昭和二十年〈第8巻〉横浜の壊滅(草思社文庫) [文庫]
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昭和二十年〈第8巻〉横浜の壊滅(草思社文庫) [文庫]

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出版社:草思社
販売開始日: 2015/12/03
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昭和二十年〈第8巻〉横浜の壊滅(草思社文庫) [文庫] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    5月26日東京が焼かれ、皇居も燃える。29日、今度は横浜に大規模な空襲が行われる。横浜の街は灰燼に帰した。そのさなか拘置所に囚われていたのは横浜事件の容疑者たちだった。なぜ横浜事件は起こったのか。そして外交評論家清沢洌の惜しまれる急死。戦争終結に向けて、宮内大臣松平と海軍大臣米内は内大臣木戸を閣内から逐おうと画策。30日、負けても戦争を続けるのかとの米内の質問に、「あくまで戦うのだ」と鈴木首相は確答した。
  • 目次

    第23章 火のなかで、焼け跡で、人びとはなにを考えるのか(五月二十六日)
    焼夷弾は宮殿に落とされなかった
    燃え殻ひとつで宮殿は燃え上がる
    夜が明けた、逃げた人びとは
    エルヴィン、焼け野原を大使館へ
    家の焼け跡に戻る人びと
    「兎に角徹底的にやって来る」
    清沢洌の急死を惜しんだ人はいるのか
    「国内思想戦」を恐れなかった
    戦争責任の問題をとりあげた
    清沢の批判に政府と軍は気づかぬふりをした
    日本外交史研究所をつくったのだが
    読売も毎日も焼けてしまう
    空襲のあとの閣議で
    陸海軍合同、海軍の反対論が優勢となる

    第24章 横浜大空襲(五月二十九日)
    東神奈川に炎があがる
    関内に焼夷弾の雨
    山下公園の黒潮部隊はもはや動けず
    横浜拘置所の治安維持法の被疑者たち
    第二のゾルゲ事件か、第二の五色温泉事件か、第二の松田町集団放火事件か
    「火の玉知事」がやったこと
    中央公論社と改造社がつぶされた
    横浜の焼き討ち、敵の戦術
    山手の楢橋渡の邸も焼かれる
    西戸部町、火を逃れて
    蒔田国民学校、火に囲まれる
    内大臣を代えなければ
    吉田茂逮捕の噂を聞いて
    松平恒雄の内大臣更迭計画
    内大臣に石渡荘太郎を
    もっとも重大、もっとも危険な問題だったにもかかわらず
    天皇の不文律、「内大臣に軍事問題の助言は求めない」
    内大臣が言上しなければならなかったこと
    なぜ木戸は戦いを回避しようとしなかったのか
    蒔田国民学校の教師たち、火と闘いつづける
    靴下をほどいている未決囚
    すべてが焼けてしまって
    横浜の煙を遠くから見る人びと

    第25章 迫水、毛里、美濃部がやってきたこと、やろうとしたこと(五月三十日)
    「あくまでも戦うのだ」と鈴木貫太郎
    毛里、美濃部、迫水が昭和十六年にしたこと
    昭和十七年九月、アメリカを見くびっていたと気づいた
    昭和十八年七月、航空第一主義の計画を立てた
    昭和十九年七月、「平和へ転移」案をつくったが

    引用出典及び註
  • 内容紹介

    昭和二十年から七〇年。いまなお続く敗戦の傷跡とはどのようなものだったのか。

    本シリーズは、公文書から私家版の記録、個人日記にいたる膨大な資料を縦横に駆使して、
    昭和二十年の一年間の日本を、時間の推移に従って描いた壮大なノンフィクションである。
    著者急逝により未完に終わった(第十四巻執筆の途中で急逝)が、すでに刊行時から、
    丸谷才一、井上ひさし、立花隆氏をはじめ多くの識者から高く評価されてきた。
    今回、待望の文庫化によってシリーズ全巻を刊行。

    五月末、東京に続く横浜への爆撃で市街は灰燼に帰す。
    刑務所内には横浜事件の被告たちがいた。清沢洌の死や木戸幸一追放劇の画策。
    この戦争はなぜ食い止められなかったのか。
    (5月26日~5月30日)
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    鳥居 民(トリイ タミ)
    1928年(昭和3年)、東京牛込に生まれ、横浜に育つ。水産講習所を経て台湾政治大学へ留学。台湾独立運動に関わる。現代中国史、日本近現代史研究家。2013年1月急逝。享年八十四
  • 著者について

    鳥居 民 (トリイ タミ)
    鳥居 民(とりい・たみ)
    1928年(昭和3年)、東京牛込に生まれ、横浜に育つ。水産講習所を経て台湾政治大学へ留学。台湾独立運動に関わる。現代中国史、日本近現代史研究家。主な著書に『昭和二十年』(既刊13巻)『毛沢東五つの戦争』「反日」で生きのびる中国』『原爆を投下するまで日本を降伏させるな』(いずれも草思社刊)など。本書執筆には1975年ぐらいから準備し40年ほどを費やした。親左翼的な史観にとらわれていた歴史研究に、事実と推論を持って取り組む手法で影響を与える。2013年1月急逝。享年八十四。

昭和二十年〈第8巻〉横浜の壊滅(草思社文庫) [文庫] の商品スペック

商品仕様
出版社名:草思社
著者名:鳥居 民(著)
発行年月日:2015/12/08
ISBN-10:4794221738
ISBN-13:9784794221735
判型:文庫
発売社名:草思社
対象:一般
発行形態:文庫
内容:日本歴史
言語:日本語
ページ数:428ページ
縦:16cm
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