吉村昭 昭和の戦争〈5〉沖縄そして北海道で [全集叢書]

吉村昭 昭和の戦争〈5〉沖縄そして北海道で [全集叢書] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  敗戦へと雪崩落ちる大日本帝国。少年たちが彷徨った苛烈な夏。身を捨てるのか、見捨てるのか、国家と国民が顔を対して相見る刻―。軍隊・戦時用語注付き。

• 目次（「BOOK」データベースより）

  殉国―陸軍二等兵比嘉真一
  「殉国」ノートから―比嘉真一陸軍二等兵
  他人の城
  剃刀
  太陽を見たい
  敵前逃亡
  脱出
  海の柩
  烏の浜
  手首の記憶

• 出版社からのコメント

  いよいよ敗戦が近づくなか、北と南の島では、民間人を捲き込んだ絶望的な戦いが果てしなく続けられた――。『殉国』『脱出』他を収録

• 内容紹介

  太平洋戦争末期、北と南の島では、絶望的な戦いが果てしなく続けられた――。いよいよ敗戦が近づくなか、沖縄では、ガリ版刷りの召集令状が中学生に出される。だぶだぶの軍服に身を包み、陸軍二等兵として防衛戦に従軍する十四歳の少年の壮絶な体験を描く『殉国』。昭和二〇年八月一一日、突然のソ連軍の侵攻に翻弄される樺太の住民たちの苦難を描く『脱出』、『手首の記憶』他を収録。軍隊・戦時用語注付き。

吉村昭 昭和の戦争〈5〉沖縄そして北海道で [全集叢書] の商品スペック