箏を友として-評伝宮城道雄〈人・音楽・時代〉 [単行本]
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箏を友として-評伝宮城道雄〈人・音楽・時代〉 [単行本]

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販売開始日: 2015/11/25
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箏を友として-評伝宮城道雄〈人・音楽・時代〉 [単行本] の 商品概要

  • 目次

    はじめに

    第1章 箏の道へ──生い立ちと音楽的環境
    箏の道へ
    正統なる芸の伝承
    西洋音楽の産湯につかって

    第2章 韓国にて
    韓国での生活
    処女作《水の変態》の作曲
    邦楽近代化の原点
    自然描写の達人
    中菅から宮城へ
    第二作《唐砧》──和声への挑戦
    大検校への道
    上京に向けての出会い

    第3章 新日本音楽の旗手
    「宮城道雄自作箏曲第一回演奏会」の衝撃
    優位にあった邦楽界
    新生洋楽界
    大正八年に始まる日本の音楽の近代化
    「新日本音楽大演奏会」
    コンテンポラリー・ミュージックを愛す
    洋楽の台頭
    邦楽界の危機感

    第4章 西洋音楽に魅せられて
    西洋音楽修業
    西洋音楽オタク
    西洋音楽に触発されて──《手事》の妙

    第5章 心を描く《春の海》
    作曲の基本方針
    《春の海》の革新性
    国境を越えた友情──ルネ・シュメーとの共演
    心をうつす音楽──イメージ描写

    第6章 自然を愛でる随筆家──著作と作曲法
    内田百閒との交友
    素顔の宮城道雄
    自然を手本に
    著作の資料的価値
    宮城道雄の作曲法

    第7章 声楽曲と尺八手付
    器楽曲と声楽曲
    和洋融合の《秋の調》──新様式の歌曲
    尺八手付事始め
    尺八や胡弓を歌の代わりに
    ソプラノ歌手をイメージして
    歌は世につれ、世は歌につれ

    第8章 童曲と愛娘よし子
    童曲の誕生
    童謡運動
    童曲の音楽的特徴
    ステージ用の童曲
    愛娘よし子──元祖童謡アイドル
    散っていった花──「夢」と《白玉の》

    第9章 教授法の近代化
    口伝から楽譜へ
    免状制度の改革
    東京音楽学校教授から東京藝術大学講師へ
    ラジオ講座と教則本の開発
    新旧教授法の妙

    第10章 演奏における変革
    古典を現代に甦らせる演奏
    演奏芸術
    鑑賞音楽への変貌

    第11章 新楽器の開発
    大・小の十七絃
    グランド箏の八十絃
    宮城胡弓の不思議
    簡便な箏の開発──短琴
    生き残った十七絃

    第12章 大編成の作品群
    新様式の合奏曲と合唱合奏曲
    雅楽の研究

    第13章 新舞踊と新歌舞伎──付随音楽
    新舞踊と宮城曲
    昭和二一年の歌舞伎音楽群
    《源氏物語》の音楽

    第14章 「新」による伝統の再生
    新歌舞伎とは
    「俗曲改良」から「新」へ
    楽器にみる改良から新へ
    価値観の変容

    第15章 マルチ作曲家の悲劇
    「古典を知らぬ宮城」──古典曲への箏手付
    「西洋音楽の安易な模倣」
    世代を超えた真の芸術

    第16章 作曲におけるジレンマ
    伝統と革新、芸術性と大衆性のはざまで
    宮城道雄の生きた時代

    第17章 謎の死
    西洋音楽の本場へ
    箏独奏曲の輝き
    寝台急行「銀河」

    箏と私 宮城道雄


    あとがき
    宮城道雄年譜
    索引
  • 出版社からのコメント

    《春の海》ほか数々の名曲の作曲家として知られる宮城道雄の生涯を、人間味あふれるエピソードをまじえながら描いた決定版評伝。
  • 内容紹介

    《春の海》の作曲家のすべて

    藤原道山さん(尺八演奏家)推薦!
    「目にハンディを持ちながらも、果敢に音楽を追究していった日本音楽界のパイオニア。私の憧れである。
    その生涯は波乱に満ちているが、生きた時代とともに、さまざまな宮城道雄像がありありと浮かんできた。」

    《春の海》ほか数々の名曲の作曲家として知られ、日本音楽を現代に生まれ変わらせた不世出の箏曲家・宮城道雄(1894~1956)。20世紀前半の激動を生き抜き、作曲・演奏・楽器開発・教育・著述にマルチな才能を発揮した天才芸術家の生涯を、人間味あふれるエピソードをまじえながら生き生きと描き切った決定版評伝。
  • 著者について

    千葉 優子 (チバ ユウコ)
    武蔵野音楽大学大学院修士課程修了(音楽学専攻)。現在、(一財)宮城道雄記念館資料室室長。慶應義塾大学、青山学院大学、フェリス女学院大学各講師。2007年、『ドレミを選んだ日本人』(音楽之友社)で第23回ロゲンドルフ賞を受賞。『箏曲の歴史入門』『日本音楽がわかる本』(以上、音楽之友社)ほか著書論文多数。「宮城道雄の世界」(NHKラジオ第2にて26回放送)など放送講演活動もおこなう。

箏を友として-評伝宮城道雄〈人・音楽・時代〉 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:アルテスパブリッシング
著者名:千葉 優子(著)
発行年月日:2015/12
ISBN-10:4865591311
ISBN-13:9784865591316
判型:B6
対象:教養
発行形態:単行本
内容:音楽・舞踏
言語:日本語
ページ数:355ページ ※348,7P
縦:19cm
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