鉄道への夢が日本人を作った―資本主義・民主主義・ナショナリズム(朝日選書) [全集叢書]

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鉄道への夢が日本人を作った―資本主義・民主主義・ナショナリズム(朝日選書) [全集叢書]

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出版社:朝日新聞社
販売開始日: 2015/10/09
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鉄道への夢が日本人を作った―資本主義・民主主義・ナショナリズム(朝日選書) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    「ここに鉄道が通ったならば…」まだ線路が敷かれていないにもかかわらず、近代の日本人は鉄道が多大な利益をもたらすと信じ、鉄道に大いなる期待を寄せていた。「鉄道は役に立つ」と、鉄道建設の大事業をなしとげるため、債券によって資金を募り、会計制度、商業法などを整備する過程で資本主義が行き渡った。鉄道未敷設の地域では、政党政治家が有権者に敷設の公約を掲げて投票を促し、住民が中央へ陳情を繰り返すなど、民主主義的な行動で鉄道敷設の夢を実現しようとした。鉄道で各地を巡幸する天皇をみた人々は、特別仕立ての列車に国体を実感した。鉄道への信仰が近代化をおし進め、「日本人」を作ったのだが、果たしてその鉄道信仰には根拠があったのか―。歴史社会学という観点で日本の近代化の特殊性を描き出す意欲作。
  • 目次(「BOOK」データベースより)

    序章 鉄道という夢と謎―日本の読者に向けて(鉄道が映し出す日本
    本書のねらい)
    第1章 資本主義の誕生と鉄道の敷設(一八六八‐一九〇六年)(隠された起源―国家事業としての鉄道敷設のはじまり
    国家と資本家の関係構築
    鉄道国家と国有鉄道)
    第2章 近代国家と民主主義と鉄道(一八八〇‐一九三六年)(「国」に実体を与える地方
    政党政治黎明期の地方民と政治家
    改軌と改正鉄道敷設法と日本のケインズ
    民主主義を定着させた誘致活動)
    第3章 国民意識と鉄道(一八九〇‐一九三七年)(政治的支配としての行幸啓
    世俗的巡礼としての鉄道旅行
    標準化した鉄道旅行―国体創出と想像)
    第4章 結論―国民の夢を乗せて、列車は走る(なぜ鉄道が近代化を促したのか
    社会学から見た鉄道制度
    エピローグ
    むすびにかえて)
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    張 イクマン(チョー イクマン)
    1977年香港生まれ。香港中文大学社会学研究科卒。博士(社会学)。同大学社会学科講師。専門は歴史・文化社会学、日本研究、ナショナリズム。授業では日本社会、日本のマンガとアニメ、都市社会学などを担当。最近は日本サブカル産業と流通、二次創作と著作権問題を研究している

    山岡 由美(ヤマオカ ユミ)
    津田塾大学学芸学部国際関係学科卒。出版社勤務を経て翻訳業に従事

鉄道への夢が日本人を作った―資本主義・民主主義・ナショナリズム(朝日選書) の商品スペック

商品仕様
出版社名:朝日新聞出版
著者名:張 イクマン(著)/山岡 由美(訳)
発行年月日:2015/10/25
ISBN-10:402263037X
ISBN-13:9784022630377
判型:B6
対象:一般
発行形態:全集叢書
内容:社会
ページ数:338ページ ※281,57P
縦:19cm
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