ケアをすることの意味―病む人とともに在ることの心理学と医療人類学 [単行本]
    • ケアをすることの意味―病む人とともに在ることの心理学と医療人類学 [単行本]

    • ¥2,64080 ゴールドポイント(3%還元)
    • 在庫あり2025年7月27日日曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届け
100000009002425742

ケアをすることの意味―病む人とともに在ることの心理学と医療人類学 [単行本]

皆藤 章(編・監訳・著)アーサー クラインマン(著)江口 重幸(著)
価格:¥2,640(税込)
ゴールドポイント:80 ゴールドポイント(3%還元)(¥80相当)
お届け日:在庫あり今すぐのご注文で、2025年7月27日日曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届けします。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:誠信書房
販売開始日: 2015/10/10
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可

カテゴリランキング

店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

ケアをすることの意味―病む人とともに在ることの心理学と医療人類学 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    医療人類学の世界的権威、ハーバード大学教授アーサー・クラインマンが現代におけるケアの本質を問う。貴重な来日講演(京都・東京)も収録。
  • 目次

    第Ⅰ部
    第1章 ひとりの心理臨床家の考える人間の生とアーサー・クラインマンの存在 (皆藤 章)  
    序・ 第一節 心理臨床家としてのわたし・1私は何者なのか/2生きる心理療法を巡って/3宗教性/4糖尿病という「病い」との関わり
       第二節 邂逅 アーサー・クラインマン・1出会い前/2不治の病いと物語を巡る若干の考察/3出会い/4日本への招聘・結び

    第2章 21世紀における感性と主観性の変容――人類は生き残れるか (アーサー・クラインマン) 
     感性とその変容/主観性とその変容――21世紀を生きる課題/道徳的・人間的体験/社会的な苦しみ/感性・主観性の変容と人間性の喪失/◎質疑応答
     
    第3章 カタストロフそしてケアをすること――アート(テクネー)としての医の失敗 (アーサー・クラインマン)

    第Ⅱ部
    第1章 ケアをすること――より人間らしくなるための旅 (アーサー・クラインマン)

    第2章 不治の病いを生きる人へのケア――ある事例を巡って (アーサー・クラインマン/皆藤 章)
     【事例検討会】 司会 皆藤 章  布柴靖枝・西浦太郎訳

    第3章 病いと人間的体験――慢性の病いとともに生きること (アーサー・クラインマン) 
     糖尿病と他の慢性疾患――医学への挑戦/慢性化の主な問題/医師にとっての実践ステップ/「道徳的・人間的」ということばが意味すること/道徳的・人間的体験/病いの語り/語りの理論/病いと疾患/病いの体験/患者の語り/白血病の大学3回生(20歳)の語り/大腸の慢性疾患を抱える39歳の教師の語り/肝臓の慢性疾患を抱える64歳の技師の語り/不動産会社で働く55歳の婦人の語り/マネージド・ケアのHMOに所属する60歳のプライマリーケア医師の語り/米国で医学教育に携わる57歳のリーダーの語り/ケアをすること/ケアをすることの民族誌的定義/ケアをすること――家族、親しい友人、苦しんでいる人たちにとっての中核的課題/道徳性とケア/ケアをすることと現前性/医師

    第4章 耐えるということ (アーサー・クラインマン)

    第Ⅲ部
    第1章 ケアをすること (アーサー・クラインマン)
    ケアにおける三つの逆説/ケアをすることとその意味/生きることの文化的側面/文化のプロセス/説明モデル/ケアすることへの文化的アプローチ/ケアの実践的な意味と医療におけるケアの再活性化/◎質疑応答

    第2章 道徳的・人間的体験としてのケアの実践 (アーサー・クラインマン)
     
    第3章 クラインマンから学んだいくつかのこと――臨床人類学が医療やケアにもたらすもの  (江口 重幸)
    はじめに/クラインマンの2014年の連続講演会/医療人類学、文化精神医学への関心と『臨床人類学』/『臨床人類学』の原点――症例陳さん/「癒やしとは何かという厄介だが根本的な問い」――症例陳さんをめぐる分析と解釈/ふたつの「おどろくべき結論」/社会的に是認された病いとケアとは?/エランベルジェと歴史的文脈への架橋/「ヘルス・ケア・システム」とは「治療文化」のことである――中井久夫『治療文化論』への架橋/その後の展開/さいごに
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    皆藤 章(カイトウ アキラ)
    1957年福井県生まれ。1979年京都大学工学部入学。京都大学教育学部転学部。1986年京都大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学。大阪市立大学助教授、甲南大学助教授を経て、京都大学大学院教育学研究科教授。文学博士。臨床心理士

    クラインマン,アーサー(クラインマン,アーサー/Kleinman,Arthur)
    1941年ニューヨーク市生まれ。現在、ハーバード大学教授(the Esther and Sidney Rabb Professor)。同大学医学部社会医学科の医療人類学・精神医学教授。ボアズ賞(アメリカ人類学会が授与する最高の賞)受賞。アメリカ精神医学会名誉会員。アメリカ芸術科学アカデミー会員

    江口 重幸(エグチ シゲユキ)
    1951年東京生まれ。1977年東京大学医学部医学科卒業。長浜赤十字病院、都立豊島病院を経て、1994年~一般財団法人精神医学研究所附属東京武蔵野病院精神科医。現在、東京武蔵野病院副院長、教育研究部長
  • 出版社からのコメント

    人間の体験における道徳的人間的な意味のある実践として経済性や合理性によっておとしめられているケアをすることについて再考を促す
  • 内容紹介

    現代においても、ケアはそれがどこでなされるにしろ人間の体験におけるひとつの基礎となる道徳的・人間的な意味のある実践であることは確かである。それは人間であるということの価値に深く関わっており、経済性や合理性によってその価値が乱暴に貶められることにあらがうものである。本書では、ケアをすることに関する深刻な議論を喚起し、医学・看護・心理学教育と実践・研究におけるケアの位置づけの再考を促す。その一方で、患者や家族やコミュティーにおいてケアをすることの意義を訴える。
  • 著者について

    皆藤 章 (カイトウ アキラ)
    京都大学大学院教育学研究科教授。文学博士。臨床心理士。

    A.クラインマン (クラインマン A.)
    Arthur Kleinman|ハーバード大学教授、精神科医

    江口 重幸 (エグチ シゲユキ)
    東京武蔵野病院精神科、精神科医

ケアをすることの意味―病む人とともに在ることの心理学と医療人類学 の商品スペック

商品仕様
出版社名:誠信書房
著者名:皆藤 章(編・監訳・著)/アーサー クラインマン(著)/江口 重幸(著)
発行年月日:2015/10/20
ISBN-10:4414428661
ISBN-13:9784414428667
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:医学・薬学・歯学
言語:日本語
ページ数:191ページ
縦:21cm
他の誠信書房の書籍を探す

    誠信書房 ケアをすることの意味―病む人とともに在ることの心理学と医療人類学 [単行本] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!