企業危機とマネジメント [単行本]

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企業危機とマネジメント [単行本]

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出版社:森山書店
販売開始日: 2010/07/08
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企業危機とマネジメント [単行本] の 商品概要

  • 目次

    第1部 危機マネジメント研究の基礎
     第1章 問題意識と基礎的考察
      Ⅰ 序
      Ⅱ 経営学史と危機マネジメント論
      Ⅲ 固定費問題と危機マネジメント
      Ⅳ 危機マネジメント論の生成
      Ⅴ 結
     第2章 固定費問題の解明
      Ⅰ 序
      Ⅱ 基本構想と基本概念
      Ⅲ 調査結果の概要
      Ⅳ 固定費問題の認識
      Ⅴ クライネの研究の意義
      Ⅵ 結
     第3章 体系的危機マネジメント論の形成
      Ⅰ 序
      Ⅱ 基本構想
      Ⅲ 基本的な問題意識と考察様式
      Ⅳ 基本的概念
      Ⅴ 結
     第4章 本格的な生産能力理論の誕生
      Ⅰ 序
      Ⅱ 生産能力の概念
      Ⅲ 本格的な生産能力理論の生成
      Ⅳ 生産能力理論と科学的管理
      Ⅴ 結
     第5章 企業生産縮小論の展開
      Ⅰ 序
      Ⅱ 企業生産縮小論の基礎
      Ⅲ 生産縮小の概念
      Ⅳ 過小収益性と生産縮小の意義
      Ⅴ 生産縮小の本質と形態
      Ⅵ 結
     第6章 価格下限論の生成
      Ⅰ 序
      Ⅱ 全部補償と部分補償
      Ⅲ 部分補償問題と価格下限論
      Ⅳ 比例率と価格下限
      Ⅴ 新たな価格下限論の展開
      Ⅵ 結
     第7章 経営休止論のさきがけ
      Ⅰ 序
      Ⅱ 経営休止論の基礎
      Ⅲ 経営休止と企業管理者
      Ⅳ 休止原価と価格下限
      Ⅴ 経営休止と法的規制
      Ⅵ 結
    第3部 危機マネジメントの理論
     第8章 企業危機と危機マネジメント論
      Ⅰ 序
      Ⅱ 危機マネジメント論の考察様式
      Ⅲ 危機と企業危機
      Ⅳ 企業危機の原因
      Ⅴ 危機マネジメント
      Ⅵ 3次元危機マネジメント
      Ⅶ 結
     補論1 危機マネジメントの実態
      Ⅰ 序
      Ⅱ ベルガウアーの構想
      Ⅲ ベルガウアーの調査
      Ⅳ 結
     補論2 危機マネジメントの制約問題
         ―経営組織法の改正と補償計画―
      Ⅰ 序
      Ⅱ 補償計画とその帰結
      Ⅲ 補償計画と規制緩和の要求
      Ⅳ 経営組織法の改正
      Ⅴ 結
    初出一覧
    欧文文献目録
    事項索引
    人名索引
  • 出版社からのコメント

    企業危機を回避・克服するためのマネジメントの解明および体系的な危機マネジメント論の構築を主題とする。
  • 内容紹介

     ヨーロッパは、1970年代の後半から、「栄光の30年」の終焉と「経済不振の時代」の幕開けを迎えた。その意味で、1970年代は経済の分水嶺であると言われている。ドイツも1970年代後半から経済の不振・低迷期が始まり、企業が危機的な状況に見舞われることが多くなっている。そして、企業倒産などの企業危機を象徴する事態が多発し、有名企業の破綻が相次いでいることは周知の事実である。それゆえ、企業としては、かかる事態に対処することを余儀なくされたのである。このような事情に規定されて、危機マネジメントが焦眉の問題となった。他方では、このような状況に対応することができず機能不全に陥っていた法的および制度的環境の整備が行われ、この結果、新しい倒産法が制定されたのである。この法律はアメリカの連邦倒産法の影響を強く受け、倒産はしたが存続するためのポテンシャルをなお有する企業の再生をも視野に入れたものである。企業危機の克服=企業再生ということが強く志向されている。それゆえ、企業危機克服や企業再生のためのマネジメントが重大な関心事となったのである。
     このような実践における要請に応える形で、多くの危機マネジメントに関する研究が発表されるようになった。それらの研究においては、企業危機の一般的な定義、企業危機の症状、企業危機の原因、企業危機の回避・克服のための諸方策などが取り上げられている。最近ではようやく本格的な研究が表れ始めているのであるが、危機マネジメント論は未だ啓蒙の域を出ていないといわざるを得ない。また、少なからぬ研究が実務家によって為されているということもあって、確固とした理論的な基礎の上に構築された危機マネジメント論はそれほど多くはないというのが実情である。固定費理論に基づく危機マネジメント論すなわち固定費志向的危機マネジメント論の形成を企図した所以である。
     「学」の形成のためには「学史」の研究が不可欠である。したがって、本書においては、学史的研究を基礎とする危機マネジメント論の構築を試みる。ただし、新たな方法論が展開されているわけではなくて、先輩たちが遺された財産を大いに利用している。
     第1部においては、問題意識および研究方法が明確にされた後に、考察の拠点としての固定費問題が確認される。さらに、危機マネジメント論の生成の背景が明らかにされる。第2部においては、危機マネジメントが本来的にいかなる問題であるかということが確かめられる。また、早くから、固定費問題の解明や危機マネジメントの体系的な論述のための努力が行われていたことが明らかにされる。第3部においては、第1部および第2部で得られたことを基礎として、一般理論としての体系的な危機マネジメント論の構築が試みられている。なお、補論においては、危機マネジメントの実態、危機マネジメントを実行する際の重要な制約となる補償計画の問題が取り上げられている。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    深山 明(ミヤマ アキラ)
    1949年2月神戸市に生まれる。1972年3月関西学院大学商学部卒業。1977年3月関西学院大学大学院商学研究科博士課程修了。1977年4月関西学院大学商学部専任講師。1981年4月関西学院大学商学部助教授。1987年4月関西学院大学商学部教授。1990年3月商学博士
  • 著者について

    深山明 (ミヤマ アキラ)
    深山明(みやまあきら)
    1949年2月 神戸市に生まれる
    1972年3月 関西学院大学商学部卒業
    1977年3月 関西学院大学大学院商学研究科博士課程修了
    1977年4月 関西学院大学商学部専任講師
    1981年4月 関西学院大学商学部助教授
    1987年4月 関西学院大学商学部教授
    1990年3月 商学博士

企業危機とマネジメント [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:森山書店
著者名:深山 明(著)
発行年月日:2010/07/06
ISBN-10:483942098X
ISBN-13:9784839420987
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:経営
言語:日本語
ページ数:283ページ
縦:22cm
横:16cm
厚さ:2cm
重量:500g
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