上方落語―流行唄(はやりうた)の時代(上方文庫別巻シリーズ〈7〉) [全集叢書]
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上方落語―流行唄(はやりうた)の時代(上方文庫別巻シリーズ〈7〉) [全集叢書]

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出版社:和泉書院
販売開始日: 2015/12/07
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上方落語―流行唄(はやりうた)の時代(上方文庫別巻シリーズ〈7〉) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    大坂文化の総合的研究(上方歌舞伎、上方の出版、歌謡、浮世絵、相撲、俄、見世物他)を咄家(落語家)が関わった流行唄の年代考証に駆使し、謎多き上方落語の時代に新たな光を当てた。
  • 目次

    はじめに ―刊行目的と本書のあらまし

    一、五郎兵衛と彦八 ―咄家とは何か
      露の五郎兵衛
      米沢彦八
      二代目米沢彦八
    二、浪速新内という芸人 ―神社境内の芸人と咄家の境は何か
      『浪速新内跡追』
      芸人達の種々の芸
    三、天保・幕末の群雄出現 ―はなし家見立番付をどう読むか
      松田弥助・桂文治
      見立番付類の中の咄家
      玉づくし
      「浪花諸芸 玉づくし」の咄家
      天保十四年の見立番付
      嘉永六年の見立番付
      安政頃の見立番付
      「薄物の唄本」について
      抜本、薄物正本との関係
    四、自己宣伝も芸の内? 花枝房円馬 ―江戸からの咄家をどう評価するか
      花枝房円馬
      円馬の錦絵
      円馬のとつちりとん
      「とつちりとん」という唄
      円馬の「とつちりとん」の諸本
      異板を見抜く
      唄本の年代考証のむつかしさ、おもしろさ
      円馬のよしこの
      円馬の活躍期
    五、上方に根を下ろした林屋 ―上方林屋の祖は誰か
      林屋の人たちの薄物の唄本
      初代林屋正三・初代林屋菊枝・林屋正翁
      二代目林屋正三・二代目林屋菊枝
      秋亭菊翁とは誰か
      延寿軒正翁
      桂文吾改名林屋円玉
      文吾は初代?二代目?
      林屋円玉・林家円玉
      円玉と延玉
      林屋木鶴
      林屋金輔
      林屋文笑
      上方林屋の祖
    六、笑福亭の繁栄 ―松富久亭松竹は実在したのか
      笑福亭吾竹の唄本
      吾竹のちゝく(くの字点)りちてんぶし
      吾竹のとつちりとん
      銀杏木娘
      「吾竹改め竹我」
      『落噺千里藪』口絵の咄家たち
      『近世伎史』の中の流行唄
      笑福亭の起原
      笑福亭勢楽・笑福亭勢柳
    七、落語作家・月亭生瀬 ―「月亭」の祖は誰か
      落語作家の祖
      『大寄噺の尻馬』
      『落噺千里藪』の「校合」の意味
      「俄」の作者
      狂言作者(歌舞伎の作者)月亭生瀬
      流行唄替え歌の作者
      一枚刷の流行唄
    八、消えていった名前 ―再び、咄家とは何か
      桜川春好
      芝川扇旭斎
      九一軒
      司馬才治郎
      竜田安楽・竜田安太郎
      都ヤ扇蝶
      都亀蝶・都歌楽
    九、大津絵節の松鶴とその周辺 ―笑福亭梅香とは何者か
      初代笑福亭松鶴
      松鶴の因州いなば
      万歳替え歌「御代安泰」
      松鶴の大津絵節
      松鶴大津絵節の唄本
      初代笑福亭松鶴について
      二代目笑福亭松鶴について
      笑福亭松橋
      笑福亭鶴松
      笑福亭梅香
      梅香の大津絵節一枚摺
      笑福亭梅香とは誰か
      笑福亭梅香の咄本『絵本十二支』
      笑福亭福我
    十、林屋から林家へ ―嘉永七年(安政元年)の大津波との関係は?
      林屋か林家か
      林家竹枝
      林家正三
      林家正太郎
      林家菊枝
      林家菊丸
      菊丸の年代不詳の一枚摺
      菊丸門弟の大津画ふし
      林家小菊丸
      二代目林家菊丸
      林家染丸
      林家福助
      林屋から林家への移行
      嘉永七年の大地震・大津波
    十一、桂派も例外にあらず ―初代文枝の前に文枝がいたか
      桂 文東
      桂 文当
      桂 慶枝
      四代目桂文治
      初代桂文枝の唄の一枚摺
      桂 文笑
      桂 慶治
      桂 文寿
      桂 梅丸
      桂 鶴助
      初代文枝はほんとうに初代なのか
      桂梅香・桂文之助
      桂 文都
    十二、明治の咄家の流行唄 ―話芸と他芸は共存できたか
      なお続く唄の一枚摺
      活字本の咄家の流行唄
      咄家の流行唄の衰退

    ●咄家の唄本所蔵先一覧
    ●咄家の流行唄の一枚摺所蔵先一覧
    ●図版の文字翻刻
    あとがき
    書名・資料名・外題名・演題名索引
    人名索引
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    荻田 清(オギタ キヨシ)
    1951年香川県生まれ。大阪大学文学部国語国文学科卒業。専門分野は近世上方芸能史、上方文化史。梅花女子大学名誉教授。編著書『上方板歌舞伎関係一枚摺考』(清文堂出版、日本演劇学会河竹賞受賞)など
  • 出版社からのコメント

    落語家が関わった流行唄の年代考証に大坂文化の総合的研究を駆使。謎多き時代の近世後期から明治の上方落語の解明を試みる。
  • 内容紹介

    上方落語の歴史の中で、近世後期から明治にかけては、謎の多い時代とされてきました。本書は、歌舞伎史研究で知られる著者が、その時代に咄家(落語家)が関わった流行唄の資料を集め、上方の出版、歌謡、浮世絵、相撲、俄(にわか)、見世物、他、大坂文化の研究を駆使して厳密な年代考証を行い、謎の時代の解明を試みたものです。一六〇点以上の掲載図版は、詞も全文活字翻刻しています。落語・古典芸能の好きな方には是非とも読んで頂きたい本です。
  • 著者について

    荻田 清 (オギタ キヨシ)
    1951年香川県生まれ。大阪大学文学部国語国文学科卒業。専門分野は近世上方芸能史、上方文化史。梅花女子大学名誉教授。編著書『上方板歌舞伎関係一枚摺考』(清文堂出版、日本演劇学会河竹賞受賞)『笑いの歌舞伎史』(朝日新聞社)『近世文学選 芸能編』(共編、和泉書院)ほか。

上方落語―流行唄(はやりうた)の時代(上方文庫別巻シリーズ〈7〉) の商品スペック

商品仕様
出版社名:和泉書院 ※出版地:大阪
著者名:荻田 清(著)
発行年月日:2015/11/30
ISBN-10:4757607520
ISBN-13:9784757607521
判型:A5
対象:教養
発行形態:全集叢書
内容:諸芸・娯楽
言語:日本語
ページ数:390ページ
縦:21cm
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