森有正におけるキリスト教的人間形成論―人間の在り方と信仰 [単行本]
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森有正におけるキリスト教的人間形成論―人間の在り方と信仰 [単行本]

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出版社:ミネルヴァ書房
販売開始日: 2015/10/20
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森有正におけるキリスト教的人間形成論―人間の在り方と信仰 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    世界の三人宗教が祖、大預言者と仰ぐアブラハム。「すべての父なるアブラハム」の生涯を通した人間の在り方と信仰を、キリスト教的人間形成論という視点から考えていく。
  • 目次

    はじめに
     本書執筆の動機/森有正の人物と思想/アブラハム(Abraham)について/
     本書の構成について

     第Ⅰ部 森有正の「アブラハム物語」の実存的理解
    第1章 森有正の「アブラハム物語」を学ぶ意義
     1 「冒険」としての信仰
     2 「経験」としての信仰

    第2章 アブラハムの出発
     1 一回目の出発
     2 二回目の出発――ハランからカナンへの旅立ち

    第3章 約束の地
     1 アブラハムの約束の地への「内的促し」
     2 アブラハムと祭司メルキゼデク
     3 神の約束と試練
     4 イサクの誕生とハガルの追放

    第4章 モリヤの山でのイサク奉献
     1 イサクの犠牲と罪の赦し
     2 イサク奉献物語の実存的意味

    第5章 アブラハムからイサクへ――死と墓
     1 アブラハムからイサクへ移行し始めた神の約束
     2 サラの墓地を所有したアブラハム

    第6章 「アブラハム物語」から何が学べるか?――結語に代えて
     1 人と神が出会う場所
     2 アブラハムの生き方全体が宗教教育の核心となる

     第Ⅱ部  森有正の「信仰」論
    第1章 「非宗教時代」における信仰の意義
     1 森有正の「冒険」概念
     2 神は自分にふさわしい人でなければ自分を現さない
     3 信仰を持つ「以前=体験」と「以後=経験」
     4 森有正の経験概念とボルノーの経験概念の共通点

    第2章 キリストの他は「自由独立」という在り方
     1 人生の全てを生ききらないと「経験」について語ることはできない
     2 経験と死および罪の問題
     3 「信仰」とは、人生の根源的な事実性に触れるものである

    第3章 森有正が信ずるキリスト教信仰
     1 私たちの「経験」以外の飾り物を豊かにしてはならない
     2 信仰と信頼(信用)の相違点
     3 信仰とは賭けること以外の何物でもない
     4 罪を赦すことができるのは神だけである
     5 「土の器」としての人間は神の前ではすべてが同等である

    第Ⅲ部 森有正における「宗教教育」の可能性
        ――アブラハムの「イサク奉献物語」に秘められた「経験」概念
    第1章 問題の所在
     1 森有正の経験と体験について
     2 「経験」の持続と深化・変貌ということ

    第2章 「経験」概念の核となる「客観性」
     1 客観性と普遍妥当性の相違点
     2 人間的真理(真・美・善)は本質的に「三人称」的なものである

    第3章 日本人の「経験」概念
     1 「日本人」における「経験」の問題点
     2 森有正が提出する日本人の「二項関係」の問題点

    第4章 人称論からみた「超越者」と「私」の実存的関わり
     1 「汝」とは「他人」(三人称)の恩寵的・特権的状態である
     2 開かれた「一人称-三人称」の経験の真実性
     3 「新しいもの」に分類される「経験」「人格」「信仰」

    第5章 アブラハムの「イサク奉献物語」から学びえること
     1 非人間的としか言いようのない「イサク奉献」の命令
     2 アブラハムの「イサク奉献物語」における信仰と経験
     3 神以外のものを「汝」としてはいけない
     4 キリスト教教育の課題

     第Ⅳ部 森有正における「経験」概念の教育学的意義
         ――ボルノーの「経験」概念との比較考察を通じて
    第1章 教育における二つの「経験」概念
     1 プラグマティズムの「経験」とフッサール的「経験」
     2 レヴィナスの「他者論」と森有正の「経験論」

    第2章 森有正の「経験」概念とボルノーの「経験」概念の比較
     1 森有正とボルノーの「経験」概念
     2 ボルノーの経験概念と体験概念

    第3章 森有正著『経験と思想』における「人称論」
     1 「日本人」における「経験」の問題点
     2 「孤独な実存」という「経験」をほとんど持てない日本人
     3 仲間うちに微温的な雰囲気を生む「二項関係」
     4 森有正における「躾」の捉え方

    第4章 「経験」の教育学的意義と課題――結語に代えて
     1 日本語における「命題」と「現実嵌入」
     2 個々人の「実存的事件」であり「意志の問題」としての「経験」

    人名索引/事項索引
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    広岡 義之(ヒロオカ ヨシユキ)
    1958年生まれ。関西学院大学大学院文学研究科博士課程(教育学専攻)単位取得満期退学。現在、神戸親和女子大学発達教育学部教授。専攻は教育学(教育人間学・教育哲学)
  • 出版社からのコメント

    すべての父なるアブラハム」の生涯を通した人間の在り方と信仰を、キリスト教的人間形成論という視点から考えていく。
  • 著者について

    広岡 義之 (ヒロオカ ヨシユキ)
    *2014年8月現在神戸親和女子大学発達教育学部教授

森有正におけるキリスト教的人間形成論―人間の在り方と信仰 の商品スペック

商品仕様
出版社名:ミネルヴァ書房 ※出版地:京都
著者名:広岡 義之(著)
発行年月日:2015/10/20
ISBN-10:4623074412
ISBN-13:9784623074419
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:教育
言語:日本語
ページ数:194ページ ※190,4P
縦:22cm
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