恋する幸村―真田信繁(幸村)と彼をめぐる女たち [単行本]

恋する幸村―真田信繁(幸村)と彼をめぐる女たち [単行本] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  「日本一の兵」と今に伝わる真田幸村だが、その前半生は謎の部分が多い。大坂の陣での超人的な活躍から「鬼のようなる」との風評も立つが、真の姿は、物静かで心優しく、腹を立てることの少ない優男だったようだ。それゆえ、女性からも愛されたのだろう、分かっているだけでも４人の妻と１０人の子を持った。本書は、臆病で引っ込み思案な幸村少年が、激動の時代の流れの中で、多くの女性との出会いと別れを繰り返しながら、戦国武将として成長していく物語である。史実を踏まえつつ、想像力を駆使した展開によって、稀代の名将の人間的な実像が浮かび上がる。

• 目次

  ① 母の素性 6
  生母・山之手殿は公家の出身？
  ② シスコン 23
  姉・村松殿を頼るいじめられっ子
  ③ 初恋 37
  高嶺の花「北条夫人」を慕う
  ④ 初体験 59
  相手は家臣・堀田作兵衛の養女
  ⑤ 男色 75
  信玄の娘・菊姫に救われる
  ⑥ 三姉妹 91
  人質生活もまた楽しからずや
  ⑦ 女武士 109
  忍城で甲斐姫と刀を合わせる
  ⑧ 正室 122
  名将・大谷吉継の娘を娶る
  ⑨ 救出 137
  関白・豊臣秀次の娘を側室に
  ⑩ 兄嫁 151
  義姉・小松姫に入城を拒まれる
  ⑪ 嫉妬 167
  正室・側室同伴の蟄居生活
  ⑫ 庶子 186
  将軍落胤が妹の嫁ぎ先の養子に
  ⑬ いざ大坂城 199
  妻の後押しと茶々（淀殿）の歓迎
  ⑭ 真田丸 213
  甲斐姫の献策と初（常高院）の調停
  ⑮ 影武者 227
  命懸けで父を支える三女・梅
  
  
  
  
  
  あとがき 244
  関連年表 246
  関連地図 252
  系図 254
  参考文献 255
  著者プロフィール 256
  奥付 256

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  鳥越 一朗(トリゴエ イチロウ)
  作家。京都市生まれ。京都府立嵯峨野高等学校を経て京都大学農学部卒業。主に京都を題材にした小説、歴史紀行などを手掛ける

• 出版社からのコメント

  2016年ＮＨＫ大河ドラマの名将「真田幸村」は女性たちにも好かれた？強いだけではない！幸村と戦国女性たちとの交流の物語。

• 内容紹介

  「日本一の兵」と今に伝わる真田幸村だが、その前半生は謎の部分が多い。大坂の陣での超人的な活躍から「鬼のようなる」との風評も立つが、真の姿は、物静かで心優しく、腹を立てることの少ない優男だったようだ。それゆえ、女性からも愛されたのだろう、分かっているだけでも４人の妻と10人の子を持った。
  本書は、臆病で引っ込み思案な幸村少年が、激動の時代の流れの中で、多くの女性との出会いと別れを繰り返しながら、戦国武将として成長していく物語である。史実を踏まえつつ、想像力を駆使した展開によって、稀代の名将の人間的な実像が浮かび上がる。

• 著者について

  鳥越一朗 (トリゴエイチロウ)
  鳥越一朗（とりごえ・いちろう）作家。京都市生まれ。京都府立嵯峨野高等学校を経て京都大学農学部卒業。主に京都を題材にした小説、歴史紀行などを手掛ける。「杉家の女たち～吉田松陰の母と３人の妹～」、「ハンサムウーマン新島八重と明治の京都」、「電車告知人」、「京都大正ロマン館」、「麗しの愛宕山鉄道鋼索線」、「平安京のメリークリスマス」など著書多数。

恋する幸村―真田信繁(幸村)と彼をめぐる女たち [単行本] の商品スペック