文士温泉放蕩録(ランダムハウス講談社文庫) [文庫]

文士温泉放蕩録(ランダムハウス講談社文庫) [文庫] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  湯けむりの彼方に、文士の夢と野望がかけめぐるシーンが浮かび上がる絶好の日本全国温泉ガイドにして、日本の近代文学早わかり温泉小説の極北として誉れの高い『ざぶん』を改題して新装刊行！湯に癒されつつ、文学の構想を練る文士たちの右往左往。

• 内容（「BOOK」データベースより）

  本郷銭湯で吠える；山桜散る信州渋湯；妖女、奥日光にあらわる；闘魂燃ゆる；熱海にポトリ；女湯のさざめき；熱血道後温泉；ガリ亀、塩原温泉に泣く；葬られる文士；底なし沼；日光黄金湯；屋形船湯の女；道楽息子；浅間へ口笛；ひも稼業；湯島の別れ；怪談；クシャミ先生；温泉浪人；妖怪紳士；五足の靴；ガラス窓に歌；観念心中；裏切りの湯；妾宅の行水；刺青娘；病人風呂；修善寺大患；汚れた湯；濁った頭；葬儀；ナオミ；水風呂；伊豆の守

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  嵐山 光三郎(アラシヤマ コウザブロウ)
  １９４２年浜松市生まれ。國學院大學文学部卒。中世文学専攻。平凡社に入社、雑誌『別冊太陽』『太陽』の編集長を務める。編集者として、深沢七郎、檀一雄、澁澤龍彦などと交流。１９８１年独立して、青人社を設立。『素人庖丁記』（ランダムハウス講談社文庫）で第四回エッセイ賞、『芭蕉の誘惑』でＪＴＢ紀行文学賞、『悪党芭蕉』（新潮社）で、読売文学賞、泉鏡花文学賞を受ける

文士温泉放蕩録(ランダムハウス講談社文庫) [文庫] の商品スペック