時代物浮世草子論―江島其磧とその周縁 [単行本]
    • 時代物浮世草子論―江島其磧とその周縁 [単行本]

    • ¥4,400132 ゴールドポイント(3%還元)
    • 在庫あり2025年10月20日月曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届け
100000009002523513

時代物浮世草子論―江島其磧とその周縁 [単行本]

価格:¥4,400(税込)
ゴールドポイント:132 ゴールドポイント(3%還元)(¥132相当)
お届け日:在庫あり今すぐのご注文で、2025年10月20日月曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届けします。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:笠間書院
販売開始日: 2016/03/04
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可
店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

時代物浮世草子論―江島其磧とその周縁 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    西鶴没後の小説界を牽引した作者江島其磧の作品を再定義する。其磧が数多く残した歌舞伎・浄瑠璃を典拠とする長編小説「時代物浮世草子」。作者の独自性が無いと低評価が続いていたこれらの作品群を習作から順に取り上げ、後世の作家に与えた影響まで丹念に考察。其磧研究に新たな視点を提示する!
  • 目次

    序章

    第一章 時代物浮世草子の習作
     ─其磧の赤穂浪士もの

    第一節 『けいせい伝受紙子』論─「陸奥」の人物造型を中心に─
    第二節 『けいせい伝受紙子』の独自性─男色描写と野村事件─
    第三節 『忠臣略太平記』試論─其磧作の可能性を求めて─
    第四節 まとめ

    第二章 其磧と演劇
     ─時代物浮世草子を考えるために

    第一節 其磧と荻野八重桐
        ─『風流七小町』『桜曽我女時宗』『女将門七人化粧』を中心に─
    第二節 『安倍清明白狐玉』論
        ─浄瑠璃・歌舞伎における晴明ものの系譜として─
    第三節 『鬼一法眼虎の巻』と「鬼一法眼三略巻」─浄瑠璃ずらし─
    第四節 時代物浮世草子作者論
    第五節 まとめ

    第三章 時代物浮世草子の消長
     ─演劇と江島其磧への視座から

    第一節 八文字屋本の中の都賀庭鐘─『四鳴蝉』私論─
    第二節 其磧と初期洒落本─『本草妓要』「漂游総義」を中心に─
    第三節 上田秋成『諸道聴耳世間狙』と歌舞伎─團十郎を中心に─
    第四節 其磧没後の浮世草子─『怪談御伽桜』とその周辺─

    結章

    資料 1 時代物浮世草子典拠作一覧
       2 蓍屋勘兵衛出版事項年表
       3 北田清左衛門出版事項年表

    初出一覧
    あとがき
    索引【作品名・人名】
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    宮本 祐規子(ミヤモト ユキコ)
    昭和52年(1977)生まれ。平成14年(2002)、日本女子大学大学院文学研究科日本文学専攻博士前期課程修了。平成20年(2008)、日本女子大学大学院文学研究科日本文学専攻博士後期課程単位取得満期退学。平成23年(2011)9月、日本女子大学大学院文学研究科において博士の学位(文学)取得。現在、清泉女子大学・日本女子大学非常勤講師
  • 内容紹介

    西鶴没後の小説界を牽引した作者
    江島其磧(えじまきせき)の作品を再定義する

    其磧が数多く残した歌舞伎・浄瑠璃を典拠とする
    長編小説「時代物浮世草子」。
    作者の独自性が無いと低評価が続いていた
    これらの作品群を習作から順に取り上げ、
    後世の作家に与えた影響まで丹念に考察。
    其磧研究に新たな視点を提示する!

    【其磧は、浄瑠璃脚本に関わり、役者評判記の執筆という演劇に近しい場所から作家として出発した。長年携わり、自家薬籠中のものであった演劇から、枠組み(あるいは世界)を借りて、演劇からの趣向と浮世草子の知識を自由に取りこみながら作り上げた作品群が、時代物浮世草子と言える。其磧にとって、晩年になって出発点に回帰してきたとも言え、作家としての集大成でもあったのではなかろうか。そう捉え直すと、従来の低い評価に再考の必要があるかと思われる。(中略)本書では、従来の時代物浮世草子の評価を再定義し、後の浮世草子への影響も含め、浮世草子周辺ジャンルとの密接な関係と、その文学史的位置づけを明らかにしたい。……「序章」より】
  • 著者について

    宮本 祐規子 (ミヤモト ユキコ)
    昭和52年(1977)生まれ。平成14年(2002)、日本女子大学大学院文学研究科日本文学専攻博士前期課程修了。平成20年(2008)、日本女子大学大学院文学研究科日本文学専攻博士後期課程単位取得満期退学。平成23年(2011)9月、日本女子大学大学院文学研究科において博士の学位(文学)取得。現在、清泉女子大学・日本女子大学非常勤講師。

時代物浮世草子論―江島其磧とその周縁 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:笠間書院
著者名:宮本 祐規子(著)
発行年月日:2016/02/29
ISBN-10:430570787X
ISBN-13:9784305707871
判型:A5
対象:一般
発行形態:単行本
内容:日本文学小説
言語:日本語
ページ数:324ページ
縦:22cm
他の笠間書院の書籍を探す

    笠間書院 時代物浮世草子論―江島其磧とその周縁 [単行本] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!