立する「質問づくり」 [単行本]
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たった一つを変えるだけ―クラスも教師も自立する「質問づくり」 [単行本]

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出版社:新評論
販売開始日: 2015/09/05
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たった一つを変えるだけ―クラスも教師も自立する「質問づくり」 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    多くを問う者は、多くを学び、多くを保持する。民主主義を実践するためのスキルとして、これほどインパクトの大きいものはない。
  • 目次

    もくじ
    訳者まえがき i

    はじめに 3
    ◆質問づくりを学んだときに何が起こるか? 6
    ◆質問づくり 10
    質問づくりの起源 12
    成人教育で質問づくりを使うことの価値 16
    質問づくりを学校教育に導入する 19
    ◆本書の構成 23
    ◆「たった一つだけ変える」と大きな違いを生む 26
    コラム  なぜ質問をすることは大切か? 28

    第1章 質問づくりの全体像ー多様な思考力を磨く方法 31
    ◆高次な三つの思考力 32
    発散思考ー新しい可能性に心を開く 34
    収束思考ーアイディアを統合、分析、解釈する 35
    メタ認知思考ー自分が考えていることについて振り返る 36
    ◆質問づくりの七つの段階 39
    ◆質問づくりはアート(創造)であり、科学でもある 46
    アート 47
    科学 48

    第2章 教師が「質問の焦点」を決める 53
    ◆教師からの発問ー問われることのなかった悪しき伝統 54
    ◆「教師の発問」から「生徒自身による質問づくり」への転換 56
    ◆何が効果的な質問の焦点か? 58
    ①明確な焦点をもっている 60
    ②質問ではない 62
    ③刺激によって新しい思考を誘発する 63
    ④教師の好みや偏見は表さない 64
    ◆質問の焦点を考え出す 67
    なぜ、生徒たちに質問をつくってほしいのか? 67
    ◆高校の社会科の授業での質問の焦点づくり 70
    ◆高校の理科の授業での質問の焦点づくり 72
    ◆質問の焦点を考える際の問題と対処法 77

    第3章 質問づくりのルールを紹介する 81
    ◆質問づくりのルールを実行することの価値と難しさを話し合う 84
    ルール1 できるだけたくさんの質問をする 85
    ルール2 質問について話し合ったり、評価したり、答えたりしない 87
    ルール3 質問を発言のとおりに書き出す 90
    ルール4 意見や主張は疑問文に直す 92
    ◆質問づくりのルールを紹介して話し合う 93
    ルールを紹介する 94
    求められていることを確認する 95
    ルールを話し合う 96
    ◆ルールについて話し合う際の問題とその対処法 101
    生徒たちがルールに従う難しさをまったく見いだせないとき 101
    ルールに従うことの難しさの大事なポイントを見逃してしまったとき 102
    ルールについて意見の一致が見られないとき 102

    第4章 生徒たちが質問をつくる 105
    ◆教師の役割ー生徒たちの質問づくりを促進する 106
    事例1 理科に重点を置いている都会の高校での質問づくり 109
    ルールの話し合い 111
    質問の焦点を提示 112
    質問づくり 113
    異なるスタイル、ペース、アイディアを通した発散思考 117
    事例2 事例1と同じ学校での質問づくり 118
    事例3 郊外にある中学校の理科のクラスでの質問づくり 124
    ◆質問づくりの問題とその対処法 128
    ルール1 できるだけたくさんの質問をする(質問する許可を与える) 128
    ルール2 質問について話し合ったり、評価したり、答えたりしない(安心・安全な場を提供する) 129
    ルール3 質問は発言のとおりに書き出す(すべての声を尊重する) 129
    ルール4 意見や主張は疑問文に直す(主張ではなく、質問の言い回しや問い方にこだわる) 130

    第5章 質問を書き換える 133
    ◆なぜ、ブレーキをかけるのか? 134
    ◆「閉じた質問」と「開いた質問」を紹介する 136
    ◆ 事例  閉じた質問と開いた質問に分類するときに何が起こるか 138
    ◆二つのタイプの質問の長所と短所について話し合う 142
    ◆一方から他方へと質問を書き換える 146
    質問文の構造を学ぶ 146
    次のステップへの三つの選択肢 151
    ◆閉じた質問と開いた質問に関する問題点とその対処法 152

    第6章 質問に優先順位をつける 157
    ◆優先順位をつける際の流れー概観 161
    ◆優先順位を決めるための基準を明確にする 162
    ◆優先順位を決める際の具体的なステップ 164
    ①優先順位をつけるための指示を与える 164
    ②優先順位の高い質問を選ぶ 165
    ③選んだ質問の理由を述べられるようにする 166
    ④グループ活動の成果を全体に報告する 166
    事例1 高校の社会科の授業で質問の優先順位を決める 167
    各グループが質問の優先順位を決める 168
    各グループが報告し合う 173
    事例2 中学校の理科の授業で質問の優先順位を決める 176
    ◆優先順位をつける際の問題とその対処法 179
    生徒たちが合意を形成できない場合 179
    教師の役割 181
    優先順位をつける際に使えるほかのヒント 182

    第7章 質問を使って何をするか考える 185
    ◆質問を使いこなす多様な選択肢 187
    ◆質問を使ってプロジェクトを開始した授業の例 189
    事例1 数学者のように考える 192
    事例2 生徒たちの質問が探究心を推進する 198
    ◆生徒たち自らの質問に「スイッチが入る」 204
    事例3 スピーチの原稿を書くために、ボランティアの指導員が生徒の質問を引き出す 207

