真珠湾の真実―歴史修正主義は何を隠したか(平凡社新書) [新書]
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真珠湾の真実―歴史修正主義は何を隠したか(平凡社新書) [新書]

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出版社:平凡社
販売開始日: 2015/11/16
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真珠湾の真実―歴史修正主義は何を隠したか(平凡社新書) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    日本はなぜ真珠湾を奇襲したか。定説になっているのは、日本にその意図はなかったが、米国への通告文書の手交が遅れたため、結果的に奇襲になったという釈明だ。だが、その「史実」はどこまで本当だろうか。開戦への過程を仔細に確かめると、現場の駐米大使館員に責任を押しつけた外務省と大本営の欺瞞が見え隠れする。歴史修正主義の原点として真珠湾奇襲を捉え、史実の誤謬と神話化の構造にメスを入れる。
  • 目次

    プロローグ
    日本への国際的不信感の原点/安倍首相の弁明/「呪われた太平洋戦争の開幕」

    第一章 真珠湾奇襲とは何だったか
    ハワイ併合をめぐる日米の確執/繰り返された奇襲のシミュレーション
    「我奇襲に成功せり」/淵田の日本海軍への失望/九人の「軍神」のすり替え
    開戦初日に大本営がついた嘘/ミッドウェー海戦での貧弱なインテリジェンス
    真珠湾のスパイの顛末

    第二章 日系ハワイ人たちの真珠湾
    敵と味方に分かれて戦った兄弟/日系初の米上院議員ダニエル・イノウエ
    祖国をめぐる断絶/沖縄出身者の二重の差別/米軍兵士として沖縄戦に参加
    捕虜となった友人と再会/知られざる「ニイハウの戦い」
    戦後にニイハウ島を訪れた淵田/アイリーン夫人の戦後
    邦字新聞の社説を書いた米軍/一世の間に広がった「勝った組」運動

    第三章 「宣戦布告」の遅れは作為だったのか
    「アメリカの汚辱の日」/神話化した大使館員怠慢説
    「通告時の怠慢は、万死に値する」/なぜ「大至急マーク」がなかったか
    トカゲの尻尾切りという悪しき慣例/郵便箱の電報の山の怪/証言における時間の食い違い
    東郷外相の責任を軽減するための配慮/東京裁判対策のための問答マニュアル
    軍部は事後通告を画策していた/幻の「宣戦布告」文書/敵を欺くには味方から
    一五時間遅延の謎/瀬島龍三はルーズベルト親電差し止めに関与したか
    誰が差し止めたのか/まるで他人事のような筆致/陸海軍による内乱の怖れ
    加瀬の戦時と戦後の断絶

    第四章 ルーズベルト陰謀論はなぜ流布したか
    「日本を赤ん坊にしておけ」/陰謀論の心理的融和作用/歴史修正主義者の野望
    スティネット書に見られる新説の展開/結果的に陰謀がなかったことを立証
    ルーズベルト戦争責任論/共和党重鎮によるルーズベルト責任論
    「開戦の罠にはめられた被害者」/ハル・ノートの意味
    「ハル・ノートは最後通牒ではなかった」

    第五章 開戦は避けられなかったか
    アメリカが重要視した日本の中国侵略/ハル・ノートか暫定協定案か
    日本の四つの選択肢/中国に肩入れした米メディア/アメリカ世論の日本への怒り
    「中国を日本の魔手から救え」/反感を買ったルーズベルト夫人の対日姿勢
    南北戦争以来のアメリカの危機/なぜハワイに警戒態勢を敷かなかったのか
    最後の和平のチャンス

    第六章 チャーチル陰謀論の正体
    チャーチルの米議会演説/ウインド・メッセージを解読?/駐日大使グルーの報告
    根拠となる情報は/盟友ルーズベルトへの裏切り/イギリスの暗号解読能力
    暗号解読万能主義の罠/鍵をかけられたままのチャーチル機密情報
    石油枯渇の背景から見える真珠湾

    第七章 歴史修正主義の罠
    キンメル名誉回復運動の顛末/日本の経済力に対する敗者意識
    「歴史を書き直す」とはどういうことか/米国から出てきた日本の「修正主義批判」
    東京裁判への丸投げと戦争責任総括の不在/「国体」から「肉体」へ
    ゴール一周遅れのランナー/日本人の人格分裂

    あとがき
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    柴山 哲也(シバヤマ テツヤ)
    1970年に同志社大学大学院新聞学科を中退し朝日新聞社入社。大阪本社、東京本社学芸部、『朝日ジャーナル』編集部、戦後50年企画本部などに所属。退社後、ハワイ大学客員研究員、米国立シンクタンクのイースト・ウェスト・センター(EWC)客員フェロー、京都大学経済学部・大学院経済学研究科講師(非常勤)、京都女子大学教授、立命館大学客員教授などを歴任
  • 出版社からのコメント

    日本はなぜ真珠湾を奇襲したのか。〈真珠湾〉の論点を整理。ルーズベルト陰謀論などの史実の誤謬と神話化の構造にメスを入れる。
  • 著者について

    柴山 哲也 (シバヤマ テツヤ)
    1970年に同志社大学大学院新聞学科を中退し朝日新聞社入社。大阪本社、東京本社学芸部、『朝日ジャーナル』編集部、戦後50年企画本部などに所属。退社後、ハワイ大学客員研究員、米国立シンクタンクのイースト・ウエスト・センター(EWC)客員フェロー、京都大学経済学部・大学院経済学研究科講師(非常勤)、京都女子大学教授、立命館大学客員教授などを歴任。著書に『キリマンジャロの豹が目覚める』(情報センター出版局)、『ヘミングウェイはなぜ死んだか』(集英社文庫)、『日本型メディアシステムの興亡』(ミネルヴァ書房)、『「情報人」のすすめ』(集英社新書)、『戦争報道とアメリカ』(PHP新書)、『日本はなぜ世界で認められないのか』『新京都学派』(いずれも平凡社新書)などがある。

真珠湾の真実―歴史修正主義は何を隠したか(平凡社新書) の商品スペック

商品仕様
出版社名:平凡社
著者名:柴山 哲也(著)
発行年月日:2015/11/13
ISBN-10:4582857965
ISBN-13:9784582857962
判型:新書
対象:一般
発行形態:新書
内容:日本歴史
言語:日本語
ページ数:303ページ
縦:18cm
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