カフカ―ポケットマスターピース〈01〉(集英社文庫ヘリテージシリーズ) [文庫]

カフカ―ポケットマスターピース〈01〉(集英社文庫ヘリテージシリーズ) の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  カフカの文学は、映像的であるという印象を与えながらも一つの映像に還元できないところに特色がある。『変身』のグレゴール・ザムザの姿も言語だけに可能なやり方で映像的なのであって、映像が先にあってそれを言語で説明しているわけではない。…読む度に違った映像が現れては消え、それが人によってそれぞれ違うところが面白いのである。この機会にぜひ新訳でカフカを再読して、頭の中の映画館を楽しんでほしい。

• 内容（「BOOK」データベースより）

  変身；祈る男との会話；酔っぱらった男との会話；火夫；流刑地にて；ジャッカルとアラブ人；お父さんは心配なんだよ；雑種；こま；巣穴；歌姫ヨゼフィーネ、あるいは鼠族；訴訟；公文書選

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  カフカ,フランツ(カフカ,フランツ／Kafka,Franz)
  １８８３．７．３‐１９２４．６．３。ユダヤ系のドイツ語作家。オーストリア＝ハンガリー帝国の領邦ボヘミア王国（現在のチェコ）の首都プラハに生まれる。民間保険会社、のち労働者災害保険局に勤務の傍ら、小説を発表。生前の読者は限られていたが、第二次世界大戦後の実存主義ブーム中に再発見され、世界的名声を得る

• 内容紹介

  カフカの面白さを1冊に凝縮。新訳『変身(かわりみ)』を筆頭に、短編『お父さんは心配なんだよ』長編『訴訟』など、さらには彼の遺した書簡集や公文書も加え、その魅力を現代に伝える。(解説/多和田葉子)
  
  

カフカ―ポケットマスターピース〈01〉(集英社文庫ヘリテージシリーズ) の商品スペック