花鳥茶屋せせらぎ [単行本]

花鳥茶屋せせらぎ [単行本] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  花鳥茶屋「せせらぎ」は上野不忍池に面したおよそ六百坪の敷地に、珍しい鳥を集めた禽舎や植物を配した行楽の苑であった。いかがわしさとは縁遠く、女子供にもたいそう受けがよい。子供のころ、手習いの師匠が語ってくれたさまざまな鳥の話に、足が痺れるのも忘れて幼馴染みたちと聞き入った勝次は、ここ「せせらぎ」で鳥かご職人の修業中だった。弟子入りして五年、仲間も皆、巣立ちの時を迎えようとしていた…。

• 内容（「BOOK」データベースより）

  山雀の女；孔雀きらめく；とんだ鴬；はばたけよ丹頂；鴨の風聞；凛として大瑠璃

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  志川 節子(シガワ セツコ)
  １９７１年、島根県生まれ。早稲田大学卒。２００３年に「七転び」で第８３回オール讀物新人賞を受賞。２００９年に初単行本『手のひら、ひらひら江戸吉原七色彩』を上梓する。つづく１３年、『春はそこまで風待ち小路の人々』が第１４８回直木賞候補となる

花鳥茶屋せせらぎ [単行本] の商品スペック