「自傳」をあるく [単行本]
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「自傳」をあるく [単行本]

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出版社:白水社
販売開始日: 2015/11/28
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「自傳」をあるく [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    大岡昇平、室生犀星、相馬黒光、山口瞳の作品を基に、無言館館主が自らの「生」と「性」とを振り返りながら、自伝を読む醍醐味を解き明かす、書き下ろし力作!
  • 目次(「BOOK」データベースより)

    大岡昇平『幼年』『少年』
    室生犀星『性に眼覺める頃』
    相馬黒光『黙移』
    山口瞳『血族』
    「自傳」とはなにか
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    窪島 誠一郎(クボシマ セイイチロウ)
    1941年東京生まれ。印刷工、酒場経営などを経て1964年、小劇場の草分け「キッド・アイラック・アート・ホール」を設立。1979年、長野県上田市に夭折画家の素描を展示する「信濃デッサン館」を創設。1997年、隣接地に戦没画学生慰霊美術館「無言館」を開設。2005年、「無言館」の活動により第53回菊池寛賞受賞。おもな著書に『「無言館」ものがたり』(第46回産経児童出版文化賞)、『鼎と槐多』(第14回地方出版文化功労賞)など
  • 出版社からのコメント

    大岡昇平、室生犀星、相馬黒光、山口瞳の4人の自伝を読み込み、自らの「性」と「生」とを対比させながら伝記文学の魅力を鋭く描く。
  • 内容紹介

    自伝を読み解く魅力を探る
     本書は「無言館」館主が、自らの「生」と「性」とを重ね合わせながら、先人たちの自伝を読み解く、一風変わった読書案内である。
     数ある自伝の中から採り上げられているのは、大岡昇平『幼年』『少年』、室生犀星『性に眼覺める頃』、相馬黒光『黙移』、山口瞳『血族』の五作品。
     『幼年』『少年』は作家の「自意識」と「性」の生長過程を入念に掘りおこした作品で、全体に流れるストイシズムとも自己抑制ともつかぬ文章の諧調に魅了されるという。
     『性に眼覺める頃』に著者は、生母を知らぬまま育った生いたちと重ね合わせ、この作家にある倒錯的な性向や嗜虐的な生活に奇妙なシンパシーを感じとっていく。
     『黙移』の魅力は、大正、昭和という時代に自由を求めて生きた一人の女性烈士の言葉一つ一つが、少女の手紙のようにまっすぐに届くところにあるという。
     『血族』では、作家が血の真実に向かって歩く業の悲しみがあると著者は指摘し、「自伝中の自伝」と絶賛している。
     総じて「自伝」ほど、読み手にとって作家の余罪を追及する楽しみの与えられている読みものはないと、その魅力に迫っていく。
  • 著者について

    窪島 誠一郎 (クボシマ セイイチロウ)
    1941年東京生まれ。印刷工、酒場経営などを経て1964年、小劇場の草分け「キッド・アイラック・アート・ホール」を設立。1979年、長野県上田市に夭折画家の素描を展示する「信濃デッサン館」を創設。1997年、隣接地に戦没画学生慰霊美術館「無言館」を開設。2005年、「無言館」の活動により第53回菊池寛賞受賞。おもな著書に『「無言館」ものがたり』(第46回産経児童出版文化賞)、『鼎と槐多』(第14回地方出版文化功労賞)、『「無言館」への旅』、『粗餐礼讃 私の「戦後」食卓日記』『父 水上勉』『母ふたり』など。

「自傳」をあるく [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:白水社
著者名:窪島 誠一郎(著)
発行年月日:2015/12/10
ISBN-10:4560084726
ISBN-13:9784560084724
判型:B6
対象:一般
発行形態:単行本
内容:日本文学評論・随筆
言語:日本語
ページ数:294ページ
縦:20cm
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