新しい人間、新しい社会―復興の物語を再創造する(災害対応の地域研究〈5〉) [全集叢書]
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新しい人間、新しい社会―復興の物語を再創造する(災害対応の地域研究〈5〉) [全集叢書]

清水 展(編著)木村 周平(編著)
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出版社:京都大学学術出版会
販売開始日: 2015/12/17
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新しい人間、新しい社会―復興の物語を再創造する(災害対応の地域研究〈5〉) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    公的制度に規定された日本の復興事業は被災者の創造力を奪っていないか?国内外の被災地を見てきた研究者が災害対策を現場から捉え直す。災害を生みの苦しみに転換する。
  • 目次

    口絵
    「災害対応の地域研究」シリーズの刊行にあたって
    凡例

    はじめに―災害から新しい人間と社会の想像=創造へ [清水 展・木村周平]
    本書のねらい /「復興」を長期で捉える /「創造的」復興へ / 現場の声と小さな物語 / 新しい人間と社会の想像=創造

    第一部 紡ぎ出す、読み替える
    第1章 先住民アエタの誕生と脱米軍基地の実現―大噴火が生んだ新しい人間、新しい社会 [清水 展]
    1 スローワークの人類学から
    2 アエタの被災と転生―国民=先住民の誕生
    3 新しい人間―文化の意識化と生きる時空間の拡張
    4 米軍基地の全面撤退―噴火とナショナリズム
    5 フィリピン社会の新たな自画像の模索
    6 自然災害が開く創造的復興のアリーナ
    第2章 現場で組み上げられる再生のガバナンス―既定復興を乗り越える実践例から [大矢根淳]
    1 既定復興とその批判的検討の履歴
    2 新しい「復興の物語」に向けて―雲仙・阪神から中越・東日本へ
    3 事前復興―減災サイクルと地域防災力の醸成
    4 復興の物語を自前で組み上げていくために
    第3章 復興の物語を読み替える―スマトラの「標準の復興」に学ぶ [山本博之]
    1 災害対応における「余白」―都市再開発と強制排除
    2 「既定の復興」―行政による復興事業
    3 「標準の復興」―域外者による復興事業
    4 「標準の復興」を読み替える
    5 創造的復興を豊かにするために―スマトラから学ぶこと
    コラム1 居住の権利―住むことは生きること [たけしまさよ]

    第二部 忘れる、伝える
    第4章 神戸という記憶の〈場〉―公的、集合的、個的記憶の相克とすみわけ [寺田匡宏]
    1 記憶・公共性・〈場〉
    2 震災“メモリアル博物館”設立の経緯と公の論理
    3 個的記憶の心情
    4 「メモリアルセンター論争」
    5 無名の死者の捏造―被災と復興の演出
    6 石として、樹として―震災モニュメント
    7 課題と引き継がれるもの
    第5章 プーケットにおける原形復旧の一〇年―津波を忘却した楽園観光地 [市野澤潤平]
    1 喉元過ぎれば熱さ忘れる?
    2 青天の霹靂
    3 災害に対する観光地の脆弱性
    4 観光業の低迷と焦燥
    5 原形復旧型復興
    6 記憶の放棄と痕跡の抹消
    7 プーケットの視点から考える
    コラム2 コミュニティ防災の決め手 [鍵屋 一]
    第6章 制度の充実と被災者の主体化―生活再建をめぐるせめぎあいの二〇年 [重川希志依]
    1 あらためて生活再建支援を考える
    2 阪神・淡路大震災の衝撃―災害エスノグラフィーとの出合い
    3 被災者の生活再建とり災証明書
    4 普通のルートを通らぬ被災者
    5 主体性を持った生活再建と公助のかたち
    第7章 トルコ・コジャエリ地震の経験の継承―私の声が聞こえる人はいるか? [木村周平]
    1 二〇一四年一〇月二三日
    2 「復興」と記憶
    3 制度化と忘却のダイナミズムとともに生きる
    4 防災住民組織から緊急時のセミプロへ
    5 「私の声」から「あなたに」へ

    第三部 作り出す、立ち上がる
    第8章 小さな浜のレジリエンス―東日本大震災・牡鹿半島小渕浜の経験から [大矢根淳]
    1 レジリエンス概念をめぐって
    2 牡鹿半島小渕浜「第11班」の底力
    3 浜の復興―合併後遺症とArchiAidの試み
    4 改正災害対策基本法第八六条の七(在宅被災者対応)
    第9章 アートによる創造的復興の企て―保険に支えられた移動/再建 [大谷順子]
    1 カンタベリー地震被災地の概況
    2 災害保険制度に伴う自助中心主義
    3 復興への希望―アート
    4 ニュージーランドの事例を読み替える
    第10章 復興ツーリズム―震災後の新しい観光スタイル [山下晋司]
    1 災害と観光
    2 震災後の対応
    3 新しい観光スタイルの出現―ボランティア・まなび・絆
    4 復興ツーリズム―記憶と忘却の彼方に
    5 観光とリスク社会―再帰的ツーリズム
    6 公共的課題の解決のために―公共ツーリズム
    7 ツーリズムが紡ぎ出す新しい物語
    コラム3 被災者と外部者の間から見たボランティアツーリズム [内尾太一]

    おわりに―被災とともに [木村周平・清水 展]
    コミットしてゆく研究―清水の呼びかけ /「地域」は後からやって来る / 災害対応の協働実践プラットフォーム / 呼びかけ―「あなた」へ / 木村からの応答

    「災害対応の地域研究」シリーズの結びにかえて

    索引
    著者略歴
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    清水 展(シミズ ヒロム)
    京都大学東南アジア研究所教授。研究分野:文化人類学、東南アジア研究

    木村 周平(キムラ シュウヘイ)
    筑波大学人文社会系助教。研究分野:文化人類学、災害研究、科学技術社会論
  • 著者について

    清水 展 (シミズ ヒロム)
    京都大学東南アジア研究所教授
    研究分野:文化人類学、東南アジア研究
    主な著作に、『草の根グローバリゼーション―世界遺産棚田村の文化実践と生活戦略』(京都大学学術出版会、2013)、「応答する人類学」(山下晋司編『公共人類学』東京大学出版会、2014)など。

    木村 周平 (キムラ シュウヘイ)
    筑波大学人文社会系助教
    研究分野:文化人類学、災害研究、科学技術社会論
    主な著作に、『災害フィールドワーク論』(古今書院、2014、共編著)、『震災の公共人類学―揺れとともに生きるトルコの人びと』(世界思想社、2013)など。

新しい人間、新しい社会―復興の物語を再創造する(災害対応の地域研究〈5〉) の商品スペック

商品仕様
出版社名:京都大学学術出版会 ※出版地:京都
著者名:清水 展(編著)/木村 周平(編著)
発行年月日:2015/12/16
ISBN-10:4876988994
ISBN-13:9784876988990
判型:A5
対象:教養
発行形態:全集叢書
内容:社会
言語:日本語
ページ数:390ページ
縦:21cm
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