底無き意志の系譜―ショーペンハウアーと意志の否定の思想 [単行本]
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底無き意志の系譜―ショーペンハウアーと意志の否定の思想 [単行本]

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出版社:法政大学出版局
販売開始日: 2016/02/24
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底無き意志の系譜―ショーペンハウアーと意志の否定の思想 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    “意志の否定”がなぜ“自由”をもたらすのか?ベーメ、シェリング、ヘーゲル、ニーチェ、そして西田幾多郎との比較を通じて、旧来のショーペンハウアー観をくつがえす、新たな思想史の挑戦!
  • 目次



    第一部 ショーペンハウアーにおける意志の否定と自由

    第一章 表象と意志──意志の現象としての世界
     一 表象と根拠律
     二 表象と意志
     三 意志の根拠の無さ
     四 意志の客体化とイデア

    第二章 意志の否定と自由──底無き意志の現象における自由
     一 生への意志と苦悩
     二 意志の自己認識による意志の否定
     三 意志の否定と「無」
     四 底無き意志の自由

    第二部 ショーペンハウアーと底無き意志の系譜

    第三章 意志の否定と〈哲学の方法〉──ヘーゲルの「無」との対話
     一 現象の廃棄という思想と〈哲学の方法〉
     二 『意志と表象としての世界』とへーゲルの『世界史哲学講義』 におけるインド評価
     三 ヘーゲルの『大論理学(第二版)』における「無」の思想の特性
     四 ショーペンハウアーにおける「無」の思想と〈哲学の方法〉

    第四章 意志の自由における〈自己〉──ニーチェの「力への意志」へ
     一 〈自己〉の自由への問い
     二 底無き「力への意志」
     三 ニヒリズム
     四 永劫回帰の「この瞬間」
     五 〈自己〉の生の創造
     六 ショーペンハウアーにおける〈底無き意志の自由〉と〈自己〉

    第五章 意志の否定と底無き自覚──初期・中期西田哲学の「直観」から
     一 〈底無き意志〉と〈自己〉の自己認識
     二 『善の研究』における底無き経験
     三 唯一活動としての底無き意志──西田のショーペンハウアー理解の特性
     四 意志の否定と自己認識──「知的直観」
     五 意志における活動性と静性
     六 底無き活動の「場所」──『働くものから見るものへ』
     七 底無き活動の自覚としての「直観」

    第六章 底無き自覚と自由──後期西田哲学の「行為的直観」から
     一 底無き活動の自覚とその実践性への問い
     二 〈限定するものなき限定〉としての自覚
     三 自覚の矛盾的自己同一
     四 行為的直観の世界とその「動揺」
     五 我々の自己の「我執」と絶対者
     六 自己の〈底無き自由〉

    第七章 意志の自由の脱‐自性──シェリングの「Ekstase」をめぐって
     一 ショーペンハウアーのシェリングへの態度
     二 『エアランゲン講義』における永遠なる自由
     三 「Ekstase」における自由
     四 自己根拠的な次元を超えて

    第八章 意志の自由と想像/構想の活動──ベーメの「Imagination」を手引きとして
     一 ベーメとショーペンハウアー
     二 底無き「唯一なる意志」
     三 神の「Imagination」
     四 底無き和合の共‐想像/構想
     五 意志の自由としての共‐想像/構想



    あとがき
    人名索引/事項索引
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    板橋 勇仁(イタバシ ユウジン)
    1971年生まれ。立正大学文学部(哲学科)教授。博士(哲学)。専門は近代ドイツ哲学、近現代日本思想
  • 出版社からのコメント

    「生への意志」の否定から生じる自由とは何か。シェリングやニーチェ、西田幾多郎らとの哲学史的比較から、無底の論理の成立をたど…
  • 内容紹介

    苦しみに充ちたこの世界から、あらゆる実体、目的、理由、根拠を除去したショーペンハウアー。その哲学は逆説的にも、「生への意志」の否定と廃棄による「自由」を人間にもたらす。ベーメ、シェリング、ヘーゲル、ニーチェそして西田幾多郎との哲学史的な比較検討を通じて、この世界を「平安」「浄福」とともに生きる、「底無き意志」の論理をたどる気鋭の研究。
  • 著者について

    板橋 勇仁 (イタバシ ユウジン)
    1971年生まれ。立正大学文学部(哲学科)教授。博士(哲学)。専門は近代ドイツ哲学、近現代日本思想。著書に『西田哲学の論理と方法──徹底的批評主義とは何か』『歴史的現実と西田哲学──絶対的論理主義とは何か』(共に法政大学出版局)、共編著に『ショーペンハウアー読本』(法政大学出版局)、『知の軌跡』(北樹出版)、『存在の意味への探求』(秋山書店)、『哲学 はじめの一歩』(春風社)など。

底無き意志の系譜―ショーペンハウアーと意志の否定の思想 の商品スペック

商品仕様
出版社名:法政大学出版局
著者名:板橋 勇仁(著)
発行年月日:2016/02/29
ISBN-10:4588150758
ISBN-13:9784588150753
判型:A5
対象:教養
発行形態:単行本
内容:哲学
言語:日本語
ページ数:248ページ ※242,6P
縦:22cm
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