就学告諭と近代教育の形成―勧奨の論理と学校創設 [単行本]
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就学告諭と近代教育の形成―勧奨の論理と学校創設 [単行本]

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出版社:東京大学
販売開始日: 2016/02/15
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就学告諭と近代教育の形成―勧奨の論理と学校創設 [単行本] の 商品概要

  • 目次

    はしがき
    論文編凡例

    第一部 就学告諭とその論理
     第一部序文(宮坂朋幸)
     第一章 就学告諭とは何か──就学告諭の再定義(大間敏行)
      一 従来の定義とその問題点
      二 再定義の試み
      三 就学告諭資料の再整理
     第二章 「告諭」という方法――筑摩県・滋賀県を中心として(宮坂朋幸)
      一 筑摩県における文書伝達の方法――「触」「回達」「回状」
      二 県令による就学告諭の告げ諭し――「告諭」の場としての開校式
     第三章 学制布告書と就学告諭の論理(川村 肇)
      一 学制布告書からの論点遷移
      二 学制発令前の就学告諭と学制布告書
      三 学制布告書の「問題点」の遷移
     第四章 就学告諭に見る「立身・出世」(大矢一人)
      一 「立身・出世」の前提としての四民平等
      二 「立身・出世」論がみられる就学告諭
     第五章 就学告諭における「強迫性」の考察──就学「義務」論生成序説」(荒井明夫)
      一 「越度」(「落度」)
      二 民衆の生活用語を用いた「強迫性」
      三 就学告諭の中の教育の「責任」論
      四 就学告諭の中の「権利と義務」
      五 就学行政指導の実態
     第六章 就学勧奨の論理の日米比較(杉村美佳)
      一 近代黎明期日本における就学勧奨の論理
      二 マサチューセッツ州における就学勧奨の論理
      三 就学勧奨の論理の日米比較
     第七章 オスマン帝国から眺めた学制──学制(一八七二)と公教育法(一八六九)(長谷部圭彦)
      一 オスマン教育史概観
      二 構成
      三 理念
      四 小学校
     附論一 類似した就学告諭の作成契機──明治八・九年の女子教育に関する告諭から(大間敏行)
     附論二 就学告諭中の「自由」の転回(川村 肇)
     附論三 学制研究に対する就学告諭研究の意義――竹中暉雄論文へのコメント(森田智幸)

    第二部 地域における就学告諭と小学校設立
     第二部序文(高瀬幸恵)
     第一章 度会(府)県における学校の転回(杉浦由香里)
      一 度会(府)県における学校の設立
      二 度会府の学校における教育の実態
      三 度会(府)県の学校の財政基盤
      四 度会県学校の廃止
      五 宮崎郷学校への転回
     第二章 明治初期秋田県における郷学の変容――就学告諭の地域的展開(森田智幸)
      一 秋田県による本部学校構想と花輪郷学校
      二 学制布告書の受容と花輪郷学校
      三 郷学校から小学校へ
     第三章 飾磨県における学校設立をめぐる県と地域(池田雅則)
      一 学制発令以前の学校設置をめぐって
      二 学制直後の小学校設置をめぐって
      三 小学校設置推進の修正
     第四章 筑摩県の権令・学区取締・学校世話役(塩原佳典)
      一 筑摩県の設置と地理的環境
      二 教育行政組織の構成
      三 県学・小校設立(学制前)における就学告諭の位置
      四 学制後における就学告諭の位置
     第五章 奈良県の就学告諭と学校設立の勧奨(高瀬幸恵)
      一 奈良県の成立
      二 奈良県の就学告諭
      三 学校設立,就学勧奨の状況
      四 廃寺と学校設立
     第六章 熊本県における学制周知と就学勧奨(軽部勝一郎)
      一 熊本県の地方制度と民衆教育
      二 熊本県における学制布令
      三 安岡県政下の就学勧奨
     附論一 宮崎県学務掛「説諭二則」と小学校の設置(三木一司)
     附論二 「壬申ノ学制前文ハ不朽ノ公法ト云ヘシ」─学制布告書と福井(熊澤恵理子)

    第三部 資料編
     学制・就学告諭資料/資料編凡例
     資料編一覧表/一覧表凡例

    あとがき
    告諭資料索引/人名索引/執筆者紹介・執筆分担
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    川村 肇(カワムラ ハジメ)
    1960年生まれ。東京大学大学院教育学研究科博士課程中退。博士(教育学)。獨協大学国際教養学部教授

    荒井 明夫(アライ アキオ)
    1955年生まれ。東京大学大学院教育学研究科博士課程修了。博士(教育学)。大東文化大学文学部教授
  • 出版社からのコメント

    日本近代教育の始点とそのエトスを表す基本文書「就学告諭」。史料の発掘と分析からその歴史像に迫る。
  • 内容紹介

    学制の発布をうけ府県知事や地域指導者から,学校なるものを設立し,そこに子弟を通わせるために発された「就学告諭」.日本近代教育の始点のエトスを明らかにするこの基本文書を発掘,収集してきた共同研究の集大成.資料を掲載し,その全貌解明とともに、世界史的比較も試みる.
  • 著者について

    川村 肇 (カワムラ ハジメ)
    川村 肇
    川村 肇:獨協大学国際教養学部教授

    荒井 明夫 (アライ アキオ)
    荒井 明夫
    荒井明夫:大東文化大学文学部教授

就学告諭と近代教育の形成―勧奨の論理と学校創設 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:東京大学出版会
著者名:川村 肇(編)/荒井 明夫(編)
発行年月日:2016/02/29
ISBN-10:413056224X
ISBN-13:9784130562249
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:教育
言語:日本語
ページ数:584ページ ※576,8P
縦:22cm
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