近代民事訴訟法史・オーストリア(学術選書〈134〉―民事訴訟法) [全集叢書]
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近代民事訴訟法史・オーストリア(学術選書〈134〉―民事訴訟法) [全集叢書]

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出版社:信山社
販売開始日: 2016/01/28
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近代民事訴訟法史・オーストリア(学術選書〈134〉―民事訴訟法) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    クラインは卓越した才能の持ち主であった。あれだけの数の条文、それを根拠づけた提案理由書をわずか2年ほどのうちにまったく独力で起草したとは、ただ敬服のほかはない。クラインは最上級の学識者、法制官僚であった。
  • 目次

    第一部 一七八一年の一般裁判所法――啓蒙主義と民訴法――

    一 マリア・テレジアとフリードリヒ大王
     (1) 国事詔書/(2) 第一次シュレージェン戦争/(3) 第二次シュレージェン戦争/(4) 七年戦争
    二 オーストリア世襲領とベーメン地方
     (1) オーストリア世襲領/(2) ベーメン地方
    三 マリア・テレジアの内治改革
     (1) 前期と後期/(2) 中央官庁群/(3) 最高司法庁の創設/(4) 国事顧問会
    四 法令の統一――編纂委員会――
     (1) ーメン地方の動き/(2) 編纂委員会/(3) ブリュンの委員会/(4) ヴィーンの委員会/
     (5) 訴訟法への特化/(6) 報告委員の交替/(7) 印刷の裁許なし(!?)/(8) 審議の継続
    五 AGOの実現――ヨーゼフ二世――
     (1) ヨーゼフ二世の啓蒙政策/(2) AGOの公布と施行/(3) 等族と証人宣誓/(4) 三審制と国王裁判所/
     (5) 施行の延期/(6) ヨーゼフ二世の死去と諸政策の行方
    六 AGOの諸制度
     (1) 書面審理主義/(2) 証拠判決/(3) 文書目録作成手続/(4) 弁論の更新の禁止――同時提出主義――/
     (5) 裁判官と弁護士
    七 AGOとCJF
     (1) プロイセンのCJF/(2) AGOとCJF
    八 AGOの修正――西ガリチン法――
     (1) 西ガリチン法の成立/(2) 西ガリチン法の施行地域

    第二部 一八九五年の民訴法――社会政策と民訴法――

    一 一八九五年法に先立つ諸草案・法律
     (1) 口頭主義・公開主義の採用/(2) 一八六二年の草案/(3) 一八六七年の草案/(4) 一八七三年の少額事件手続法/
     (5) 一八七六年の草案
    二 フランツ・クラインの出現
     (1) 大学卒業まで――恩師アントン・メンガー――/(2) 司法省入省まえ/(3) 論文「未来」と司法省入り
    三 一八九五年法の審議
     (1) 「社会政策」の時代/(2) 帝国議会への提出/(3) 帝国議会での審議
    四 一八九五年法の主な特色
     (1) 受給権/(2) 準備手続/(3) 第一回期日/(4) 当事者一方の欠席/(5) 真実義務/(6) 訴訟指揮権/
     (7) 口頭弁論調書とその法効果/(8) 更新権の制限
    五 議会審議中のクラインの著作
     (1) 「末来の訴訟における当事者代理」/(2) 『口頭主義の諸タイプ 一八九三年のオーストリア民訴法草案の判断のための資料』/
     (3) 「オーストリアの新しい民訴諸法案」
    六 ドイツ人からみたオーストリア新法案
     (1) ベーアの「オーストリアの新しい民訴法」/(2) ヴァッハの『口頭主義――オーストリア民訴草案における――』/
     (3) フィアーハウスの「オーストリア新民訴法案の議会での取扱い」
    七 法施行の準備
    八 法施行後のクラインの著作
     (1) 『民訴実務に関する講義』/(2) 『訴訟における時代思潮』/(3) 『オーストリアの民事訴訟』
    九 クラインの昇進
     (1) 超速昇進/(2) 日本からの叙勲/(3) 大学の招へい
    一〇 二度の司法大臣・総選挙・講和条約
     (1) 二度の司法大臣/(2) 総選挙――「市民・民主」党/(3) 講和条約――サン・ジェルマンへの使節
    一一 クラインの死去
    一二 オーストリア法の外国への影響
    一三 むすび

    人物略伝
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    鈴木 正裕(スズキ マサヒロ)
    1932年東大阪市に生まれる。1955年京都大学法学部卒業。1970年神戸大学教授。1991年神戸大学学長。1995年神戸大学名誉教授。1996年甲南大学教授。現在、弁護士(1995年より)
  • 出版社からのコメント

    日本民訴法の源流・オーストリア法研究
  • 内容紹介

    「わが国の民訴法は、ドイツ法系に属する。本書では、ドイツ法系の民訴法史に大きな痕跡を残したオーストリアの2つの民訴法典をとり上げよう。その一つは、1781年の一般裁判法である。女帝として有名なマリア・テレジアとその長子ヨーゼフ2世の統治時代の産物である。2つめは、1895年の民訴法典である。ドイツ法系民訴法史に残した痕跡ではこのほうが1つめよりよほど巨大である。」
  • 著者について

    鈴木 正裕 (スズキ マサヒロ)
    1932年大阪府東大阪市生まれ、1955年京都大学法学部卒業、1970年神戸大学教授、1991年神戸大学学長、1995年神戸大学名誉教授、1996年甲南大学教授、1995年より弁護士

近代民事訴訟法史・オーストリア(学術選書〈134〉―民事訴訟法) の商品スペック

商品仕様
出版社名:信山社
著者名:鈴木 正裕(著)
発行年月日:2016/01/20
ISBN-10:4797223642
ISBN-13:9784797223644
判型:B5
対象:専門
発行形態:全集叢書
内容:法律
言語:日本語
ページ数:212ページ
縦:21cm
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