続 神経内科医の文学診断 [単行本]
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続 神経内科医の文学診断 [単行本]

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出版社:白水社
販売開始日: 2015/12/18
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続 神経内科医の文学診断 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    脳と神経の臨床医が診る28作品。
  • 目次

    はじめに
    1 ガブリエル・ガルシア・マルケス『百年の孤独』
       ―家族性致死性不眠症―
    2 ジュール・ヴェルヌ『オクス博士の幻想』
       ―酸素の毒性―
    3 帚木蓬生『三たびの海峡』
       ―低血糖昏睡―
    4 パスカル・キニャール『アルブキウス』
       ―ローマ時代の毒殺法―
    5 ギュスターヴ・フロベール『ボヴァリー夫人』
       ―ヒ素中毒―
    6 アガサ・クリスティー『蒼ざめた馬』
       ―タリウム中毒―
    7 ウンベルト・エーコ『薔薇の名前』
       ―推理小説と症候学―
    8 バーナード・ショー『ウォレン夫人の職業』
       ―鉛中毒―
    9 J・K・ローリング『ハリー・ポッターと賢者の石』
       ―魔法使いの遺伝子―
    10 ミヒャエル・エンデ『モモ』
       ―脳と時間―
    11 マイケル・カニンガム『めぐりあう時間たち』
       ―奪い返した時間―
    12 ヴァージニア・ウルフ『ダロウェイ夫人』
       ―変形視、幻聴、自殺―
    13 オウィディウス『変身物語』
       ―性転換と両性具有―
    14 マリーズ・コンデ『わたしはティチューバ』
       ―魔女狩りの系譜―
    15 アベ・プレヴォ『マノン・レスコー』
       ―サルペトリエール病院―
    16 テネシー・ウィリアムズ『欲望という名の電車』
       ―嘘つき脳の働き―
    17 ジェイムズ・ジョイス『痛ましき事件』
       ―アルコール中毒―
    18 エミール・ゾラ『居酒屋』
       ―振戦譫妄―
    19 ハーマン・メルヴィル『ビリー・バッド』
       ―善悪判断―
    20 ダンテ『神曲』
       ―痙性斜頸―
    21 マハーバーラタ『ナラ王物語』
       ―病的な賭けごと―
    22 ホメロス『イリアス』
       ―恐怖―
    23 ラシーヌ『フェードル』
       ―怒り―
    24 フセーヴォロド・ガルシン『信號』
       ―利他的行為―
    25 ジャン・ジロドゥ『オンディーヌ』
       ―オンディーヌの呪い―
    26 チャールズ・ディケンズ『ピクウィック・クラブ』
       ―冠名症候群と冠名疾患―
    27 曽野綾子『神の汚れた手』
       ―先天奇形―
    28 有吉佐和子『恍惚の人』
       ―デメンチア―
    参考資料
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    岩田 誠(イワタ マコト)
    1942年、東京生まれ。東京女子医科大学名誉教授。メディカルクリニック柿の木坂院長。専門は神経内科学
  • 出版社からのコメント

    帚木蓬生『三たびの海峡』、フロベール『ボヴァリー夫人』、エンデ『モモ』など古今東西の28作品を、脳と神経の専門家が診る。
  • 内容紹介

    脳と神経の専門家が診る28作品

     神経内科医が文学作品を読むと、全く違った側面が浮かびあがってくる。脳と神経の第一人者が、自らの読書体験を縦糸、医師としての長年の体験を横糸にして、古今東西の作品を読み解くエッセーの第2弾。
     神経内科とは、脳、脊髄、末梢神経、そして筋肉の病気を扱い、具体的な病名には、脳卒中、脳腫瘍、筋萎縮症、頭痛、幻聴などが挙げられる。前著『神経内科医の文学診断』で、文学畑からは想像もできない「診断」で読者を驚かせてくれた著者が、新たに28の作品を診る。取りあげる作品は帚木蓬生『三たびの海峡』、ガルシア・マルケス『百年の孤独』、フロベール『ボヴァリー夫人』、エンデ『モモ』など。テネシー・ウィリアムズの『欲望という名の電車』では女主人公ブランチがなぜ嘘をつくのかが分析され、『ダロウェイ夫人』では著者ヴァージニア・ウルフを苦しめた片頭痛がわかりやすく語られる。本の中の人物が、時空を超えて出現するようなスリリングな体験を味わえ、脚本家の山田太一氏は「すぐれた文学が見事に医学の現実と共鳴して、面白くて深くて艶まである」と絶賛。かつて読んだ本ならもう一度読みたくなり、未読の本ならすぐに手にとりたくなる、刺激的な1冊。
  • 著者について

    岩田 誠 (イワタ マコト)
    1942年、東京生まれ。東京女子医科大学名誉教授。メディカルクリニック柿の木坂院長。専門は神経内科学。著書・編書に『脳とことば』(共立出版)、『パリ医学散歩』(岩波書店)、『神経症候学を学ぶ人のために』(医学書院)、『見る脳・描く脳』(東京大学出版会)、『脳と音楽』(メディカルレビュー社)、『神経内科医の文学診断』(白水社)、『鼻の先から尻尾まで 神経内科医の生物学』(中山書店)、『臨床医が語る 認知症と生きるということ』(日本評論社)ほか多数。

続 神経内科医の文学診断 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:白水社
著者名:岩田 誠(著)
発行年月日:2015/12/30
ISBN-10:4560084823
ISBN-13:9784560084823
判型:B6
対象:一般
発行形態:単行本
内容:日本文学評論・随筆
言語:日本語
ページ数:217ページ
縦:20cm
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