森林資源の環境経済史―近代日本の産業化と木材 [単行本]
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森林資源の環境経済史―近代日本の産業化と木材 [単行本]

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出版社:慶応義塾大学出版会
販売開始日: 2015/12/25
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森林資源の環境経済史―近代日本の産業化と木材 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    木材から近代日本の産業化を問い直す!日本の産業化に不可欠な資材・原料であった森林資源。膨大な一次史料にもとづいて鉄道・電信・炭鉱・製紙業における木材利用と森林破壊との関係を分析し、新たな日本の産業化像を描き出す。環境経済史の新たな扉を開く野心的労作!
  • 目次

    序 章 課題と分析アプローチ
     1 環境史研究の現在
     2 日本の産業化と木材
     3 課題と構成

    第1章 木材市場のマクロ的検討
     1 需要市場の構造
     (1) 燃材
     (2) 用材
      (a) 建築用材と家具・建具・日用雑貨用材
      (b) 交通事業用材と通信事業用材
      (c) 鉱業用材と電力事業用材
      (d) 機械器具用材
      (e) パルプ用材
      (f) 包装用材と合板・単板用材
      (g) 軍需用材
     2 供給市場の構造
     (1) 木材供給地域の拡大と木材輸出の増加
     (2) 国産材の増産と供給不足
     (3) 輸移入材の増加
     (4) 輸移入材の減少と国産材の増加

    第2章 鉄道業の発展と枕木
     1 枕木消費量の推移
     2 枕木市場の拡大
     (1) 枕木市場の形成
     (2) 鉄道固有化による枕木市場の変化
     (3) 枕木商の活動
     3 第一次世界大戦期における枕木価格の高騰
     4 適材不足と使用樹種の多様化
     5 枕木不足の深刻化

    第3章 電信事業の発展と電柱
     1 電柱消費量の推移
     2 電柱市場の拡大と防腐電信柱の利用
     3 第一次世界大戦期における電柱価格の高騰
     4 防腐電柱と代替財の利用
     5 電柱用材不足の深刻化

    第4章 九州炭鉱業の発展と坑木
     1 坑木消費量の推移
     2 坑木市場の拡大
     (1) 筑豊炭鉱業の発展と坑木市場の拡大
     (2) 坑木取引の変化
     (3) 坑木商の活動
     3 第一次世界大戦期における坑木価格の高騰
     4 坑木節約の進展
     (1) 坑木需要の減少
     (2) 合理化による坑木消費量の減少
     5 坑木不足の深刻化

    第5章 北海道炭鉱業の発展と坑木
     1 坑木供給の多様化
     2 第一次世界大戦期における坑木価格の高騰
     (1) 坑木需要の増加
     (2) 社有林の拡大
     3 坑木の節約と社有林の拡大
     (1) 坑木の節約
     (2) 社有林の拡大
     4 坑木不足の深刻化

    第6章 製紙業の発展とパルプ用材
     1 パルプ用材消費量の推移
     2 年期契約区域の形成
     (1) 内地の年期契約区域
     (2) 北海道の年期契約区域
     (3) 樺太の年期契約区域
     3 パルプ用材需要の急増と年期契約区域の拡大
     4 年期契約区域の不安定化
     (1) 樺太材利用の拡大
     (2) 年期契約区域の縮小と樺太林政改革
     5 パルプ用材市場の拡大とパルプ用材不足の深刻化

    第7章 戦時統制期の木材利用
     1 資材統制 ―― 木材と鉄鋼材
     (1) 統制の開始
     (2) 統制の強化
     2 産業における木材利用
     (1) 鉄道業
     (2) 電信・電話事業と電力業
     (3) 炭鉱業
     (4) 製紙業

    終 章 日本の産業化と森林資源

     あとがき
     初出一覧
     参考文献
     索 引
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    山口 明日香(ヤマグチ アスカ)
    名古屋市立大学大学院経済学研究科講師、博士(経済学)。2003年慶應義塾大学商学部卒業、2011年慶應義塾大学大学院経済学研究科博士課程修了。慶應義塾大学COE研究員を経て2014年より現職。専攻は日本経済史
  • 出版社からのコメント

    本書は、木材資源を軸に、経済史、経営史、産業政策史、そして環境史研究を接合し、資源の流通・再生産過程から経済活動を捉える。
  • 内容紹介

    ▼木材から近代日本の産業化を問い直す!

    日本の産業化に不可欠な資材・原料であった森林資源。
    膨大な一次史料にもとづいて鉄道・電信・炭鉱・製紙業における木材利用と森林破壊との関係を分析し、新たな日本の産業化像を描き出す。
    環境経済史の新たな扉を開く野心的労作!
  • 著者について

    山口 明日香 (ヤマグチ アスカ)
    山口 明日香
    名古屋市立大学大学院経済学研究科講師
    2003年慶應義塾大学商学部卒業、2011年慶應義塾大学大学院経済学研究科博士課程修了、博士(経済学)。慶應義塾大学COE研究員を経て2014年より現職。専攻は日本経済史
    主な業績に『日本石炭産業の衰退』(分担執筆、杉山伸也・牛島利明編、慶應義塾大学出版会、2012年)、「戦前期日本の製紙業における原料調達」(『三田学会雑誌』105巻2号、2012年)、「戦前期日本の鉄道業における木材利用」(『社会経済史学』76巻4号、2011年)、「戦前期日本の炭鉱業における坑木調達」(『社会経済史学』73巻5号、2008年)などがある。

森林資源の環境経済史―近代日本の産業化と木材 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:慶應義塾大学出版会
著者名:山口 明日香(著)
発行年月日:2015/12/25
ISBN-10:4766422422
ISBN-13:9784766422429
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:経済・財政・統計
言語:日本語
ページ数:281ページ
縦:22cm
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