「聴くこと」の革命-ベートーヴェン時代の耳は「交響曲」をどう聴いたか(叢書ビブリオムジカ) [単行本]
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「聴くこと」の革命-ベートーヴェン時代の耳は「交響曲」をどう聴いたか(叢書ビブリオムジカ) [単行本]

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出版社:アルテスパブリッシング
販売開始日: 2015/10/24
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「聴くこと」の革命-ベートーヴェン時代の耳は「交響曲」をどう聴いたか(叢書ビブリオムジカ) の 商品概要

  • 目次

     序

    プロローグ 思いがけない曲種──交響曲の興隆

    第一章 想像力をもって聴くこと──美的関心の革命的変化
     カントからホフマンへ
     観念論、そして、知覚についての知覚の変化
     観念論と聴取の新たな美学

    第二章 思考としての聴取──修辞学から哲学へ
     修辞学的枠組みにおける聴取
     哲学的枠組みにおける聴取
     哲学としての芸術

    第三章 真理を聴く──ベートーヴェンの第五交響曲
     無限なる崇高
     認識としての歴史
     意識と無意識の統合
     有機的まとまり
     崇高なるものを超えて

    第四章 美的国家を聴く──コスモポリタニズム
     交響曲、共同体の声
     個人と社会の統合:差し迫った要求
     有機的組織体としての国家
     シラーの美的国家の思想
     ゲーテの教育州

    第五章 ドイツ国家を聴く──ナショナリズム
     ドイツ・ナショナリズム
     「ドイツ的な」曲種としての交響曲
     音楽祭:演奏のポリティックス
     民主制としての交響曲

    エピローグ 形式を聴く──絶対音楽という避難所

     略記一覧
     注
     訳者あとがき
     参考文献
     翻訳引用・参考文献
     索引
  • 出版社からのコメント

    交響曲はなぜ崇高なのか? ベートーヴェン時代の感性に大胆に迫る。現在もっとも注目を集める音楽学者ボンズの主著、待望の邦訳。
  • 内容紹介

    交響曲はなぜ偉大で崇高なのか?
    音楽を聴くことはいつから真理の探究と等しい行為になったのか?──

    1800年をまたぐ数十年間に、人々はそれまでとは違うやり方で音楽を聴き始める。
    器楽曲は思想を伝え、真理を告げ、理想の国家を表象する媒体となった。
    美学上の革命と社会革命とが合流を遂げたこの時代、聴衆の〈耳〉は交響曲に何を聴くようになったのか──。
    ベートーヴェン時代の人々の感性に大胆にアプローチした画期的な音楽論。

    現在もっとも注目を集める音楽学者ボンズの主著『Music as Thought』(2006)を、日本を代表する作曲家と気鋭の音楽学者が翻訳。
  • 著者について

    マーク・エヴァン・ボンズ (マーク エヴァン ボンズ)
    ノースカロライナ大学チャペル・ヒル校教授(音楽学)。アメリカおよびドイツの大学で学び、ハーヴァード大学で「ハイドンの偽再現部と18世紀におけるソナタ形式の知覚」により博士号。主な研究分野は、古典派およびロマン派の音楽(とくに器楽)の歴史と、それにかかわる思想。多くの著書があり、近著には、『絶対音楽』(2014)、『西洋音楽史』(2003)など。また、学術誌『ベートーヴェン・フォーラム』の編集主幹も務めた。

    近藤 譲 (コンドウ ジョウ)
    作曲家。お茶の水女子大学名誉教授。アメリカ芸術・文学アカデミー外国人名誉会員。作曲とともに、活発な執筆活動を展開。主著に『線の音楽』『聴く人(homo audiens)』(以上、アルテスパブリッシング)、『音を投げる』『〈音楽〉という謎』(以上、春秋社)、『耳の思考』(青土社)など。また、主な訳書に、ヒューズ『ヨーロッパ音楽の歴史』(共訳)、ケージ『音楽の零度』(編訳)(以上、朝日出版社)など。

    井上 登喜子 (イノウエ トキコ)
    お茶の水女子大学助教(音楽学)。お茶の水女子大学で学び、同校で「19世紀ドレースデンの合唱協会の社会史研究」により博士号。東邦音楽大学准教授を経て現職。主な研究分野は、19世紀ドイツの音楽社会史および近代日本の西洋音楽受容史。近年の論文としては、「戦前日本におけるオーケストラの曲目選択に関する実証研究」など。

「聴くこと」の革命-ベートーヴェン時代の耳は「交響曲」をどう聴いたか(叢書ビブリオムジカ) の商品スペック

商品仕様
出版社名:アルテスパブリッシング
著者名:マーク エヴァン ボンズ(著)/近藤 譲(訳)/井上 登喜子(訳)
発行年月日:2015/11
ISBN-10:4865591303
ISBN-13:9784865591309
判型:A5
対象:教養
発行形態:単行本
内容:音楽・舞踏
言語:日本語
ページ数:332ページ ※324,8P
縦:21cm
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