温泉の平和と戦争―東西温泉文化の深層 [単行本]
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温泉の平和と戦争―東西温泉文化の深層 [単行本]

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出版社:彩流社
販売開始日: 2015/11/05
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温泉の平和と戦争―東西温泉文化の深層 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    古代ギリシアではポリスの神殿が「アジール/聖域」と認められていた。それは「平和の湯」とされた浴場・湯屋、さらには温泉(地)と深くかかわってくる。温泉(地)は心身の疲れを癒すばかりでなく、魂を救済し、命をも活かす。平和と戦争の問題を通じて、温泉(地)の持つ存在意義、特性をここに見つめ直す。
  • 目次(「BOOK」データベースより)

    第1章 平和な「アジール」としての湯屋・温泉
    第2章 温泉地の原風景を求めて―聖なる場の平和
    第3章 平和な中立地帯としての温泉地
    第4章 戦と温泉発見伝説
    第5章 避難行と戦国実利の先に温泉
    第6章 戦時の人びとを受け容れた温泉地
    終章 逆手にとられる“温泉の平和”
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    石川 理夫(イシカワ ミチオ)
    温泉評論家。日本温泉地域学会会長。1947年生まれ。東京大学法学部卒業。温泉評論・執筆の傍ら、共同湯、温泉文化史等の研究に携わる
  • 内容紹介

    湯浴みは心身の疲れを癒す!
    温泉は「アジール」だ。
    すなわち「避難所、憩いの場、聖域」なのだ。

    古代ギリシアでは、各ポリスの神殿が典型的アジールと認められていた
    ことから、その言葉の持つ意味が想像できる。アジールという概念は
    「平和の場」とされた浴場、湯屋、さらには温泉と深くかかわっている。
    古代ローマ共和政時代から帝国時代にかけて
    公共の浴場が市民の娯楽・保養の場として生活に欠かせなくなっていた。
    遠征先で温泉を見つければ、先住民がすでに利用していた温泉地を
    征服した後、駐屯兵らの慰安と健康のために立派な浴場を設けた。
    ローマの入浴慣習はイスラム社会に引き継がれ、
    今も日常生活に定着している浴場文化の基である。
    キリスト教徒も十字軍遠征を通じ、浴場の価値を再認識し、
    ヨーロッパ社会に環流させた。
    共同浴場には、民間浴場主が経営していた街の風呂屋のほかに、
    農民・村人が共同で費用と労力をかけてこしらえた浴場があった。
    風呂の用意が整うと呼び声が周囲に響き渡った。
    体をきれいにするだけでなく、魂を清める働きを持つと考えられたのだった。
  • 著者について

    石川 理夫 (イシカワ ミチオ)
    温泉評論家。日本温泉地域学会会長。1947年生まれ。東京大学法学部卒業。温泉評論・執筆の傍ら、共同湯、温泉文化史等の研究に携わる。著書は『温泉法則』(集英社新書)、『温泉巡礼』(PHP研究所)、『温泉で、なぜ人は気持ちよくなるのか』(講談社プラスα新書)、『温泉とっておきの話』(海鳴社、共著)ほか多数。

温泉の平和と戦争―東西温泉文化の深層 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:彩流社
著者名:石川 理夫(著)
発行年月日:2015/11/10
ISBN-10:4779121795
ISBN-13:9784779121791
判型:B6
対象:一般
発行形態:単行本
内容:民族・風習
言語:日本語
ページ数:235ページ
縦:19cm
横:13cm
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