親鸞教学―曽我量深から安田理深へ 増補版 [単行本]
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親鸞教学―曽我量深から安田理深へ 増補版 [単行本]

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出版社:法蔵館
販売開始日: 2015/09/14
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親鸞教学―曽我量深から安田理深へ 増補版 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    近代教学の大成者・曽我量深と安田理深が共に深く極めた唯識思想。なぜ、唯識だったのか。その関係性を詳しく解説した「唯職思想と浄土真宗」の増補によって、「現代親鸞教学」が確立されてきた過程とその意義をより鮮明にした、待望の書。
  • 目次

    『増補版』の序

    近代親鸞教学の課題

     一 大谷派の近代教学の流れ
      端緒を開いた清沢満之
      曽我量深の精神主義への疑問
      精神主義の根拠はなにか
      清沢満之を一生の師とする
      清沢満之に対する反逆者
      清沢満之の課題を受けての一生
      「我が信念の課題」
      曽我量深の「日蓮論」の意義

     二 近代教学の課題
      曽我量深から安田理深へ
      曽我量深と大谷大学
      曽我教学の根本を受けつぐ
      ポール・ティリッヒとの対話
      普遍的人間学の追及
      自己否定を根底とする思想
      自己の根源を要求する願生心
      近代教学の根底に流れる課題

     三 信心の現代化
      如来表現の範疇としての三心観
      如来の三心と阿頼耶の三相
      自己の虚偽を批判する真実心
      欲生心の課題
      回向心としての欲生心の意義
      還相回向の領解
      大信心は長生不死の神方
      自己回復の道としての近代教学の確立

    安田理深論

     一 先師安田理深の求道
      先師安田理深との出会い
      安田理深の求道の歩み
      大谷大学へ入学
      雑誌『仏座』の発刊
      結核に倒れて
      頑固さとやさしさ
      茂田井教亨との対談
      ティリッヒとの対談
      相応学舎での学び
      教団の恩義を感じて
      情熱的な求道の姿勢
      無窓という名告り
      モナドロギーと阿頼耶識
      凡夫の自覚としての無窓

     二 名義に相応する学仏道場
      曽我、金子の追放事件
      興法学園から相応学舎へ
      相応学舎の相応とは
      如実修行相応
      名義と相応する
      三種の不相応
      名号の教えと相応する
      相応学舎にかけられた願い

     三 真実のサンガを求めて
      雑誌『僧伽』の刊行
      絶対平等の共同体
      願心の共同体としての報土
      一如に生きる真仏土
      独立者の共同体
      欲生心に立つ教団を目ざして
      存在の故郷としての浄土
      超越的な本能的要求
      浄土を求めることの意義

     四 相続し深められたものの尊さ
      検証清沢満之批判
      自由な批判精神
      信仰における個人主義的傾向
      非神話性
      浄土の非神話化
      表現の新しさ
      感の教学

    増補 唯識思想と浄土真宗

     一 唯識と浄土真宗の思想的関わり
      唯識と浄土真宗の思想とはどういう関わりか
      唯識は意識の事実を見て実体化の間違いを批判する
      唯識と真宗の思想は、人間の課題として一つである
      安田先生の思想戦
      人間の本来性を回復する場所を願生する

     二 自覚の教学
      「自覚の教学」に見る安田先生の思い
      『唯識三十頌』が説く意識構造
      唯識の学匠である天親菩薩がなぜ『願生偈』を書かれたのか
      唯除の文を唯識から見る

      『初版』のあとがき
  • 内容紹介

    近代教学の大成者・曽我量深と安田理深は、なぜ唯識思想を極めたのか。その関
    係性を詳しく解説した「唯識思想と浄土真宗」を増補。「現代親鸞教学」確立の
    過程と意義を鮮明にする。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    本多 弘之(ホンダ ヒロユキ)
    1938年、中国黒龍江省に生まれる。1961年、東京大学農学部林産学科卒業。1966年、大谷大学大学院修了。大谷大学助教授を経て、2001年、親鸞仏教センター所長に就任。真宗大谷派本龍寺住職。朝日カルチャーセンター(新宿)講師。1983年、大谷大学を辞任の後、『安田理深選集』(全22集、文栄堂)の編集責任にあたる
  • 著者について

    本多 弘之 (ホンダ ヒロユキ)
    本多弘之(ほんだ ひろゆき)1938年、中国黒龍江省に生まれる。1961年、東京大学農学部林産学科卒業。1966年、大谷大学大学院修了。大谷大学助教授を経て、2001年、親鸞仏教センター所長に就任。真宗大谷派本龍寺住職。2016年より中村元東方研究所講師。1983年、大谷大学を辞任の後、『安田理深選集』(全22巻、文栄堂)の編集責任にあたる。主な著書に、『親鸞思想の原点――目覚めの原理としての回向』『大無量寿経講義』全3巻、『一念多念文意講讃』『親鸞の名号論――根本言の動態的了解』『増補版親鸞教学――曽我量深から安田理深へ』(以上、法藏館)、『浄土――その解体と再構築』『浄土――その響きと言葉』『浄土――おおいなる場のはたらき』『教行信証』行巻講義1~7(以上、樹心社)、『近代親鸞教学論』『他力救済の大道――清沢満之文集』『親鸞の鉱脈』『静かなる宗教的情熱――師の信を憶念して』(以上、草光舎)など多数。

親鸞教学―曽我量深から安田理深へ 増補版 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:法藏館 ※出版地:京都
著者名:本多 弘之(著)
発行年月日:2015/09/20
ISBN-10:4831887382
ISBN-13:9784831887382
旧版ISBN:9784831878410
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:仏教
言語:日本語
ページ数:280ページ
縦:22cm
厚さ:2cm
重量:541g
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