    第8章 学んだことについて振り返る 215
    ◆学びを促進してメタ認知思考を高め、継続的な活用を確かなものにする 216
    ◆振り返りのプロセス 218
    ◆振り返りの活動を考える 220
    ①知識レベルの変化を問う質問 221
    ②感情レベルの影響について問う質問 224
    ③行動レベルの変化を問う質問 225
    ◆振り返りの問題とその対処法 227

    第9章 教師や指導者へのアドバイス 231
    ◆たった一つの大きな変化ー生徒たちこそが質問をする 234
    ◆質問の焦点で変化がはじまる 237
    例は紹介しない! 237
    観察しながら各グループを見守る 239
    ◆ルールを思い出させる! 240
    ◆プロセスのなかに振り返りをしっかりと位置づける 241
    ◆発言は評価せずに、平等に認める 242
    ◆試してみてください! 245

    第10章 生徒もクラスも変化するー自立した学び手たちのコミュニティ 247
    ◆生徒たちの変化 250
    ①内容に関するより良い理解とより多くの学び 250
    ②学びの主体性を獲得することで取り組みのレベルが向上する 254
    ③クラスの中でも外でも一生使える思考力 257
    ◆クラスレベルの変化 259
    ①ペアやグループ活動への積極的な参加 260
    ②クラス運営の向上 261
    ③‌落ちこぼれの恐れがある生徒を含めて、すべての生徒が熱心に取り組める効果的な方法 263

    おわりにー質問と教育、質問と民主主義 273
    ◆発見すること、積極的に取り組むこと、達成することを通して教育を改善する 276
    ◆生徒の質問とより良い教え方 277
    ◆質問することを学んだ生徒たちが、民主主義をより良く機能させる 282
    ◆行動に向けて 287
  • 内容紹介

    質問をすることは、人間がもっている最も重要な知的ツール。
    大切な質問づくりのスキルが容易に身につけられる方法を紹介! 

     なぜ、「質問をすること」が大切なのでしょうか。この問いに対して、義務教育、大学、ビジネス界で大きな影響力をもった3人の著名人が答えています。
     「私たちがもっている知識は質問の結果です。実際、質問をすることは人間がもっている最も重要な知的ツールです。〔中略〕このような大切な知的ツールを、学校では教わらないのです」(ニール・ポストマン、元ニューヨーク大学教授)
     「人間の基本的なスキルは、解釈と探究に必要な、ものごとを分析する力です。言い換えると、どのように質問したらいいかを知っていることです」(レオン・ボットスタイン、元バード・カレッジ学長)
     「最も頻繁に起こるマネジメントの問題は、正しい答えを見つけることができないということではなく、よい質問が浮かばないことです」(ピーター・ドラッカー)
     本書では、このように大切な質問づくりのスキルが容易に身につけられる方法をていねいに紹介しています(その中には、学校や大学教育や社会や日常生活で軽視されている優先順位をつけるスキルも含まれています)。このスキルの習得は、これまで生徒たちに自分で考えさせようと「発問づくり」に時間とエネルギーを割いてきた教師が、生徒たちのサポート役になることで可能となります。その結果、教師に依存していた生徒たちの学びは、主体的かつ自立的な学びに転換します。
     最近、頻繁に見かける教育用語を使えば、これこそ「究極のアクティブ・ラーニング」と言えます。「質問づくり」を習得することで、「21世紀スキル」「イノベーターに求められるスキル」「社会人基礎力」「EQやライフスキル」「民主主義を実践するためのスキル」といった現代人に最も求められている力も身につきます。ぜひ試してみてください。
    (よしだ・しんいちろう)
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    ロススタイン,ダン(ロススタイン,ダン/Rothstein,Dan)
    ルース・サンタナとともにThe Right Question Institute(正問研究所)の共同代表。長年、対象としていた人びとから学び、そのノウハウをコミュニティ・オーガナイザーや都市計画家として、より効果的な市民参加や民主的な社会システムの構築に応用してきた。全米各地だけでなく、イスラエルでも仕事をしたことがある。ハーバード大学およびハーバード大学教育大学院(博士号取得)卒

    サンタナ,ルース(サンタナ,ルース/Santana,Luz)
    生活保護を受けて家族を育て、工場労働者として働き、そして学校に戻って卒業し、大学・大学院(Springfield College)で学び、自分自身の体験をモデルとして、多くの人と共有する活動を展開している。今は母校で教えてもいる

    吉田 新一郎(ヨシダ シンイチロウ)
    「まちづくり・コミュニティづくり」をしていた。それ以降は、政府開発援助→NGOによる海外協力→国際理解教育(環境、開発、人権、平和、異文化理解、未来教育)→組織・人材開発(教員/職員/社員研修)→子どもたちがワクワクする国語の授業(『作家の時間』と『読書家の時間』の紹介)→子どもたちがワクワクする算数、社会科への応用などを行っている
  • 著者について

    ダン・ロススタイン (ダンロススタイン)
    Dan ROTHSTEIN ハーバード大学教育大学院卒業後、コミュニティ・オーガナイザーや都市計画家として活動。

    ルース・サンタナ (ルースサンタナ)
    Luz SANTANA 工場勤務後に復学し、スプリングフィールド大学大学院を卒業。自身の体験をモデルに社会活動を展開。二人はともにThe Right Question Instituteの共同代表。

たった一つを変えるだけ―クラスも教師も自立する「質問づくり」 の商品スペック

商品仕様
出版社名:新評論
著者名:ダン ロススタイン(著)/ルース サンタナ(著)/吉田 新一郎(訳)
発行年月日:2015/09/15
ISBN-10:4794810164
ISBN-13:9784794810168
判型:B6
発売社名:新評論
対象:一般
発行形態:単行本
内容:教育
言語:日本語
ページ数:289ページ
縦:19cm
その他: 原書名: MAKE JUST ONE CHANGE〈Rothstein,Dan;Santana,Luz〉
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