清水幾太郎―異彩の学匠の思想と実践(シリーズ・人と文化の探究〈11〉) [全集叢書]
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清水幾太郎―異彩の学匠の思想と実践(シリーズ・人と文化の探究〈11〉) [全集叢書]

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出版社:ミネルヴァ書房
販売開始日: 2015/10/15
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清水幾太郎―異彩の学匠の思想と実践(シリーズ・人と文化の探究〈11〉) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    二〇世紀を「昭和」という時代と共に歩んだ清水幾太郎。一つの立場に固執することのなかったその奔放な軌跡の背後には、コントやデューイとの出会いを契機に形成された彼自身の思想があった。戦争、機械文明、日米安保、大震災―時代の情勢に向き合いながら、清水はいかに思索と行動を重ねたのか。本書では、才気煥発、博覧強記の清水が残した膨大な著作・論考の読解から、思想家・清水幾太郎の実像に迫る。
  • 目次

    序 清水論から清水研究へ向かって

     第Ⅰ部 批判的社会学者として
    第1章 社会学とマルクス主義とのはざまで
     1 「相鬩ぐ二つの魂」
     2 ブハーリン『史的唯物論』
     3 社会学への「忠誠と愛情」
     4 マルクス主義が迫る現実のなかで

    第2章 初期のオーギュスト・コント研究
     1 「社会学の清算」
     2 コントの受容から批判へ
     3 文化社会学批判の諸相
     4 『社会学批判序説』

    第3章 社会学成立史の問題と『社会と個人』構想
     1 社会学批判の展開
     2 『社会と個人』構想
     3 自然法から有機体説への移行
     4 『社会と個人』中巻としての諸論考――諸外国の事情
     5 『社会と個人』下巻としての『日本文化形態論』――日本の事情
     6 「社会学の清算」のその後

    補論1 清水周辺のコント研究
     1 清水以前のコント研究
     2 清水と同時代のコント研究

     第Ⅱ部 思想家として立つ
    第4章 デューイ受容とその解釈
     1 『社会と個人』構想からデューイへ
     2 デューイ思想との出会いと受容
     3 「現実関与の論理」の形成
     4 クレアタ・エト・クレアンス
     5 普通の人の哲学者・デューイ
     6 デューイの明るさ、ジンメルの暗さ
     7 社会学者、そして思想家へ

    第5章 結ばれたデューイとコント
     1 デューイとコントをめぐる課題
     2 現実としての「全体」
     3 歴史哲学としての「段階」
     4 『現代思潮』と『現代思想』のあいだ――「体系」をめぐって
     5 『倫理学』と『倫理学ノート』のあいだ――「経験」をめぐって
     6 「貴族」と「大衆」
     7 デューイとコントとの接合の影響

    第6章 社会集団論と市民社会論
     1 個人から社会集団論へ
     2 「日本の社会」
     3 『社会的人間論』と『社会学講義』
     4 「作られる」人間を論じる――『社会的人間論』
     5 「作られ、かつ作る」人間を論じる――『社会学講義』
     6 市民社会を「作る」
     7 政党への期待

     第Ⅲ部 現実との苦闘のなかで
    第7章 戦時下の現実――昭和研究会と読売新聞社論説委員
     1 昭和研究会に加わる
     2時局への接近と距離
     3 太平洋戦争のなかで
     4 読売新聞社論説委員として

    第8章 戦後「啓蒙」の寵児――再建の時代
     1 戦争体験の総括
     2 二十世紀研究所
     3 平和問題談話会

    第9章 思想としての機械時代――清水の戦後社会観
     1 清水の機械時代観
     2 機械時代へ
     3 機械時代の積極的側面
     4 集団の機械化と「エゴイズム」
     5 サルトルへとの遠近

    第10章 60年安保の思想前史――内灘の理想と現実
     1 内灘闘争のはじまりと清水
     2 内灘時代の運動の哲学
     3 内灘闘争への接近と距離
     4 教訓としての幅広主義
     5 60年安保闘争と幅広主義批判

    第11章 1970年代の地震論――「地震後派」の環境観
     1 関東大震災と「地震後派」の意識
     2 デューイの環境観との距離
     3 環境をめぐる人間と科学
     4 1970年代の地震論
     5 清水の環境観の課題

    第12章 衰えなかった気概――時代の移り変わりとともに
     1 清水の「第四章」はじまる
     2 右傾化の諸相
     3 民主主義、平和、社会主義
     4 「結社の自由」への懐疑こそ

    補論2 書き手として、紹介者として――文章論と翻訳
     1 文章論
     2 翻訳の仕事

    結 浮かび上がる思想家・清水幾太郎

    注/文献/あとがき/清水幾太郎年譜/人名索引
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    庄司 武史(ショウジ タケシ)
    1978年山形県酒田市生まれ。2013年早稲田大学大学院社会科学研究科博士後期課程修了。博士(学術)。早稲田大学社会科学総合学術院助手、早稲田大学日本地域文化研究所招聘研究員を経て、サイバー大学IT総合学部客員講師、法政大学史センター調査担当嘱託
  • 出版社からのコメント

    20世紀を見つめ、昭和と歩んだ知の巨人。その軌跡の背後にあった思想に迫る。
  • 著者について

    庄司 武史 (ショウジ タケシ)
    2015年7月現在サイバー大学IT総合学部客員講師

清水幾太郎―異彩の学匠の思想と実践(シリーズ・人と文化の探究〈11〉) の商品スペック

商品仕様
出版社名:ミネルヴァ書房 ※出版地:京都
著者名:庄司 武史(著)
発行年月日:2015/10/15
ISBN-10:4623074188
ISBN-13:9784623074181
判型:B5
対象:専門
発行形態:全集叢書
内容:社会
言語:日本語
ページ数:411ページ ※407,4P
縦:22cm
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