こころの原点を見つめて―めぐりめぐる乳幼児の記憶と精神療法 [単行本]
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こころの原点を見つめて―めぐりめぐる乳幼児の記憶と精神療法 [単行本]

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出版社:その他
販売開始日: 2015/09/21
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こころの原点を見つめて―めぐりめぐる乳幼児の記憶と精神療法 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    治療の鍵は、乳幼児期の記憶。乳幼児期の記憶は、人間の一生に深い影響を与える。本書は、児童精神科医として稀代の存在である小倉と、発達障碍の臨床実践・臨床研究において第一人者である小林による論文・対談を収録した1冊である。「乳幼児期のことを思い出して、ああだったこうだったと言って興奮したり涙を流したりすること自体が治療だと思う」とする小倉と、臨床実践や調査・研究から母子の関係性と病理を解明してきた小林による治療論。子どもから成人まで多くの事例をもとに、こころが形作られる原点をめぐる治癒を探る。
  • 目次

    はじめに──本書が生まれた経緯

    1
    乳幼児期の母子関係からみたこころの病の成り立ち
    関係に着目するようになったのはなぜか/母子関係の観察をどのように行なったか/「行動」ではなく「情動(甘え)」に着目すること/一歳台にみられる母子関係の様相/母親から見た子どもと母子関係からみた子ども/甘えのアンビヴァレンス/アンビヴァレンスによる子どもの反応の多くは誰にでも理解できる/二歳台にみられる母子関係の様相──アンビヴァレンスによる不安と緊張への対処法/アンビヴァレンスを捉えることによって治療は展開する

    2
    患者の面接で語られる乳幼児体験
    大学も教科書も、まるで面白くない/犯罪者の幼少期体験/子育てを勉強するためにアメリカに行ったところ……/医学部に入るための二歳塾?/赤ちゃんを観察して思うこと/親たちの世代の時代環境と子育て/さいごに

    3
    対談 乳幼児体験とこころの臨床
    写真を見る/幼い頃の記憶が蘇る/治療のターニングポイント/土居のカルテ・日本語/ジェノグラム/観察の大切さ/乳幼児体験/親への怒りをどう扱うか/負の世代間伝達について/生まれる前の記憶/まとめ

    4
    患者の面接で語られる乳幼児体験
    はじめに/Ⅰ 思春期症例の臨床/Ⅱ 思春期の特徴とその家族との関係性/Ⅲ 症例の提示/Ⅳ 治療戦術について/おわりに

    5
    罪を犯した人との面接でみられる「甘え」のアンビヴァレンス
    はじめに/詐欺事件を起こした人との面接を通して感じたこと/犯罪者の生育史からうかがわれる幼少期体験/罪を犯した人の対人的構えを「発達」という視点から考える/「甘え」とアタッチメント/犯罪者との面接で大切なこと/乳幼児期の母子臨床からみた「甘え」のアンビヴァレンス/彼の変化にどう応じたか/面接で「関係」をみるコツ/おわりに

    ほか
  • 内容紹介

    乳幼児期のことを思い出して、ああだったこうだったと言って興奮したり
    涙を流したりすること自体が治療だと思う

    治療の鍵は,乳幼児期の記憶。その記憶は,人間の一生に深い影響を与える。本書は,児童精神科医として稀代の存在である小倉と,発達障碍の臨床実践・臨床研究において第一人者である小林による論文・対談を収録した1冊である。「乳幼児期のことを思い出して、ああだったこうだったと言って興奮したり涙を流したりすること自体が治療だと思う」とする小倉と,臨床実践や調査・研究から母子の関係性と病理を解明してきた小林による治療論。子どもから成人まで多くの事例をもとに,こころが形作られる原点をめぐる治癒を探る。

    小倉 ケースバイケースで、そのときの勘でもって決めればいいんじゃないかと思う。自分の勘を信じて。
    小林 小倉先生。それはとってもよくわかるんですけど……その、勘でとかいうふうになっちゃうとそれ以上に議論が進まなくなって。ああ、やっぱり名人は違うなっていう感じになっちゃうわけですよ。
    小倉 そうかあ。
    小林 だから、勘があんまりよくない人間にとっても、ああそういうことでそうなるのかっていうふうに、わかるようにしていかないといかんなという感じで、今日は先生からいろいろ話を探ろうとしているわけですよ。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    小倉 清(オグラ キヨシ)
    1932年和歌山県新宮市生まれ。児童精神科医、クリニックおぐら(院長)、元日本精神分析協会会長。1958年慶應義塾大学医学部卒業。1959年~1967年、米国留学。メニンガークリニックなどで主に児童精神医学を専攻。1967年関東中央病院精神科勤務。1996年クリニックおぐら開設、2014年クリニック移転に伴い、初めての試みとなる、親と赤ちゃんのデイケア「れんと」を開始

    小林 隆児(コバヤシ リュウジ)
    1949年鳥取県米子市生まれ。児童精神科医、医学博士、日本乳幼児医学・心理学会理事長。1975年九州大学医学部卒業。福岡大学医学部精神医学教室入局後、福岡大学講師、大分大学助教授、東海大学教授、大正大学教授などを経て、2012年より西南学院大学人間科学部教授

こころの原点を見つめて―めぐりめぐる乳幼児の記憶と精神療法 の商品スペック

商品仕様
出版社名:遠見書房 ※出版地:三鷹
著者名:小倉 清(著)/小林 隆児(著)
発行年月日:2015/09/25
ISBN-10:4904536991
ISBN-13:9784904536995
判型:B6
対象:専門
発行形態:単行本
内容:医学・薬学・歯学
言語:日本語
ページ数:157ページ
縦:19cm
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