「逃げるな、火を消せ!」戦時下トンデモ「防空法」 [単行本]

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    • 「逃げるな、火を消せ!」戦時下トンデモ「防空法」 [単行本]

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「逃げるな、火を消せ!」戦時下トンデモ「防空法」 [単行本]

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出版社:高電社
販売開始日: 2016/11/05(販売終了商品)
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「逃げるな、火を消せ!」戦時下トンデモ「防空法」 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    空襲にも安全神話があった!?空襲が予想される都市から逃げることは、戦時中の“防空法制”によって禁止されていた。「御国のために命を捨てて消火せよ!」「空襲は怖くない!」そして被害は拡大し、多くの国民が死んでいった…。この狂気を図版200点以上のリアルさで実体験してください!
  • 目次(「BOOK」データベースより)

    1 総力戦体制の確立(昭和三年~昭和十五年)―魅惑の防空演習と防空法、日常に入り込む戦争(日本初の防空演習
    防空法の制定(昭和十二年三月三十日) ほか)
    2 戦勝ムードのなかで(昭和十六年~昭和十七年)―空襲は怖くない、消火は簡単、防空は「国民の義務」(隠密に実施せよ―昭和十六年七月の「緊急処置」
    「国民防空訓」―避難、退去は一切許さぬ ほか)
    3 泥沼化する戦争(昭和十八年~昭和十九年)―猛火へ飛び込め、命を捨てろ、悲壮な防空指導(『時局防空必携』の改訂
    決死の防空訓練 ほか)
    4 無謀な本土決戦へ(昭和十九年~昭和二十年)―死んでもバケツを離さず、神がかりの防空美談(二年半ぶりの敵機来襲―北九州空襲
    沖縄十・十空襲 ほか)
    5 空襲の焼け跡を生きて…戦災孤児、空襲被災者の戦後(親を失った戦災孤児たち
    毎日増えていく餓死者 ほか)
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    大前 治(オオマエ オサム)
    1970年生まれ。弁護士。大阪大学法学部卒業。鉄道会社勤務を経て、2000年に司法試験合格。大阪京橋法律事務所開業。自衛隊イラク派兵違憲訴訟、大阪市思想調査アンケート国賠訴訟の弁護団に参加し、憲法課題に取り組む。青年法律家協会大阪支部議長などを歴任。2015年6月から日本弁護士連合会立法対策センター事務局次長。大阪空襲訴訟では、戦時中の国策の解明を担当。各地での取材調査や国立公文書館での資料収集を行なう
  • 内容紹介

    「逃げるな、火を消せ!」のために、空襲被害を拡大させた防空法。空襲が予想される都市から、逃げることは、戦時中の“防空法制”によって避難は禁止されていた。「御国のために命を捨てて消火せよと強制された」、「徹底した情報統制と安全神話で、空襲は怖くないと宣伝されていた」というトンデモな防空法。
    本書は、戦時中の市民がおかれた状況を具体的にイメージできるように、戦時中の出版物や写真をたくさん掲載して、この法律のあまりのトンデモさをリアルに理解できる本である。
  • 著者について

    大前 治 (オオマエオサム)
    1970年生まれ。弁護士。大阪大学法学部卒業。鉄道会社勤務を経て弁護士に。大阪京橋法律事務所開業。自衛隊イラク派兵違憲訴訟、大阪市思想調査アンケート国賠訴訟の弁護団に参加し、憲法課題に取り組む。青年法律家協会大阪支部事務局長などを歴任。2015年6月から日本弁護士連合会立法対策センター事務局次長。大阪空襲訴訟では、戦時中の国策の解明を担当。各地での取材調査や国立公文書館での資料収集を行う。共著に『検証 防空法―空襲下で禁じられた避難』(法律文化社)、『大阪空襲訴訟は何を残したのか』(せせらぎ出版)がある。

「逃げるな、火を消せ!」戦時下トンデモ「防空法」 の商品スペック

商品仕様
出版社名:合同出版
著者名:大前 治(著)
発行年月日:2016/11/01
ISBN-10:4772612823
ISBN-13:9784772612821
判型:A5
対象:一般
発行形態:単行本
内容:社会科学総記
言語:日本語
ページ数:223ページ
縦:21cm
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