パクリ経済―コピーはイノベーションを刺激する [単行本]
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パクリ経済―コピーはイノベーションを刺激する [単行本]

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出版社:みすず書房
販売開始日: 2015/11/26
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パクリ経済―コピーはイノベーションを刺激する [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    郊外のショッピングモールから街のビストロまで、パクリはあらゆる場所にあふれている。「コピーは創造性を殺す」「法律によるコピー規制がイノベーションには欠かせない」―通常はこう考えられている。しかし、コピーは絶対に悪なのだろうか?本書は、創造性がコピーによってむしろ活性化する場合があることを、ファッション、レストラン、アメフト、コメディアン、フォント、データベース産業など米国で一般的にコピーが合法とされている産業の豊富なケーススタディで明らかにする。なぜそれらの産業は繁栄しているのか?インセンティブとイノベーションの新たな関係を探り、知財ルールの未来を指し示す。
  • 目次




    ■はじめに
    料理
    コメディアン
    アメリカン・フットボール

    ■第1章:コピー商品とファッションの虜たち
    ファッション産業超略史
    なぜコピーが合法なのか?
    コピー規制──1930年代のファッション・オリジネーターズ協会
    コピーに関する今日の議論
    コピー製品の世界
    著作権侵害のパラドックス
    ファッション・サイクル
    誘発される衰退
    定着
    規範と先行者利益
    社会規範
    先行者利益
    結び──デザイナーは自分自身のデザインをコピーしなければならない?

    ■第2章:料理、コピー、創造性
    料理超略史
    キッチンにおけるコピー
    コピーの限界
    キッチンでのコピーを巡る議論
    なぜシェフたちはそんなにも創造的なのか?
    規範
    アナログとデジタル、製品とパフォーマンス
    評判
    オープンキッチン
    結び──創造的カクテル、あるいはなぜドリンクはディナーについて多くを教えてくれるのか

    ■第3章:コメディ自警団
    スタンダップ・コメディ超略史
    スタンダップ・コメディアンには無意味な著作権
    当世スタンダップ・コメディアンとその社会規範
    汝、隣人のジョーク、設定、ネタを欲しがるなかれ
    設定を制するものがジョークを制する
    誰が最初か?
    施行・強制
    コメディにおける反コピー規範とイノベーション
    結び:規範のマジック

    ■第4章:アメフト、フォント、金融、ファイスト裁判
    アメフト:イノベーションとIフォーメーション
    パイオニアvs改変屋
    改変ノミクス
    改変の法則
    フォント
    フォントと著作権
    フォント技術と複製の容易さ
    技術はコピーを容易にするが、イノベーションも容易にする
    印刷技術の変化はフォントのイノベーションをもたらす
    フォントは製品ではない:製品は何か別のもの
    フォントとファッションの周期
    金融イノベーション
    データベース

    ■結論:コピーと創造性
    イノベーションとイミテーションに関する6つの教訓
    トレンドとサイクル
    社会規範
    製品とパフォーマンス
    オープン性とイノベーション
    先行者利益
    ブランド作りと宣伝
    費用、便益、創造性
    楽観バイアス
    トーナメント市場
    創作費用
    まとめ

    ■エピローグ:音楽の未来
    音楽産業衰退超略史
    ナップスターの登場
    長いものには巻かれろ
    P2Pから個人へ
    アップル社による音楽界制覇
    将来を見据える
    体験としての音楽
    ソーシャル・ネットワークとしての音楽
    品質を強調
    すべての道はコンテンツへ
    まとめ

    謝辞
    解題:山田奨治

    原注/索引
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    ラウスティアラ,カル(ラウスティアラ,カル/Raustiala,Kal)
    カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)法律学教授。デューク大学を卒業後、ハーヴァード・ロー・スクールで法務博士号(J.D.)を、カリフォルニア大学サンディエゴ校で政治学の博士号(Ph.D.)を取得。専門分野は国際法、国際関係、知的財産

    スプリグマン,クリストファー(スプリグマン,クリストファー/Sprigman,Christopher)
    ニューヨーク大学法学部教授。ペンシルヴェニア大学を卒業後、シカゴ大学ロー・スクールで法務博士号(J.D.)を取得。専門分野はコピーライト、知的財産、法と経済学、特許、商標

    山形 浩生(ヤマガタ ヒロオ)
    1964年東京生まれ。東京大学都市工学科修士課程およびMIT不動産センター修士課程修了。大手調査会社に勤務、途上国援助業務のかたわら、翻訳および各種の雑文書きに手を染める

    森本 正史(モリモト マサフミ)
    翻訳家
  • 出版社からのコメント

    イノベーションとイミテーションに関する六つの教訓とは。
  • 内容紹介

    イノベーションとイミテーションに関する六つの教訓とは。

    郊外のショッピングモールから街のビストロまで、パクリはあらゆる場所にあふれている。「コピーは創造性を殺す」「法律によるコ ピー規制がイノベーションには欠かせない」――通常はこう考えられている。しかし、コピーは絶対に悪なのだろうか?

    本書は、創造性がコピーによってむしろ活性化することがあることを示す。ファッション、外食産業、アメフト、コメディのネタ、フォント、データベース産業など米国では一般的にコピーが合法とさ れている領域のケーススタディからわかるのは、知財規制がないほ うがむしろイノベーションが加速されるということなのだ。

    なぜそれらの業種は繁栄しているのか? インセンティブとイノベ ーションの関係から、その6つの原因を探り、知財法と経済学のあ いだを埋める試み。

パクリ経済―コピーはイノベーションを刺激する [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:みすず書房
著者名:カル ラウスティアラ(著)/クリストファー スプリグマン(著)/山形 浩生(訳)/森本 正史(訳)
発行年月日:2015/11/25
ISBN-10:4622079402
ISBN-13:9784622079408
判型:B6
対象:教養
発行形態:単行本
内容:経済・財政・統計
言語:日本語
ページ数:384ページ ※356,28P
縦:20cm
その他: 原書名: THE KNOCKOFF ECONOMY:How Imitation Sparks Innovation〈Raustiala,Kal;Sprigman,Christopher〉
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